第7話 紫野田 舞さん作

「⋯⋯なるほど、つまりお前は異世界から来た魔法戦士で、『勇者の素質』を持つ人間を探してこの世界に来た、と。そういうことなんだな?」


コクコク━━と少女が頷く。


「じゃあさっきの、カレーを一瞬で出現させたのも⋯⋯」


「魔法『アポート』」


「へぇ、『アポート』かぁ⋯⋯ん?」



⋯⋯アポートだと?



「な、なぁ。ネコよ。一体、何と交換したんだ?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る