第8話 厳しくともけわしくともともに
ドレス姿のフレアは指令室・・・・・
小さき水晶のある部屋に捕らわれる・・・・・
「負けた」
「最初から負けていた」
「そういう事」
力なく座り込み・・・・・・
美しきダークエルフの誇り高き領主は・・・・・
ぼうぜんと・・・・・・
ただ目を閉じ・・・・・
何かが吹き付けられるのを感じた・・・・・
「私はどうなるの・・・・」
「み・・・な・・・は・・・・」
意識を失う・・・・・
水晶の輝きは失せ・・・・・・
闇のような部屋で・・・・・
眠りにつく・・・・・・
ようやく訪れた・・・・・・・
そんな部屋に・・・・・
ジョーが足を踏み入れ・・・・・
パッと明かりがつき・・・・・・
金髪の色深き・・・・・
褐色の美女が・・・・
すやーと寝ている・・・・・
質素な黒いドレス・・・・
地味だがフレアが来ている・・・・
それは故に何よりも美しいドレスである・・・・・
来ている者がドレスを良く魅せる・・・・・
よくあることである・・・・
美しく童話のお姫様のように眠るフレア・・・・・
ジョーは当然と同じように起こす・・・・・
ジョーに抱かれ起きるフレア・・・・・
幻想的な素晴らしい光景が広がり・・・・・・
ジョーは爽やかに念術込めた声で・・・・
「お姫様おはようございます」
「さっお立ちください」
「次にいきたいので」
フレアははっと置き・・・・・
「はい!」
そして起き上がり・・・・・・
敬礼し・・・・・
「準備は出来ています」
「キャリアマスタージョー」
「フレア良し」
ジョーは立ち上がり・・・・・・
「免許皆伝とは通過点プロフェッショナルろーどは」
「厳しく険しい共に行くぞ」
何処かを指さし・・・・・・
光がきらりと明るい部屋よりなお明るい・・・・・
光がキランと・・・・・
「はっ!」
「何処までも!」
フレアが素早くジョーの脇に立ち・・・・・
敬礼し・・・・・・
開いたままのドアから・・・・・
シュナとカナ姫がのぞき込み・・・・・
「「あれいいなー」」
「「やりたいなー」」
そして二人見つめ合い・・・・
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