第7話 どう考えてもおかしいを起こす男

 銃を手にした・・・・・・

メイドが小さく呟く・・・・・・・・


 「ごめんなさい」


 目の前には・・・・・

セミロングの銀髪可憐な天使のような・・・・・


 ドレス着た美女が喜びはしゃぎ・・・・・

ジョーガシュウの活躍を見てはしゃぎ・・・・


 メイドの声は・・・・・

はしゃぐカナ姫には聞こえていない・・・・・


 其の時鎖が・・・・・・


 メイドを貫き・・・・・

「動けない」


 メイドは叫ぶ・・・・・


 部屋内に琉位幾人かのメイドが・・・・・

銃を持ち同様に鎖に貫かれ・・・・・


 「お楽しみの所申し訳ありません」


 ジョーが部屋の入り口を開け・・・・・

伝えずかずかと部屋に足を踏み入れ・・・・・・

 

 其の身は白いローブ包まれ・・・・・

態度は粗野であり・・・・・


 横柄・・・・・


 多くのメイドは強行し・・・・・


 「しょうがないな」

「ガカンサ」


 部屋の天井に波紋が生じ・・・・・

鎖が恐慌するメイドを貫き・・・・


 動ける者は・・・・・

室内にジョーとカナ姫のみになり・・・・


  カナ姫は気丈に・・・・


 「メイドを解放しなさい」


 ジョーは伝え歩みをとめず・・・・・

「此れはカナ姫様の為であり」


 「皆の為の処置です」


  カナ姫はジョーを睨み・・・・


 「僕の為?」

「誰に頼まれたのさ」


 「そして名を名乗れ」


 ジョーは微笑み・・・・・

「貴方の御父上」


 「テッド王です」

「おくれてしまいもうしわけありませんでした」


 「そして俺はジョー」

「ジョザ物語の著者隠者ジョー」


 カナは気おされる・・・・・・

歩いていたにしては早く・・・・・・


 けれど確かに歩いていたと・・・・


 目の間にいるジョーに気おされ・・・・


 「父上が?」

「僕を助けろと」


 「いや助けてほしいと」

「本当に隠者ジョーなら」


 「お願いしたと」

「何故僕なんだ」


 「父上!」

「どうして」


 泣き出し膝を突くかな姫・・・・・


 ジョーはきれたんだと・・・・

こういう時はと・・・・・


 優しく微笑み・・・・・

癒しの念術込めた声で・・・・・


 嘘を吐き続ける・・・・


 「御父上は信じていたのです」

「真心が通じると」


 「俺もそう思っていました」

「けれど・・・・」


 カナを優しく抱き・・・・・

ジョーは・・・・・


 「お泣きください」

「大丈夫です」


 「俺が此処に」

「ジャーがこれからはお傍に」


 カナ姫は頷き泣き続け・・・・・


 メイド達は感動し・・・・・

撃ち殺そうとしたメイドさえ感動し・・・・・


 此れが念災害・・・・・・

嵐のジョー・・・・・


 どう考えてもおかしいを起こす男・・・・・




 




 








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