応援コメント

第伍章 お見合い騒動の始末」への応援コメント

  • 副ギルド長も経歴が凄い人だったんですね。
    三下との魔法戦といい、ボスキャラとの駆け引きからの粉塵爆発フィニッシュまでの流れが燃える展開でした。
    雨降って地固まる感じで二人がいい夫婦になりそうで安心しました。

    作者からの返信

     応援コメント、ありがとうございます。

     クーアもその気になれば馭者とまともに戦えるだけの実力はあったのですが、背後にいる聖帝が今回の陰謀にどれだけ本気だったのかが分からず、迂闊に全力を出して虎の尾を踏みたくなかったという事情もありました。
     そういう意味では小麦粉の貯蔵庫に飛ばされたのは僥倖でした。
     お陰で咄嗟に“実は間者だった馭者と哀しい行き違いから戦闘になってしまい。結果、粉塵爆発で自滅してしまった”というクーア的にベターなシナリオを思いつく事ができたのです。

     それと冒険者ギルドへの気遣いですね。
     全力を出した結果、“えっ、副ギルド長、強かったの?”となって、ひょんな拍子に過去がバレるのを防ぎたかったワケです。
     クーアとしても英雄として祭り上げられる事も、仕事仲間と思っている人達に崇拝されるのも、況してやプロパガンダにされるのも迷惑なんです。

     エーアリッヒとクアルソが似合いの夫婦となりそうなのが救いですね。