第36話 あいつはねドスケベなのよで信頼できるけどエロい

 かくして、京都女新鮮組による突然のちん入により、僕と天道寺さんの抜き差しならないやりとりはあっけない最後を迎えた。そして、僕ことスケコマシ浮気旦那は捕縛され、しょんぼりスケベ首引き回しになったのである。


 うぅん、このくだらない感じ。

 せっかくのシリアスなのに、ギャグ入れて茶化して止めるのやめてくれます?


 なんというか、割と冗談の入る余地のない真面目なやりとりをしていたので、止めてもらったはいいものの梯子を抜かれた気分が強かった。


「いやぁー、けどぉー、あーちゃんにはぁー、これ以上ぉー、複雑怪奇な女心をー、扱うのは無理かなぁー、ってぇー、心配したのよぉー?」


「しこたまなぐっていうことがそれ?」


「センパイ大丈夫ですか? ちょっとこれを見てください、何カップに見えます?」


「……何カップって言えば僕は殴られないんですか?」


 素直にサイズを言っても、お世辞で盛って言っても、絶対殴るという強い意志を相沢から感じる。よっぽど先ほどの名乗りが恥ずかしかったのだろう。


 なら最初からやるなよ。もう。


「ひめ三番隊組長! 下手人、喋りません! どうしましょう!」


「うーん、やっちゃえー!」


「もういいでしょ! もう充分殴ったでしょ! ひどいよ君たち!」


 とまぁ、そんなトンチキなやりとりを交えつつ、仕切り直し。


 バニーガール姿から一転ストレッチジーンズ。

 白地に青色の横ストライプが入ったインナーにリネンのシャツという私服に着替えた天道寺さん。彼女が用意した椅子に腰掛け、僕らは少し話をすることにした。


 話題はそう千帆たちだ。

 なぜ、二人がここに居るのか。


 待ち合わせ場所で杉野と合流するのではなかったのか。

 というか、そもそも彼女たち、からふね屋でかき氷食べているはずなのでは。


 そう思考して、僕は彼女たちが今日訪れた女の子デートの地が、ここ――天道寺さんのバイト先にほど近いことに気がついた。


 まさか、もしかして……。


「千帆、あなたに教えたバイト先はここじゃなかったのに、なんで?」


「え、ちょっと、天道寺さん? なにそれ、どういうこと? 千帆は、ここのことを知っているんじゃなかったの?」


「それよぉー! 私が文ちゃんのぉー、バイト先をー、知っているって嘘ついてたのよぉー! あーちゃんとー、二人きりの時間をー、作るためにぃー!」


「……え? もしかして、ここに呼ばれたのまで含めて、天道寺さんの計画なの?」


 天道寺さんが無言で目を伏せる。

 黙るということはそうなのだろう。


 まったく僕に自覚がなかったところがまた怖い。

 すっかりと僕は天道寺さんにだまされていた。


 ていうかちょっと待って。ループ前に集合するという提案をした瞬間から、彼女はこの計画を練っていたってこと? 僕の素性を話してから、数十分も経っていなかったよ? あの短い時間で、ここまで絵図を考えて行動してたとか怖くない?


 天道寺さん、まじで、ちょっと恐ろしい人だ。


 そして、それを見破る僕の妻も、相当すごい。


「でも、気づく余地なかったよね? 何を切っ掛けに気がついたの?」


「もぉー、忘れたのぉー? 私がぁー、未来からぁー、来たってことぉー!」


「……あ!」


「文ちゃんのぉー、バイト先くらいー、覚えてるよぉー! この先の未来でー、遊びに行ったのぉー! この当時にぃー、ここで働いてるのはぁー、知ってたからぁー、嘘の住所なんて教えたらぁー、何か企んでるなぁーって、思うのが普通じゃーん!」


「……そっか、未来で私、千帆をここに連れてくるんだ」


「そうだよぉー! もぉー、まだまだだ詰めが甘いなぁー、文ちゃんってばぁー! 私の旦那をー、つまみ食いするならぁー、もっと上手くやりなよぉー!」


「うまくやればいいもんでもないでしょ?」


 それは確かに千帆のナイスプレーだ。

 という訳で、彼女は早速頼りになる後輩兼相棒と密議を交わし、僕と別れて行動すると偽って張り込んでいたのだ。


 まず間違いなく、彼女が僕になにかしらを仕掛けてくると踏んで――。


 たはー、やられた。

 こりゃ敵わんわ。


 僕が散々ダメ推理かまして、あれこれ失敗しているのに、何を鮮やかに事件を解決しているのよ。千帆さん、その頭脳をタイムリープの脱出に使ってちょうだいよ。


 けどまぁ、千帆はタイムリープエンジョイ勢だから、してくれないんだろうな。

 しくしく。


「まぁー、文ちゃんがぁー、悩んでるのは知ってたしぃー。私もぉー、文ちゃんの身体のことはぁー、知ってたしぃー。悪戯くらいならぁー、許してあげてもぉー、いいかなぁーって、思ってたのぉー」


「あ、知ってたんだ。千帆も天道寺さんの身体のこと」


「クラスの女子も半分くらいは知ってるわよ。体育とかでどうしてもウィッグ外したりしなくちゃいけない時とかあるし。まぁ、こんな派手な金髪していて、先生に怒られないんだもの。気づく人は事情があるんだなって気づくわよね。千帆には私から話してたけれど」


「ねぇー? けどぉー、人の旦那を使ってぇー、初体験なんてぇー、私もちょっと想像できなかったなぁー。エロエロ過ぎないー? 文ちゃーん?」


「……だって、男の友達なんていないし。それに、千帆の未来の旦那さんだったら、男性として信頼できるだろうし。私のことも理解してくれるかなって」


「あ、そこは本当にメロドラマみたいな理由なんだね?」


「人の旦那ってぇー、信頼感あるよねぇー。この人はー、誰かが選んだ人なんだーってー、いうー、謎の信頼感がぁー」


「千帆さん、なにそれ、そういうの言われると旦那として怖いんだけれど」


 しないよね、しないよね、千帆は不倫とかしないよね。浮気しないよね。

 僕のこと一筋だよね。さんざん僕が浮気疑惑を起こすと、こんな感じで独占欲という名の鞭を振るうくせに、外に男とか作ってないよね。


 そんな浮気する気持ち分かるとか言われると僕は困るよ。


 千帆の浮気を想像して、思わず体温が下がる僕。そんな僕の様子を察して、千帆はすぐに違うのよぉーと笑顔で言ってくるのだった。


 けど笑顔で言う要素なくない。

 してないよね、千帆さん? 僕は君を信じているからね?


「あのねぇー、やっぱりねぇー、女の子ってぇー、いろいろと不安なのよぉー。はじめての経験はぁー、やっぱりぃー、ちゃんとしておきたいなぁーって、思うものなのよぉー。だからねぇー、ちゃんとやれてるぅー、保証書つきなぁー、結婚している男の人をー、ついついー、追っちゃうものなのよぉー」


「……そんな男を車かなんかみたいに」


「そりゃぁー、事故車よりもぉー、走行距離走りすぎじゃないくらいにぃー、そこそこでぇー、清潔感のある車のほうがぁー、乗りたくなるでしょー?」


「納得できるけれど不安になる例え」


 ほんとやってないよね。

 怖いんだけれども。


 うちの妻がエロいのは知っていたけれど、違う意味でもエロくって怖い。僕だけにエロい人妻でいてちょうだい。お願いだから、それを外にまで発揮しないで。


 もぉー、大丈夫よぉー、と、僕にすり寄ってくる千帆。

 うりうりといじける僕を肘で小突くあたり、これまた絶対彼女にはめられたな。


 ちくしょう!


 いいもん未来に戻ったら、いっぱい甘えてやるんだから!

 覚悟しとけよ千帆! もう、ドン引きするくらい甘えるからな!


 ふん!


 僕は腕を組みふんぞり返り、精一杯の亭主関白を演じてみせる。

 けれどももちろん、僕の妻にもその友達にも、そんな僕の思いは伝わらない。

 男ってのは、結局、女性の前でとことん無力なのだった。


「まぁー、そういう訳だからぁー、あーちゃーん、勘違いしちゃダメよぉー?」


「そうですよセンパイ。センパイみたいなクズ童貞勘違い男子、好きになる女性なんて世の中に一人か二人くらいしかいないんですからね。チラチラ」


「郁奈ちゃーん? 色目使っちゃダメでしょー? なにぃー、チラチラってぇー?」


 千帆が相沢をかまいはじめる。

 冗談ですよと相沢はすぐに弁明していたが、こっちを見る目は間違いなく、冗談なんかじゃなかった。本気で、まだいろいろと諦めていない目だった。


 さてそんな感じで打ちひしがれる僕に再び視線が飛んだ。


 千帆も相沢もまだやりあっている。

 となると、残っているのは天道寺さんだ。


 僕の正面、テーブルを挟んで向こう側に座った彼女は、金色をした前髪を揺らしてこちらを窺っていた。


「……あっと、ごめんね、鈴原。そういう訳だから。けど、私のこと、ちゃんと受けとめてくれたのは嬉しかったよ。友達になってくれたのも」


「あぁ、うん。大丈夫だよ。全然これくらい平気さ。なにせ、天道寺さんは僕の妻の親友だからね。もちつもたれつってことにしておこう」


「……あのね! それで、よかったらなんだけれど! 私、ほら、男友達はもちろん、ほとんど友達いないから! その……だから、ね!」


 あれ、これ、もしかして、世界に三人目できた感じじゃないです?

 僕のことを思ってくれる三人目の女性できた感じじゃないです?


 とか思ったら、隣の千帆がめっちゃ僕を見てきた。

 いまだかつて見たことのない、鬼の形相で僕を見てきた。

 天道寺さんが言い寄る分には問題ないけれど、それで調子に乗って僕から近づくようなら容赦しないと、身体全体から気を発していた。


 分かるんだよ、僕と千帆は夫婦だから。

 考えていることなんて、そのオーラを見ればすぐ分かるんだよ。


 はい、ごめんなさい。

 調子に乗りません。


 僕はゴミクズ系童貞男子です。千帆さんしか生涯愛しません。しくしく。


「だめよぉー、文ちゃんったらぁー! そんなことしたらぁー、文ちゃんのぉー、未来の旦那さまがぁー、悲しんじゃうんだからぁー!」


 諫めるように千帆が天道寺さんに言う。

 はい、と、シュンとした僕と天道寺さんだったが、ふと、千帆の発言を思い起こして僕たちは顔を見合わせた。


 言ってるそばから視線で会話するなと怒られたが、それは無理というもの。


 だって――。


「千帆。入って来たときも言っていたけれど、君は天道寺さんの旦那さんのことを覚えているのか?」


「えぇー? うんー? 覚えているけれどぉー?」


「……嘘! 未来の千帆も、私の旦那さんのことを知っているの?」


「知っているっていうかぁー、まぁー友達だからぁー。あとぉー、聞こえていたけれどぉー、文ちゃんがぁー、海外に行った理由もぉー、相談されて知ってるよぉー?」


 なんで?


 千帆、君、僕と同じで記憶を書き換えられていたんじゃないのか?

 僕と同じで、杉田と天道寺さんの恋人の情報を消されているんじゃなかったのか?


 どうしてそれを覚えているんだ?

 僕だけが消されたとでも言うのか?

 なんで君は、未来のことをちゃんと覚えているんだ?


 いや、疑問はいろいろとあるが、まずは聞かなくちゃいけないことがある。


 ぽかんとした顔をしてこちらを見る千帆。

 天道寺さんとその彼氏の国際レベルの遠距離恋愛の真相を、僕ももちろん知っているだろうという顔だった。だが、これを無視して、僕は彼女にあえて聞く。


「教えてくれ千帆。天道寺さんの恋人はいったい誰なんだ? そして、どうして二人は、遠く日本とヴェネツィアで暮らしているんだ?」


「お願い、千帆。貴方も言ってくれるなら、私も、自分の未来を信じられるわ」


 誰って。

 なんでって。


 どもったような声で千帆が呟く。


 少し面倒くさそうに顔をしかめてから彼女は、しょうがないなぁと、そのウェーブがかった髪の毛を振って、ため息を吐いた。


「文ちゃんの彼氏はぁー、二人の同級生のぉー、杉田良平くんだよぉー?」


「……やっぱり! 杉田の推理の通りだ!」


「……杉田、くん? えっ、嘘? そうなの? え、というか、杉田くんなの? 私の未来の旦那さんって、あの杉田くんなの?」


「そうだよぉー? 高校の夏――つまりもうすぐ付き合いだしてぇー、それからずっと恋人やってるよぉー? ラブラブなんだからぁー! あとねぇー、未来の7月14日にぃー、入籍する予定なんだよぉー!」


 未来の7月14日って。

 たしか今日も7月14日だよな。


 これって、何かの偶然か――。


 って、そうか、記念日だ!


 杉田と天道寺さん、結婚記念日を二人が出会った日に設定したんだ。


 僕たちがやったのと同じ奴だ。

 こいつら、僕たちのまねっこしやがったんだ。

 そして、もしその推測が正しいんだとしたら。


「すげぇや杉田! あいつ、マジで僕たちのタイムリープの謎を、ずばりと今ある情報だけで当ててみせやがった!」


「えー、なにー、どうかしたのぉー?」


「えっ、えっ、ちょっと、話についていけてないんですけれど! なに、どういうことですかセンパイ!」


「いや、いい、それはいい。すぐに後で説明するから」


 それよりも、もう一つの質問をはっきりさせた方が良いだろう。杉田も、そして、彼の恋人と確定した天道寺さんも、気にしていたあの話を。

 どうして天道寺さんは、これほどまでに欲していた、少女の憧れである恋人を置いて、遠くヴェネツィアまで旅立ってしまったのだろうか。

 なぜ彼女は、そんな決断をしなくてはいけなかったのか。


 その答えを。


 はたして千帆、彼女は一度咳払いをすると、僕たち二人を見つめる。真剣な眼差しが、そこに話すのに相応の覚悟がいる理由があるのを告げていた。

 けれども、僕たちはそれを聞かなくてはいけない。


 二人の未来の真相を知らなくてはいけない。

 この謎さえ解ければ、理解して飲み込めれば、天道寺さんは救われるのだから。


「それでねぇー、言いにくいんだけれどぉー、文ちゃんがぁー、ヴェネツィアに引っ越しちゃったぁー、理由はねぇー」


「理由は?」


「お願い、千帆、教えて。どんな残酷な理由でも、私は受け止めるから」


 それは、と、一呼吸置いて千帆。

 その真剣な顔が、途端に真っ赤になったかと思うと、彼女は少し顔を僕たちから逸らして、なんだか恥ずかしそうに小さく口を動かした。


 はたして、その理由は。


「アイツがぁー、超が付くほどのドスケベ野郎でぇー、あんまりにもぉー、スケベなもんだからぁー、文ちゃんがぁー、まいっちゃったのよぉー」


「……は?」


「……スケベすぎる?」


 そうよぉー、と、顔を真っ赤にして言う千帆。


 いや、君もたいがいスケベだろう。

 何をそんな顔を真っ赤にしているんだ。


 というか、スケベすぎて参って遠距離恋愛ってどうなの。

 いくら天道寺さんが、売れっ子小説家だからってスケールがでかすぎる。

 どうして、そこまで。


「あのねぇー、文ちゃんがぁー、未来で書いてるぅー、小説ってねぇー、割とぉー、濡れ場がぁー、多いのよぉー」


「割と濡れ場が」


「多い」


 あ、これ、嫌な予感がするぞ。

 ひょっとしなくても嫌な予感がするぞ。

 もうなんというか、オチが見えてきましたよ。


 ありますよね、なんていうか、閉じた世界にいるとそれが普通みたいに思っちゃうことって。僕も時々あるんだけれど、これが普通の夫婦の夜の営みと思って酒の席で話したら、いやそれはアブノーマルだってドン引きされたりするんです。

 それで、そのことを千帆に話すと、なんでそんな変態なこと話したのって、ガチめにキレられるんです。いや、ほんと。


 いやー。


 これはそれのちょっと規模のでかい奴だな、さては。


「それでねぇー、気にせずぅー、最近までぇー、書いてたんだけれどぉー。サイン会でぇー、ファンの子からぁー、すっごいプレイですねぇー、やらないですよこんなの普通ぅー、ってぇー、言われたらしくてぇー」


「まじか」


「うわぁー、サイテーじゃないですか」


「……え! えぇっ! ええええええ!」


「それでぇー、担当編集に確認したらぁー、先生わざとやってたんじゃぁー、なかったんですかぁー、過激なファンサービスだとぉー、思ってましたってぇー」


 はい、これ、杉田の奴が十割悪い案件。

 あいつ、天道寺さんのこと、大切にするとか言っておいて、なにやらかしてやがるの。ホント、バカなんじゃないの。バカ、ホントバカ。エロザルなんだから。


 けど、同じ仲間がいて、ちょっと安心。


 嫁にはいつだって、僕のためにエッチでかわいくあって欲しいよね。そのために、ちょっと変態チックなプレイを、普通だよとか嘘言ってやってもらったりとかするよね。そして、ばれてしばかれるところまでワンセットだよね。


 ほんと、そういう所だぞ、杉田。


「それでぇー、これ以上ぅー、杉田くんといたらぁー、私もぉー、人前に出られない痴女になっちゃうーって。だから距離置くーって。ヴェネツィアまでぇー」


「わぁー、すごくくだらない上にピュアピュアな遠距離恋愛の理由」


「……なんですこれ? バカップルのバカな夜の営み聞かされただけ? は?」


「はっ! はぁあああああっ! はっ、はぁあああああ? なにその理由!」


 意味が分からない、なんでそんなくだらない。

 というか、いったい何してんのよ杉田くん。


 そんな言葉を繰り返して、机を叩いてはしゃぐ天道寺さん。

 ただまぁ、そんな台詞に反して、割と顔は嬉しそう。


 この子もたいがいスケベなんだなぁ。


 なんだ、ただのスケベカップルだったか。

 心配して損した。


 僕は自分たちのことを棚に上げて白目を剥いた。


「ちなみにぃー、私が聞いた限りでぇー、一番イージィーなのがぁー。ごにょごにょごにょごにょ……」


「……えぇっ! 手を使わないで六時間ぶっ続けてお互いの身体をな」


「わーっ! だめぇーっ! 言っちゃダメだよぉーっ! 乙女なんだからぁー! そういうのはぁー、口にしちゃダメぇー!」


「……千帆さん? 今更では?」


 ダメよそれはダメよいくらなんでも。

 そう自分に言い聞かせながら天道寺さん、彼女の顔はまた少し嬉しそうだった。


 うぅん、やっぱ、似たような人間がカップルになるんだなぁ。

 そういうことだけかもしれないけれど。


 ほんと、ただのスケベカップルかよ、ハッハーン!

 これまでの心配なんだったのよ、もうっ!


 いいけどさ!

 お幸せに!


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