第5話 今後の方針&魔法

「勝ったー!死ぬかと思った。」

そんなことを言っていると、ド○クエでなるような音が頭に響いた。

「何だこれ?まぁ、いっか。それよりも何で運よく剣が落ちていたのかの方が気になるな…もしかして俺がこうなったのは意図的だったりして?いや!考えていても仕方がない、なんせ情報が足りないからな。とりあえず、脱出するのが最終目標としてどうするべきかな。食料は倒した敵のを食べるとして、飲み物はそこら辺の池でいいか。緊急事態だし、質とか味とかにこだわってる暇はねぇ。さっきの感じで敵を倒して行きながら、色んな所を歩いてみるか。」

とこれからの方針は決まった。

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月日がたった。

「くっそー。もう、500階ぐらい降りた。そしたら急に火とか水とか出してくる敵がいたんだけど。あれって魔法じゃね?ここ最近、デコピンの風圧で敵を倒せるようになったけど…魔法は使ってみたいな。そういえば、名前を思い出せないけどオタクって呼ばれる奴が「僕の体内には魔力がある!」っていってからあだ名が中二病になってたな。本当にあるかな?やってみるか。」

数時間後

「あ~、無理だな。分かんない。いいなー、火魔法とかあれば生肉食べずに済むのに。生肉、本当に不味い。あれのせいで食事が1回になったし…恋しいな料理。

あぁ。中二病って言われるの覚悟でやろっ。(まぁ、誰もいないけど。)

確か、中二病ってこんな感じで言ってたかな?

火魔法:ファイアーボール!」

そういうと、火の玉がでた。

「出来た、中二病みたいで恥ずかしいけど…そして嬉しいことに体内の魔力が分かった。最高だな!」

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