親だからしゃーないね
好き勝手に生活してきて、だいぶ元気に?なりました。
しかしですよ。気づいたんですが。
私、一号がいるときはすっげー調子悪い。
学校から帰ってきた瞬間から頭が痛かったり。話してるだけで瞼の痙攣が止まらなかったり。
一番のストレッサーはこいつだな。
まぁ、しゃーない。反抗期ですもんね。イライラしたり、燃えるごみといっしょに袋に入れて出してやりたいと思わない聖人なんてごく僅かでしょう。
他人なら後で困ろうとも放っとくんですけども、生憎と私の息子ですので。まぁ、どうにかするしかないですもの。親の役割を果たすのが私しかいないので、これはもうどうしようもない。
小学校の時から、一号は学校の行きがけに寄り道して遅くまでたどり着かなかったり、宿題を全くしなかったり、授業で必要な物を一切持って行かなかったりと、常に学校一の問題児でした。後は、叩いた。だれだれのものを投げた。そういうくだらない事ばっかり。
おかげで、学校からはしょっちゅう電話が掛かってきたり、面談に呼び出されたりしていました。
小学校2年生くらいの時、先生がものすごく熱心な人だったんですけど、いつも連絡帳で色々な遣り取りをして、なにかあった時には「子供と話し合って結果を書いてください」とかそういう感じで。
私は、一号が衝動性を抑えられない性質で、理解していても出来ないところもある。善悪の区別がついていない訳ではない。後で反省もしている。普通の子よりもずっと手がかかると思っている。と、そういう事を伝えてきたし、なにかあった際には自分でどうすれば良かったのか考えさせたり、どこが悪かったのか考えさせたり、どうするようにすればいいか結論付けて記載していたんです。毎回、5時間も6時間もかけて。
でも、その先生が、ある時に言ったんですね。
「保育園に預けたからって、社会性が育つ訳じゃない。子供は親の姿を見て成長するんです。お母さんが見本として、行動してみせないと」
何かね、もう、ああこの人に何を言っても無駄なんだなって思って仕事を辞めました。
だって、この先生は、子供に社会性がないのは親がきちんと関わっていないからだって言ったのと同じですよね。正直、くだらない事ばかりで人一倍関わってきたと思うんですよ、私。
でも、それを親がきちんと見てないからだと言う。もう、誠意を現す方法としては、仕事を辞めて時間を作って、それで全力で関わっているけど変われないんですよって見せるしかないかなと。
つまり、むっかついたから仕事辞めました(笑)
この先生はきっと、熱心で、教育に対する理想があって、自分は上手くいっていたのかなと。持てる者は時に傲慢です。
上手くできない子が存在するって理解していなかったのじゃないかと思うんです。努力じゃ上手くいかない事が存在するって知らなかったんだと思います。自分が働きながら自分の子供と十分関われているので、他の親にもそれが出来て当たり前だと思ってたのかなと思います。
例えば、毎朝学校まで一緒に登校。してたら私は仕事に行けません。仕事の始まりに間に合いません。でも、先生にとっては、そう提案してもしないのはきっと怠慢に見えてたんでしょうね。
仕事の条件も考えてたけど、時間の自由をとれば給料は下がるでしょう。でも、働かないと子供を養えないんですよ。私が主生計者ですから。働かないとご飯食べさせられないんです。まぁ、目に見えて母子家庭じゃないのでそういうのはわからないでしょうが。
そういう事もあったりして、学校、大嫌いです。行事もほとんど行きません。
今関わってくれている先生方はとてもいい方ばかりですけどね。
去年も、一号の担任からは何度か呼び出されましたけど。途中で、私がある程度口うるさくして、寝る間を削って、罵詈雑言浴びせられながらもなんとか学校行かせていると認識してくれたようでした。
寧ろ、中学生くらいになると反抗的でいう事をきかないっていう子も多くなるんですかね。
でもまぁ、私が口だけで放置していると思われてないのはありがたいです。小学校時代は本当に辟易するような事が多かった。毎日300回位言っている事でも、「今日こんなことがありました。一度じっくりと話し合ってください。本人にもう一度伝えておいてください」って電話かかってくるんですから。300回を301回にすれば良かったんですかね。
300回言った所で9割は「わかった」「うん」と言ってスルー。残りの1割は逆ギレして罵倒してきたり暴れたりするのでこれまたストレスなんですけども。
DVですよ。わーっと罵って暴れて、で、後で反省してウザ絡みしてくるんですから。私は共依存するタイプではないですが、我が子ならもう、これも仕方ない。だって、本当に燃えるごみに出す訳にはいかないし。ネグレクトは虐待です。
心の中ではよく動く口にアッパーカットくらわしてるし、みぞおちにストレート応酬していますが、まぁ、心の中では。
正直、精神科を受診するか微妙な所ではあるんですけどね。
最近は、朝夕抑肝散さえ飲ませ忘れなければ暴れるまではない。ただ、拒薬ぎみなので、薬の封をきって、水と一緒に持って行って、飲み込むまで付き添いですが。
でもまぁ、それで落ち着くならという思いもある。
小学生のころから、まぁ、先生方に色々言われる度に精神科受診するか悩ましくはあったんですけど。
私と兄弟は、ADHDの境界域くらいなんだと思うんですよね。でも、時代柄もあるけど、診断はついてない。なので、普通の枠のなかで何とか生活しています。
だけど、精神科受診して診断がついたなら。今後、一号は障碍者になるんですよね。一生。
苦しいけど「普通」の中で生きていくのか。「障碍者」として、自分らしく生きていくのか。これって、私が簡単に決められる事じゃなくて。
本人に聞いてみたことがあるけど、何か訳のわからない事を口走っていたけど、「普通」として生きたいようでした。
なので、社会的生活がなんとか出来る限り、親として努力はしてあげようかなと。
これね、大事件が起こった時の犯人の台詞ですよ。「私ができることなら、なんとかしてあげたかった」と。思い詰める人の台詞です。
なので、ここは社会生活が出来る事をボーダーとして判断しようと思ってます。そもそも精神疾患の診断はほとんど「社会的に生活可能かどうか」が基準です。社会的に困って無ければ、精神疾患ではないのです。ま、生きにくいですけどね。
現在の社会の中で障碍者は結構虐げられている気がします。
知り合いに、気分障害で障害枠でお仕事している方がいますが、かなり仕事ができて普通の人の1.5倍くらい働いてます。
でも、障害枠なので、仕事をサボる一般枠の人間よりずっと給料は低いです。完治可能な診断名にも関わらずですよ。
企業には障碍者雇用の義務と支援金がありますから、これだけ仕事ができる人間でも障碍枠から一般枠へというのはほぼないと思います。
障碍者に対する偏見が~とかではないんですけど(そこはほんと不快に思う人がいたらすみません)、搾取されてるんじゃないかって思うんですよ。
同じ仕事を同じ精度で行えて、同じ給料貰えないって何だって思って。
でも、それが現実で。我が子にそんな思いをさせたいとは思えないのです。差別的だったらすみません。
まぁ、そんな感じで腹立つけど何とかするしかないかなぁと。早く仕事でハッスルしたい!
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