第3話 昼なお輝く・・・・


ドラゴンヴァメイルを着込む三人の指揮者が滑る・・・・・

粒子を吹き出し昼の草原を滑り・・・・・


 周囲には身から粒子吹き出し駆ける・・・・・・

機械兵ファントムタガン・・・・・・


 見晴らしの良い何もない草原・・・・・・

目指すは遠くに見える岩山の城・・・・・・・


 ドラゴンヴァメイル着ている・・・・・

一人の男が呟く・・・・・・


 メットで口元しか見えず・・・・・・

口が動き・・・・・


 「ジョザ物語で難攻不落だったジョフヨ城」

「まあ物語の中だけだが」


 「あれが浮きふよふよと浮遊するなど」

「幾らなんでも夢すぎる」


 「いや悪夢すぎるか」


 もう一人が声をかける・・・・


 「おい油断するな」


 其の時・・・・・・

赤い腕が複数草原から伸びてくる・・・・・


 ジョフヨ城眺めていた男は・・・・・・

其の身を輝か障壁張り・・・・・・


 「この程度」

「どうという事はない」


 光爪ある赤い腕は動きが静止・・・・・・・

そしてただつき進もうと・・・・・


 細い光を見る・・・・・・

昼なお輝く赤き細き光線・・・・・・・


 音が響き・・・・・・・


 突き進もうとしとした男は・・・・・

振り向き・・・・・・・


 「どちらがだ」


 赤き細き光線に貫かれ・・・・・・

光と成る仲間を見つめ・・・・・


 同時にファントムタガンも光と成り・・・・・・


 振り向いた男は・・・・・

右腕を掲げ・・・・・・


 光球を作り出し・・・・・

フォオオオオオオオオと音を響かせ・・・・・・


 光を吸い込んでいく・・・・・・


 後ろ向きで滑りつつ・・・・・


 その男を襲う赤き細き光線・・・・・・

光は障壁を貫けず・・・・・・


 美しく消えていく・・・・・


 男は吼える」

「リスタンドアップ」


 光球が砕け・・・・・・・

光は形を成し・・・・・・


 再び滑り出す・・・・・

ドラゴンヴァメイル着用者と・・・・・


 再び駆けるファントムタガンの群れ・・・・・


 起こした男は吼える・・・・・・


 「アクティブ」


 再び光球を・・・・・・


 振り向きジョフヨ城を見つめ・・・・・

光球は赤く染まり・・・・・・


 「インフェルノザフォール」


 赤き光球をジョフヨ城目掛け投げるように・・・・・

吼えつつ赤き光球を投げる・・・・・・・


 高く高く・・・・・・

前方に投げられた赤き光球・・・・・・


 放たれた赤き細き光線を嘲笑うように・・・・・

高く高く・・・・・・


 空でそして炸裂する・・・・・・

昼なお赤く凶悪に光り輝く・・・・・・・


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