第51話 人体実験
練兵場には10人ほどの、訓練用の革鎧を身につけた騎士達が並んでいた。
そして、その後ろには、騎士を引退したかのようなご老体が数人。
騎士の前方には、机と椅子が一揃い、その先には石のブロックが出来損ないのピラミッド状に積み上げられていた。
「で、レン殿は何を見せてくれるのだろうか?」
「まず、分かりやすい所で……アレッタさん、お願いします」
レンがポーチから錬金術の道具と素材と空き瓶などを取り出して机の上に並べていくと、騎士達の後ろに隠れていたアレッタが前に出てくる。
「ほう、綺麗なお嬢さんだ。お名前を聞かせてもらえるかな?」
「アレッタ・サンテールです。殿下」
アレッタはダヴィードに名前のみを伝え、膝を軽く曲げて淑女の礼をとると、くるりと反転してレンが並べた素材の確認を始める。
「それにしても、調薬するのなら、屋外に出る必要はなかったように思うのだが」
「まあ、そう言わずに見ててください。それじゃアレッタさん、手筈通りに」
アレッタは緊張した面持ちで椅子に座ると、鍋に純水を満たし、温度調整で90度まで加熱してから魔石コンロで沸かし始める。
同時に、レンが用意した素材の中から黒結晶と白結晶を取り上げ、ロックピックハンマーで爪ほどの大きさを割り取ると、それを布に挟んで砂粒よりは大きい程度まで叩いて砕く。
白結晶と黒結晶は別々の小皿に保管し、次に、硫黄草を錬金魔法で丁寧に乾燥させ、粉々に砕いてから薬研ですり潰す。
そこで、沸騰したお湯に、オウギ芽柳、ユスラの葉を入れる。
真剣な表情で葉の状態を確認したアレッタは、葉の色の変化のタイミングを逃さずに葉を取り出し、そのまま少し黄緑色に染まったお湯を煮詰めていく。
煮詰めながら、薬研に白結晶の粉を丁寧に混ぜ、それを試験管にそっくりの容器に適量入れて、試験管立てに並べる。
お湯の量が最初の半分程まで煮詰まったところで、砕いた黒結晶を加えると、一瞬で結晶は溶けてなくなり、お湯の色が真っ黒に染まる。
「レン殿、彼女は何を作っているのだろうか?」
「とりあえず、炸薬ポーションですね」
黒く染まったお湯を試験官に注ぎ込み、コルクで蓋をして劣化防止の封紙を張り、試験管を軽く振って攪拌する。
すると、薬液の色が黄色っぽく変化する。それを確認したアレッタは、封紙の魔法陣に魔力を流し、用意した16本の試験管すべてを炸薬ポーションで満たした。
「レン様、一応完成しましたが。次に着手しても?」
「あー、抽出まで進めておいて。フレデリーコさん。ブロックを破壊します」
「殿下、こちらへどうぞ。これも錬金術で作られた結界の一種です」
騎士4人を配置し、それぞれに紐を持たせたフレデリーコは、ダヴィードにその紐で作った、二畳ほどの広さに入るように促す。
足を踏み入れようとしたダヴィードを手で制し、ジジが前に出る。
「お待ちください殿下。フレデリーコ殿、殿下の護衛として、それがどのような物なのかをお聞きしたい」
「反射界と呼ばれる結界の一種です。我々がよく知る結界杭や結界棒は魔物やその攻撃を防いでくれますが、これは、この銀の紐の中にいる者が危険だと感じたときだけ、結界が発生し、脅威となる物体を弾き返します……レン殿、何回くらい大丈夫でしょうか?」
「ええと、訓練で4回使いましたから、あと12回かな?」
ゲームの中では、アイテムを注視すればそこに残使用回数がうっすら表示されたが、現実となったこの世界ではそうした便利機能は働かない。
だが、このゲームでは多くの場合、16、32、64、128、256という二進数(もしくは16進数)に於ける特別な数字が好んで使われ、反射界の使用回数もその例に漏れず、初期値は16回だった。
「なら大丈夫だな……ジジ殿、結界の動作確認のため、私に向かって3回までで攻撃を加えてみてください……ああ、攻撃は完全に反射されますので手を痛めぬよう、力加減されることをお薦めします」
「結界か……初手は軽めに行く」
ジジは拳を握りしめ、アレッタあたりでも避けられそうな速度の右ストレートを放つ。しかし、結界は発動しなかった。
フレデリーコは、苦笑いをした。
「中にいる者が危険だと感じないと結界は発動しません。さすがに今のではちょっと……剣で軽く突くとかでお願いします」
「承知」
ジジは、ロングソードを抜くと、フレデリーコに殺気を込めた突きを放つ。
もちろん、寸止めが可能なレベルの速度ではあるが、王太子の護衛を務めるだけあり、その突きは鋭かった。
直後、まるで剣を打ち合わせたような音が練兵場に響き渡る。
ジジの突きは、騎士達が持つ銀色の紐から発生した半透明の壁に阻まれていた。
そして、ジジは剣を左手に持ち替え、プルプルと手を振った。
「攻撃は完全に反射されます。どういう仕組みかは分かりかねますが、弓矢で狙い撃てば、射手の元に矢が撃ち返されます。剣だと手が痺れますよね」
「ああ、こんな物があれば、魔物を狩るのも容易いでしょうね」
「反射できる回数に限りがあるのと、結界内の人間が危険と判断しなければ攻撃が通ってしまうと言う問題があります。加えてこの結界は結界杭よりも作るのが面倒だとのことなので」
「……でしょうね。しかし、近衛としては、是非とも手に入れておきたいです」
フレデリーコの言葉にジジは頷いた。
先のジジのパンチでは結界は発動しなかった。相手が危険だと認識しなければ、中に入ることはできるのだから、いくらでもやりようはある。
しかし、周囲に敵がいると認識した状態でこれを使えば、幼子であっても敵の攻撃を妨げることができる。
護衛にとってこれが、とても価値ある物だということは否定できない。
「ああ、それならば、今使っている物と、サンプルとして三つほどお譲りしてもよいとレン殿から伺ってますので……さて、まだ何回か試されますかな?」
「……貴重な品ではあるが、あと一回だけ。ナイフを投げつけても?」
「飛び道具に対する効果の確認ですね。さきほどもお伝えしたように、攻撃は完全に反射されますので、お気を付けて」
「承知した」
ジジは一歩下がり、先端に重心があるナイフを投げた。
一直線に飛んだナイフは、反射界の結界に触れると同じ軌道を辿ってジジに向かって飛ぶ。
それを片手でキャッチしてジジは苦笑した。
「本当に投げた位置に戻ってくるんだ。これは面白い」
「さて、満足されましたなら、殿下と共にこの中に」
「危険があるのか?」
「殿下が離れた位置から観察して下さるのなら危険はありません」
フレデリーコがそう答えると、ジジは空を見上げて目頭を片手で揉んだ。
そして、小さく、なるほど、と呟くと、
「必要な措置だな。ご配慮に感謝する。殿下、輪の中に」
と言うのだった。
最初の実験は単純で、アレッタが目の前で作った炸薬ポーションがきちんと使えるのかを見て貰うのが目的だった。
炸薬ポーションは錬金術師中級でなければ作れない。
それが王太子の目の前で作成され、効果が確認されたとなれば、その意義は大きい。
「しかし、あの石はやたらとあちこち削れているな。クズ石を集めたのか?」
ダヴィードは、大きな石のブロックが山積みになっているのを眺めてそう尋ねる。
レンは違います、と答えた。
「あれはストーン・ブロックという土魔法で作った石なのですが、中級の鍛冶師が作る炉の材料として最適であるため、錬金魔法を使ってレンガを切り出していたのです。ですが今回の実験に使えると思い至り、レンガの切り出しを中断したため、あちこちが削れているのです」
「なるほど」
軽く流すダヴィードに、ルシウスが待ったを掛ける。
「殿下。少々お待ちを……レン殿。あの石のブロックを魔法で作ったと?」
「ええ。土魔法を鍛えに鍛えた魔術師なら、できるようになりますよ?」
「その……炉にも使えると言うことは、建材としても利用価値はあるということだろうか?」
「もちろんです。土魔法の錬成で加工できないという弱点はありますけど、普通の岩石よりも風化しにくいですし、割とお薦めですね。英雄の時代に作られた建物の多くは、これが原料になってると思いますよ?」
魔力が含まれている分、土魔法の錬成での操作には向かないというデメリットはあるが、その分、頑丈だし、しっかりと組んだトーチカは魔物の攻撃を防ぐことも可能となるのだ、とレンはストーンブロックの有用さを説明する。
ただ、魔力消費が大きいため、大量生産をしようと考えれば、魔力回復ポーションが必要になるという問題もあった。
「……なぜその技術が絶えてしまったのか……それを教えることは可能でしょうか?」
「ええと……ひとり育てました。そこの山はその弟子が作りましたけど、育てるのも、運用するのも若干手間ですね」
「結界杭が修復されても、結界の外は魔物の住む世界です。石切のために外に出る必要がなくなるのであれば、それだけでも死ぬ者は減ります」
「なるほど……まあ、短期計画の中に加えられなくもないです。実験の後で話し合いましょう」
レンは、錬金魔法の錬成で石のブロックに炸薬ポーションが入る大きさの穴をあけ、ポーションをダヴィードに手渡し、穴に入れるように頼んだ。
ダヴィードは試験管を軽く振り、中の薬液を揺らすと、石のブロックに差し込み、振り向いた。
「で? 次は何をするんだ?」
「
「火魔法の基礎だな。流石に最低限の魔法は知っている」
「なら、五歩下がって、炸薬ポーションの蓋の部分に火を着けてください。ちょっと音がして煙が出ます。場合によっては小石が飛んできますのでご注意を」
レンの言葉を自分の中でしっかりと理解してからダヴィードは右手を炸薬ポーションに向けた。
魔法が危険なものだと理解している者の動きだと判断したレンは、よい教師に恵まれたのだろうと判断する。
「着火」
ポン、と軽い音が響き、真っ白い煙が溢れ出し、積み上げた石のブロックがガラガラと崩れ、そこそこ大きな石が飛び散るが石は反射界に押しとどめられる。
やがて、風で煙が押し流されると。そこには崩れた石のブロックがあった。
「……失礼しました。炸薬ポーションの影響範囲を考えてストーンブロックを固着しておいたんですけど、固着が甘かったみたいです」
ストーンブロックに穴が開く、まではレンの計画通りだったのだが、それが崩れるというところは想定外だった。
事前に行なった実験では、周辺のストーンブロックまで綺麗に丸く穴があくのを確認していたのだが、同じように固着したブロックは、今回は耐えられなかったようだ。
大きな石の山が目の前で崩壊するというのは、思いのほか大きなインパクトがあったようで、ダヴィードたちはあんぐりと口を開けていた。
「反射界というのは凄いものだね。結界の中に石も砂粒も入ってこなかった……しかし、跳んできた石は残り回数よりも多かったように思うが?」
ジジの呟きにレンが頷く。
「ひとまとめの攻撃と見なされたら、一回で全部を防ぐんです。まあ、そうじゃないと、砂利一掴み投げつけられただけで回数使い切っちゃいますから」
「それで、今の実験は、中級の錬金術師が作った中級のポーションが、実際に使えるというのを我々に見せるのが目的ですね?」
ルシウスに問われてレンはしまった、と顔を片手で覆った。
「そうです。それを先に言っておくべきでした」
「それで、あちらの……アレッタさんは何をされているのでしょうか?」
ルシウスが指差した先では、アレッタが薬草を刻み、粉にし、煮込んでいた。
そして、もう少しで完成と言ったところで、作業を中断する。
「アレッタさんが作ってるのは、中級の体力回復ポーションですね。一応手足の欠損や神経の損傷、視力の喪失などを回復させる効果があります……まあ、傷の大きさによって、治療に掛かる時間は
レンの返事に、ダヴィードは得心がいったという表情で頷いた。
「なるほど。だから騎士の後ろに、引退した騎士のようなご老体が並んでるのか。しかも全員怪我で引退しましたってような者ばかり」
「まあ、こう言っては何ですが、実験台として参加して貰いました。もちろん、本人の意志はきちんと確認しています。では、早速試してみましょう。アレッタさん、最後の反応と、瓶詰めをしたら、投薬をお願いします」
レンの言葉に頷いたアレッタは、鍋の中に小皿に取り置いた青い液体を流し込む。
途端に鍋は白い煙を上げ、後には赤い薬液が残る。アレッタはそれを試験管に流し込みコルクと封紙で蓋をする。
「レン殿、すぐに飲ませるのなら、蓋は不要では? 封紙に魔法陣を描くためのインクも、確か、特別製と聞いたことがありますが」
「ええと、あの魔法陣は変質と品質劣化を防ぐ効果もありますが、反応を完全に終わらせる効果もあるので、一度きちんと蓋をしておかないと、反応が進みすぎて使い物にならなくなるんです」
老人たちは片腕がなかったり、片目を潰されたりしている状態だった。
アレッタが騎士達に合図をすると、騎士達は老人たちの体を押さえつけ、アレッタがその口に薬を流し込む。
「……レン殿、あれは一体何をしておるのだ?」
「ああ、回復系ポーションは遅効性です。傷が大きいほど、治癒の際にその……」
レンがそこまで言ったのと同時に、老人たちが悲鳴をあげて暴れ出した。
「ぐあっぁぁぁっ!」
「くっ! これほどとはっ!」
「負けんっ! 儂は負けぬぞっ!」
「……その、傷口が大きいほど、治癒の際に、ものすごく」
「痛むのだな?」
悲痛な表情でそう尋ねるダヴィードに、レンは首を横に振った。
「いえ、痒いんです。すごく……中級の体力回復ポーションは迷宮でも出ると聞いていますが、ご存じなかったのですか? フレデリーコさんはご存知でしたけど」
「……まあ、殿下も我々も、そういう場には出ないから、知る機会がなかったのだが……ジジは知っていたか?」
「聞いたことはありますが、見たのは初めてです。あ、本当に腕が生えてくる」
例外もあるが、多くのゲームではポーションは即効性である。
飲んだ直後に、失った体力ゲージが規定の数値分だけ回復するような仕様が多く、死んでいなければ、その場で戦線に復帰できる。
しかし、『碧の迷宮』では、ポーションの多くは、ゆっくりと効果が出る。
一定期間は、効果が継続するのだ。体力回復ポーションなら、失った体力を秒あたり薬剤の品質で決定される分だけ回復する、という状態が30秒近く続くといった具合である。そして、手足の欠損などは、初級だと傷口が塞がるだけ、中級では欠損した部位が生えてくる。
腕一本分の回復に必要な時間は20秒程度で、見る間に失った腕が生えてくる。
この、失った部分が生えてくる過程で、患者は耐えがたいほどの痒みを覚えることになるのだ。もちろん、主観的なものなので、人によってはくすぐったさ、熱さを感じる者もいる。
その過程を眺めていたダヴィードは、全員治療が終わり、老人たちが治った体に馴れようとフラフラするのを見て、呆れたように溜息をついた。
「はぁ……まあ、中級体力回復ポーションが本物であることは十分に理解したよ……引退した騎士達を復帰させられるのはありがたい……これで終わりか?」
「あ、いえ、もうひとつ。結界杭の修復実験を考えてますけど」
「この街の結界杭はまだ直してなかったのか?」
「そちらは修復済みです。近くに、放棄された村があって、そこから運んできた結界杭を修復して見せようかと」
練兵場の奥に材木のように並べられた4本のそれを指さしながらレンがそう言うと、ダヴィードは首を捻った。
「しかし、それでは直ったことを確認できぬではないか?」
ダヴィードの言葉に、クロエが口を挟んだ。
「そこは、聖域で留守を守っている巫女が確認済み。レンの言葉は信じられなかったとしても聖域の巫女の言葉は信じられるのでは?」
「聖域の巫女。確か……マリー殿だったか?」
「そう。レンが直した結界杭に緑の魔石を入れて、魔物を誘引して結界が機能することは確認済み」
「……巫女殿の言葉を信じぬ訳ではないが、これは私が確認し、保証すべき事だ。巫女殿に責任を負わせるわけにはいかない。フレデリーコ殿、修理した結界杭をその放棄した村に設置して動作確認をするとしたら、どの程度の時間が必要になる?」
クロエの言葉を信じ、それを証拠とした場合、もしも問題が生じたときの責任の所在が曖昧になる。
クロエの言葉を信じたダヴィードに責任があると見ることもできるが、不正確な情報をダヴィードに流したとして、クロエに責任を問うことも可能となってしまうのだ。
ダヴィードは責任者として、それをよしとはしなかった。
「……運んで設置して、魔物を誘引してきて結界にぶつけるのも含めて、明日の午後までには何とか……まあ、魔物はグリーンラビットあたりになるでしょうけれど。村まで持っていかずに、少し離れた場所に設置するだけなら、明日の朝には整えておきますが」
「なるほど。街から少し離れさえすれば、試験は可能か……ならば、その方法で確認を行なうとしよう。レン殿」
「ええ、いいと思います。それじゃアレッタさん」
レンはミスリルのインゴットをアレッタの横に控える騎士に手渡した。
「10キロのインゴットが2本です。十分に足りるはずだから、おちついてゆっくりとね」
「ええ。世界の未来が掛かってますもの。丁寧に、確実に修復しますわ」
結界杭の修復は、魔力感知を持たない者にとっては、あまりにも地味な作業だった。
魔石を入れる箱の蓋を開き、箱を構成するミスリルから錬金魔法の錬成で、内部のミスリルの状態を確認し、ミスリルが減ってしまっているところまで、数回に分けてミスリルを流し込む。
それだけで修復は完了となる。
一応、魔術師として最低限の技能を身に付けているダヴィードには、何が起きているのかが理解できるが、護衛の騎士達の多くは、アレッタが手に持ったインゴットが小さくなった、程度しか分からない。
「レン殿、これは錬金術師初級でも可能なのだな?」
「ええ。アレッタさんは中級ですけど、錬金魔法の錬成は、初級でも使えます。きちんと錬金術師としていろいろなものを作ってきた錬金術師なら、誰にでもできます」
「緑の魔石を入れてみても良いだろうか?」
「ダメです。街の周囲の結界杭が、新しい結界杭とリンクすると、街の結界の形が変わってしまいます。やるなら、街を囲む結界杭の間の距離よりも街から離れて、そこでお願いします」
「なるほど、そういう留意事項もあるのだな」
「ああ、そうですね。そういうのも俺の方でまとめて置きます」
こうして、その日の実験は幕を閉じた。
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