第53話 人類のあけぼの
「
「あー……よい考えだけど、それ、ライカに言ったら、ライカ、怒らないか?」
「
「あー、無理だな」
レンが心話を使えるのは、それがメインパネルの一機能だからだ。
職業の技能として覚えたわけではない。
ライカが使えるのは、オンラインぼっちシステムで作ったNPCのデフォルト設定がそうなっていたからで、だからレンは心話を覚える方法は知らなかった。
「
「そりゃそうだ。俺は英雄の時代を知っているだけで、別に全知全能って訳じゃない」
それはレンの偽らざる思いだった。
職業や技能を育てる方法は、どれもゲームを効率よく進めるための情報として身に付けたもので、当時の中堅以上のプレイヤーなら、おそらくは誰でも同じ程度のことは出来るはずなのだ。
何よりも、レンにはメインパネルを見ることができるという利点がある。
メインパネルには、クエストリストという項目があり、そこには現在着手しているクエストと、過去にクリアしたクエストの一覧が表示されるのだ。
そして、過去にクリアしたクエストを確認すれば、職業レベルをあげるために必要なクエストを確認出来てしまうのだ。
なお、クエストは現在進行形で増加することも確認済みである。
力のハムチーズサンドをアレッタたちに売り払ったことで料理人の職業レベルが中級になったレンは、上級に至るためのクエストが追加されるのを確認している。
つまり、職業レベルに関して言えば、現時点でレンが取得していないものであっても、その取得方法を調べることも可能なのだ。
だが。
それはメインパネルの恩恵であり、レン自身が優れているわけではないと、他ならぬレンが知っていた。
「レン、私も連絡要員になれる」
「ダメだろ、それは。というか、クロエさんと心話が出来るなら、わざわざここまでクロエさんに来て貰う必要もなかったのかな?」
元々クロエが同行したのは、聖域の村の結界杭の動作試験の結果をマリーに教えて貰うためだった。
だが、クロエは首を横に振る。
「神託の巫女がいなければ、ここまでスムーズに王家と話せなかった、と思う」
「ああ、それは確かに。でもそうすると、会議が終わったらクロエさんは聖域の村に戻るのかな?」
「……考えてなかった。後でマリーと相談してみる」
「その、神託の巫女殿には王都でこの件が御神託に沿ったものであると宣言して下さると助かるのですが」
ルシウスの言葉に、クロエは少し考えてから首を横に振った。
「レンの頼みなら引き受けるけど、神託の巫女は王侯貴族の言葉に軽々に従ってはならない。神託の巫女となったときに教えられた」
クロエの言葉に、ルシウスはその答えを予想していたのか、静かに頷いた。
「神々の言葉を伝える者が権力者の言葉を優先してはならない。ごもっともですが、今回はその御神託を叶えるために必要なこと。レン殿や、神殿と相談の上ご検討頂ければ幸いです。無論、神殿からの宣言だけでも国が動くに足る理由になりますが、普通なら行なわれない神託の巫女からの宣言があったとなれば、動きは更に加速します」
クロエは視線をレンに固定して、首を傾げた。
どうして欲しい? と聞いているのだと判断したレンは、
「まあ、神殿が否と言わなければ、ルシウスさんが言うように諸々の動きが早くなりそうだし、お願いしたいかな。クロエさんとは何かあったら心話で相談もできるわけだし」
「わかった」
「それでですな、レン殿。心話は無理とのことですが、例えば、英雄たちが使っていた特異技能については教えて頂けるのでしょうか?」
「特異技能? なんです、それ?」
ルシウスが口にした耳慣れない言葉に、レンは記憶を探ってみるが、該当する言葉はゲーム時代の知識の中にはなかった。
レンにこの世界の常識を教えてくれていた、知らない筈の記憶にも該当する言葉がないことから、一般には知られていない特殊な言い回しや隠語の類いであろうと判断する。
「特異技能……たしか、伝承ではユニークスキル? 一部の英雄が使っていたと聞きますが」
「あー、あれは使い勝手悪いし……そもそも英雄以外は使えないと思います」
ユニークスキル。と言うと、何やら凄いもののように聞こえるが、その実態は単なるマクロだった。
幾つかの技能を指定した順番に実行したり、繰り返したりという簡易なプログラムで、その一連の処理に名前を付けて登録しておくと、自分だけの特殊な技能として使うことが可能となる。
他の誰かが作ったのと同じマクロを入力して同じ名前にすれば、別にユニークでも何でもないわけだが、ゲームシステム上はユニークスキルと呼ばれていた。
たしかに使えるマクロもあった。
例えば一定範囲内の同パーティ所属アバターの体力をチェックし、指定した割合よりも減っていたら回復させる。というのをアバターの人数分繰り返す。という、エリアヒールはそれなりに利用者も多かった。
しかし、多くの場合、テストモード以外で実行すると中断が難しいとか、細かな調整が必要な場合は手でやった方が早いし無駄がない、言語の仕様が使い手に不親切である、などの情報が知られてからはマクロを作る物好きは少なくなった。
仕事柄プログラム作成には馴れていた健司でさえ、シビアな文字数制限が面倒で、幾つか作って手を引いたのだから、プログラムの概念から説明しなければならないこの世界のNPCたちに教えるのはあまりにもハードルが高い。
そしてこれが一番の理由だが、このマクロ、メインパネルから専用の
「何か使いたいのがあるんですか?」
「いや、具体的に何かある訳ではないのだが……その『特異技能は神の御業である』という言葉が残っているほどですが、英雄の時代以降、使えた者はいないので、興味がありまして」
「まあ、残念ですが、ほぼ不可能だと思います」
そう言いながらも、レンはクロエを視界の隅に捉えながら、或いは抜け道があるかも知れない、と考えていた。
心話――メッセージ機能はメインパネルありきの機能だが、一部の者はそれを使えている。それならば、他の機能についても何らかの手段が隠されている可能性があるのではないか、と。
「残念ですな……それでレン殿、議題は一通り片付いたと思いますが、会議はこれで終わりでしょうか?」
「えーと……まあそうですね。詳細はレイラと詰めるので、何かあったらレイラに聞いて下さい」
「当面、レン殿は結界杭の修復の手配と、修復を行なった錬金術師たちの育成に向けた準備作業ですかな?」
「あー、そうですね。草刈りとか、ガラクタの片付けを中心に。人員が揃うまではこの町の騎士達に協力してもらって……」
レンの返事に、ダヴィードはため息をついた。
「本気で言ってるようだし、意味があるのだろうが、それでは伝わらんぞ?」
「ん? ああ。草刈りは、イエローリザードの棲息域までの道を森の中に通すことですね。ある程度森を切り拓けば、不意打ちの可能性を低減できますから。当面は途中の道は魔物忌避剤を使い、将来的には結界杭を使いたいですね。まあ、イエローリザードのいるあたりを覆うわけにはいきませんから、ある程度の危険は残りますけど」
「森に道を通して、そこを結界杭で覆うか……街道もそのようにできるとよいのだが」
「距離を考えると少し手間ですね。結界杭は錬金術師と魔術師と鍛冶師が育たないと作れませんし、当面は街道沿いに、結界杭で安全地帯を作っておくとかがお手軽だと思いますけど」
結界杭にも有効範囲があるし、結界杭は近場の2本を探して、それらとの間に結界を張るという仕様であるため、街道を長い長方形と見立てて、4本の結界杭で覆うというわけには行かないのだ、とレンは問題点を指摘した。
「なるほど……で、ガラクタの片付けとは何を指すのだ?」
「明日の朝、アレッタさんが直した結界杭の試験をするわけですが、その結界杭を元々の場所、森の中の村に戻してやろうかと。で、その村にある炭酸泉周辺を綺麗に掃除して使いやすくするのと、崩れかけた危険な建物の排除。村の中の道を整えるところまでかな。ああ、井戸とかの公共施設の点検もしておかないとかな?」
「その目的は?」
「ひとつは、放棄した村でも、結界杭が直ったら手間は掛かるけど直せるんだ、という証明ですね」
実のところ、もともとレンにはそこまで深い考えはなかった。
が、村の跡地を貰いたいとコンラードに頼んだとき、避難した村人の中には帰郷を望む者がいるかも知れないと言われ、ならば、帰ろうと思ったら帰れる環境を整えてやれば、放棄した村の復旧ケースになるのでは、と思い至ったのだ。
家を建ててやる、というところまでは考えてはいないが、建築資材の提供程度までは行なってもよいと考えていた。
そのため、修理が出来ないレベルまで痛んでしまった家屋は片付け、井戸など、生活に必須となる施設は保守するつもりでいたのだ。
「実績としては分かりやすいが、実際に戻る者はいるのか?」
魔石が補充できずに結界が消失する場合、それは突然に発生するものではない。
結界杭が破損するなどの事故があれば、その瞬間に結界が消失という可能性もあるが、現状では、魔石の供給が途絶えた結果として、計画的に行なわれる物である。
村の放棄が決定した後、着の身着のまま逃げ出したのであればともかく、そうでないのなら、新しい街などで新たに構築した人間関係を捨ててまで戻るだろうか、というダヴィードに、レンも首を傾げた。
「どうなんでしょうね? そこはコンラードさんに確認して貰ってます。先祖代々のお墓とかは村に残ってるから、全員ではないにせよ、幾らかは戻るだろうとは言ってましたけど」
「ああ、たしかに墓は持って行けぬから、それを理由に戻る者が出てもおかしくはないのか」
「レンは、その村に手を掛ける理由があるの?」
復活だけが目的なら、結界杭を戻すだけで良いはずである。
それなのに、色々と手を掛けるのは他にも目的があるのではないかとクロエがレンに問う。
「うん。まあ、可能なら学び舎をそっちに建てても良いかなとは思ってる。その調査と、ちょっとした息抜きも兼ねて、村を色々見てみようと思ってる」
「息抜き? そういえば、炭酸泉は温泉だった」
炭酸泉は摂氏40度に満たない程度の泡の出る温泉である。
元々、温泉のために開発されたのが村の興りであり、以来、保養地としてやってきていたが、食料生産力が高い他の村に魔石を供給するため、村の放棄が決まったのだ。
温泉があるから、村の再開発を行おうとしているのか、と問い掛けるクロエの視線に、レンは苦笑いしながら否定した。
「温泉で楽しむのが主目的じゃないよ。まあ、目的の1割くらいは温泉にもあるけど、あの辺りには幾つか素材が眠ってそうだからね」
炭酸泉そのものも貴重な素材だが、村の周囲の土の色に、レンは素材の匂いをかぎ取っていた。
ストーンブロックが使えるのだからなくても問題はないが、村の周辺の露頭している灰色の粘土は耐火煉瓦の材料として使用可能なものだし、粘土質の地面にしか生えない薬草も多い。
レンの知る限り、あの村周辺にしかないという希少価値の高い薬草は見当たらなかったが、中級になった時に使用頻度が高い素材があるのであれば、それを回収しやすいように環境を整えておくのが自分の仕事だとレンは考えていたのだ。
もちろん、温泉にも魅力を感じている。が、それは、学び舎に温泉があれば、そこで温泉に馴染んだ魔術師や錬金術師が、自分の街に戻って公衆浴場でも作り、そういうブームが広がれば、レン自身の長いエルフ生の彩になるのではないか、というえらく気の長いものだった。
翌朝、街から出た一行は、放棄した村に繋がる道の入り口まで移動し、そこで昨日アレッタが修復した結界杭の実験を行っていた。
誰も通ることのない道を村の敷地に見立て、その四方に4本の柱を立て、結界を起動して捕まえておいたグリーンラビットを結界方向以外に逃げ道のないように囲んで追い立てるというものである。
しかし、実験の準備をダヴィードたちが覗きに来たことで趣旨が変わっていた。
「レン殿のそれはつまり、英雄の時代のものと同等であると?」
「ええと。まあほら、神様に貰ったものですから」
ルシウスの視線は、レンのウエストポーチに完全にロックされていた。
レンが結界杭をポーチに入れて持ってきたのを見て、その収納力に驚き、その性能を聞いた結果、この状態に陥ったのだ。
仕方ないかと、レンは自分の腰に巻いたウエストポーチをルシウスに手渡した。
「俺しか使えないはずですけどね」
レンが試してください、と促すと、ルシウスは覚束ない手つきでポーチを腰に巻き、苦労しながら蓋を開けて中に手を入れる。
「むう。確かに。魔法の旅行鞄とは違うのですね」
プレイヤーのアバターは、チュートリアルを終えると職業に付随するアイテムなどと共に、このアイテムボックスを貰う。
基本的にアイテムボックスはウエストポーチの形状で、デザインは数種類から選択できるが、混ざるとどれが誰のものだか分からなくなる。
という問題が起きないようにという建前で、ウエストポーチには、登録した持ち主しか使えないというロックが施されている。
また、もしも紛失した場合でも、運営に届け出れば、戻してもらえるという特典もついていたが、そちらの機能に関しては運営に連絡が取れない現状では使用できない。
容量に関しては人それぞれで、初期状態ではミカン箱ひとつ分程度に制限されているが、レンは物作りを行なう都合上、幾つものクエストをクリアし、これを一軒家ほどの容積まで拡張していた。
「時間遅延(無限)と、重量軽減(無限)が掛かってますね。容量は……サンテール領主のお屋敷の20分の1程度かな?」
一軒家ほどの容量があっても領主の屋敷と比べればこの程度である。
なお、レンは領主の屋敷の全貌を把握していない。
門から見た感じ、それくらいありそうというレベルの精度でしかない。
「そこまで大きいのか……竜を丸ごと持ち帰ったという英雄の伝承がありますが、これなら入りそうですね」
「あー、大型の竜だとこれじゃ厳しいですけどね。そういう時は、何人かで手分けしたり、容量と軽量化に特化したアイテムボックスを作ったりしましたね」
「……ほう?」
不用意に漏らしたレンの発言を、ルシウスは聞き逃さなかった。
作った。とレンは言ったのだ。
レンとしてはそれは既に秘匿すべき情報ではなかった。アレッタにもシルヴィにも、シスモンド師弟にも同じ物を渡しているのだ。今更秘密にしようなどとは考えてはいない。
何なら、結界杭を修復するための馬車に、ミスリルインゴットを搭載するために、空間圧縮と重量軽減に特化したものを搭載しようと考えていた。
しかし、ルシウスからすれば、聞き流すにはあまりにも重要な情報であった。
現在、流通は人間種族にとっての命綱である。
街周辺でイエローの魔石を確保し、それを食料生産拠点である村々に届け、村で生産した食料を街に送る。
その流れが滞れば、現体制は崩壊する。
だから、貴族たちは多頭立ての荷馬車をしたて、魔法の旅行鞄を使って可能な限り積載量をあげた上で、多くの護衛を付けて食料輸送を行なっているのだ。
そのため、魔法の旅行鞄は流通に必須の道具と見なされており、性能がそれほど高くないものであっても高値が付いている。
重量軽減率9割ともなれば、迷宮から持ち帰った時点で国の管理下に置かれるし、持ち帰った者は、生涯遊んで暮らせるほどの金を得ることになる。
アレッタたちが流れ着いたときに持っていたボストンバッグで重量軽減5割程度だが、それでも並の商人では手が出ないほどの高値が付く。
この世界に於いて、魔法の旅行鞄――アイテムボックスとは、そういう品物だった。
「レン殿。大型の竜が入るほどのアイテムボックスを作成出来るのですか?」
「ええ。入れるだけならアイテムボックス(空間圧縮)でいいから、それなら錬金術師中級で可能ですね。あ、でも前提として細工師中級、魔術師中級で時空魔法の使い手を揃えないといけませんけど。時間遅延、空間圧縮、重量軽減の3種類の内、2つ以上を付与するとアイテムボックス(複合)っていうのになって、これだと、錬金術師は上級が必要です」
「……すまん、質問が悪かった。レン殿、食料輸送のため、我々に空間圧縮、重量軽減のついたできるだけ大きな箱を売ってはもらえないだろうか?」
ああ、生存率を上げるにはそれも必要か、とレンが頷こうとしたところで、レイラが口を挟んできた。
「お待ちください、
「レイラ。たしかお前は国の
ダヴィードにそう言われたレイラだったが、微笑みを浮かべて首を横に振った。
「わたくしは
「くそっ! まあ、元々がそういう契約で協力して貰っていたのは知っていたが、このタイミングでそれか。で? 幾らなら売る?」
「作り出せる物である以上、迷宮産よりも価格は低く押さえますので、材料の調達はお願いします。費用に関しては、迷宮産の複合型アイテムボックスの半値程度でしょうか」
レイラの言葉に、ダヴィードは呆れたような表情を見せる。
「生産可能なもので、こちらから素材提供するのに半額なのか?」
「迷宮産とは性能がまったく異なります。かつての黄昏商会の商品一覧によれば、
「……まあ、それを考えれば、妥当ではあるか……それで、レン殿は引き受けてくれるのだろうか?」
これから忙しくなるであろうレンに、更に頼み事をするということに気が引けるのか、ダヴィードがそう尋ねると、レンは苦笑いしながら頷いた。
「ええ、それはまあ、そこも梃子入れしておかないと、人口減少が進みそうですからね……それじゃレイラ、黄昏商会準拠で頼む……って言って通じるか?」
「勿論です。元々、成人するまでは
「ああ、そうだ、レン殿。黄昏商会の名前じゃないと受けないという事でなければ、別の名前を付けてもらえないだろうか? レイラと黄昏商会の関係は皆の知るところだ。癒着だ、利益誘導だと痛くもない腹を探られるのは避けたい」
ダヴィードの言葉に、レイラが激しく反応した。
「お断りします! 黄昏商会の名前は歴史と……」
「レイラ、待て! ……ええと、まあ、名前変更について了解です。レイラ、何か名前を考えて」
「わたくしがですか? ええと……それではレン商会とか? あ、レンとライカとレイラの店とかも素敵ですね」
「却下だ……まあ、黄昏商会も大概中二だから、俺も人のことは言えないけど、レイラ、ネーミングセンスないのか? ……ええと黄昏の対義語は払暁、夜明けとかか……ああ、暁でいいか。レイラ、暁商会ってどうだ?」
「承知しました」
レンの問いに、レイラは笑顔で首肯した。
レイラはたいていの場合、レンに対して肯定的なので、あまり参考にはならないが、反応を見た限り、それほどおかしくはなさそうだ、とレンは判断した。
「黄昏商会は、元々、魔王との戦いが
「かしこまりました」
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