二話!!! 短パンニーソ専門店じゃ糞がぁ!!


「短パンニーソ!!! 土地!!!」

「何事!?!?」


 はぁ、はぁ短パンニーソのお店を、開かなきゃ……! 短パンニーソ、短パンニーソおおおおおおお!!


「短パンニーソ寄越せっつってんだろうがあああああああ!!」

「ひぃ! こ、ここ不動産ですぅ!!」


 知ってるわそんなこと!! 短パンニーソの店開くから土地寄越せっつってんだよおおおおおお!!


「土地!寄越せ!? さもなくば短パンニーソの従業員にするぞ!? あああんん!??!?!?」

「ヒィ!! 土地、土地ですね!? わかりました、わかりましたからーーー!!」


 短パンニーソの土地、ゲットした!! 金? 持ってたから払った!! 短パンニーソ、短パンニーソの匂いを、嗅ぎたいいいいい!!


「ここにする!!」

「こ、こちらがお値段ですぅ……うぅ、この人には売っちゃダメって言われてたのにぃ……ころされちゃうよ……よよよ、たずげてぇ……」

「金!!」


 少女の短パンニーソに金貨を入れて押し付けた!! さあさあ短パンニーソ!! 短パンニーソの威光でイクうううううう!!


「わわっ、こんなにいただけま、せ……あの、なんで、短パンに……金貨、が……?」

「……(にこっ)」

「……(にこっ)」


◆◇◆


「どうしてこうなったああーーーーーー!?!?」

「うるせえ従業員!! お前は今日から短パンニーソ専門店の従業員じゃあああああ!!」


 従業員ゲット! 最高だぜ!! はあはあ、短パンニーソの少女が、目の前に!! ああ、短パンニーソ様あああ!! 見てくださいますか!? 短パンニーソ!!

 ああああああ!!


「おや? この店は……新しいね」


 客だ!! 短パンニーソにしてやる!! 脳味噌短パンニーソの刑な!!


「従業員A 客だぞ!」

「マリサです! え、えっと……いらっしゃいませ……お客様」


 お客様は戸惑いながらマリサ短パンニーソを見る。


「ほぉ……これは」

「お、おきゃく、さま……?」

「君、この変な服!!どこで手に入れたんだい!? 魔法無効、物理無効ってなにこれ!? おかしいよね!?」

「おめえ今なんつったああああああ!!」


 こいつ、コイツ!! 殺す!! 絶対殺す!!

 短パンニーソ、変な服!? 脳味噌短パンニーソにしてやらああああ!?!?

 ああんあああなん!??!


「短パンニーソ、短パンニーソです!! これは短パンニーソという御召し物です!!」

「ほう! 服についてはミジンコの玉金並みに良く分からんが百個く――――ぎゃああああああ!!」

「お客様ーーーーーーーーー!!」


 短パンニーソの魅力が分からん奴に明日とかないんで(^ ^)


「ぶひ、ぶひひ……ここ、新しく出来た店、なんだな……なんか昨日はなかったはずだけど……まいっか、ぶひ」

「お、お客様……いらっしゃいませ……」


 客来た!! さあ、殺そう!!


「待って! 待って店長!! その思考どうにかして!!」

「至高!? そんなん俺の短パンニーソは至高に決まってんだろ!!」

「ああああ! この短パンニーソ狂いはあああああああ!!」


 客はぶひぶひ言いながら、品定めをする。あと店は一瞬で創造した!! どうでもいいな!! うん!!


「す、すごいぶ……! こ、この短パンニーソは太ももにちょっと食い込む……でも決して肌を傷めないぎりぎりのラインで調整されてるぶ……!!」


 当然だ!! うちの短パンニーソはお客の太腿に合わせてサイズを調整した特別製だからな!!


「こ、これを欲しいぶ!! 僕の等身大メイドたんに着せるんだぶ!! う……値段は銀貨二枚、か……」

「はい!! 銅貨一枚になります!!」

「えええええ!?!?」


 ぶひぶひは笑顔で帰っていった!! よし!!


「店長!? いや、なんであんな値段で売ったんですか!?」

「短パンニーソ愛が分かる奴は贔屓するに決まってんだろ!! お前馬鹿か!?!?」

「あなたに馬鹿って言われるのだけは納得できな――――――――い!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る