第5章 ライヒスバーン事件

第5章 第6章 登場人物

主要人物



エルヴィン・フライブルク


本作の主人公、前世の記憶を持った転生者。

領地を持つ男爵位の貴族であり、ゲルマン帝国陸軍少佐。

チート能力を持たず、魔法もスキルも使えない上、銃すらまともに扱えない、1兵士としては役立たず。更に、書類をしょっちゅうサボる上、だらし無い性格と見た目により、周りからはよく呆れられている。

しかし、指揮官としては有能で、心優しく、人望もある。戦術家、戦略家としてのカリスマ性はないが、敵の意表を突けるなど、曲者かつ厄介。




アンナ・フェルデン


本作のヒロイン、森人エルフ族の少女

エルヴィンの公私に於ける右腕であり親友、ゲルマン帝国陸軍少尉。

だらし無く、サボり癖のあるエルヴィンに毎回振り回されている苦労人。

事務処理と狙撃のエキスパートで、希少な精霊魔法の使い手。

エルヴィンに密かな恋心を寄せる。




ルートヴィッヒ・コブレンツ


エルヴィンとアンナの親友、フライブルク軍の兵士。

女ったらしのロクでなしだが、イケメンでモテる。

エルヴィンとは士官学校以来の付き合いで、アンナからは毎回、自業自得の制裁を食らう。

天才肌で、根は仲間思いで友人思い。

アンナの恋路を応援している。




テレジア・フライブルク


エルヴィンの妹。

父と母と死別して以来、エルヴィンとはたった1人の肉親。

心優しく、料理上手、可愛い女の子。






フライブルク男爵領



アンリ・フェルデン


フライブルク軍司令官、森人エルフ族の男性。

アンナの父で、エルヴィンの父の代から続く、領地経営の中心人物。

元祖、過激制裁。






貴族仲間



ウィルヘルム・キール


キール子爵領領主。

ポッチャリ体型の穏やかな人物。

帝国の食料庫と呼ばれている領地を治める。




フリッツ・ハノーファー


ハノーファー伯爵領領主。

貴族らしい風格のイケメン。

28人もの正妻をもち、多妻伯たさいはくと呼ばれている。






デュッセルドルフ派貴族



ヨーゼフ・デュッセルドルフ


ゲルマン帝国宰相。

60歳の初老の貴族で、謀略家。

密かに功績を残すエルヴィンを気にし始める。




ヘルマン・カッセル


ゲルマン帝国軍務大臣。

弟をエルヴィンに見殺しにされたと思い込み、彼を恨んでいる。




ヘルムート・デュッセルドルフ


ヨーゼフ・デュッセルドルフの息子。

権力者の息子らしく傲慢。






ブリュメール共和国軍



シャルル・ド・ラヴァル


ブリュメール共和国軍少佐、エルヴィン同様転生者。

魔積体質と呼ばれる得意体質で、潜在魔力量は人の数十倍。

一騎当千の魔術兵の中でも。更に異常な強さを誇り、武神の異名で知られる。

前世がアメリカ人なのもあり民主主義に誇りがある。

チート級の規格外。




故人



オイゲン・フライブルク


エルヴィンとテレジアの父、ゲルマン帝国軍元帥(戦死後)。

名将と呼べた有能な将。

エルヴィンの軍人、私生活、生き方の手本。




ヘレーネ・フライブルク


エルヴィンとテレジアの母

早くに病死する。

良き母。




???



赤褐色髮のスーツの男


帝国と共和国の戦い裏で暗躍する謎の男




猫人の女性


上記の男に従う仲間、秘書

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