第4話 ギリギリな戦い

ここからは主人公の気持ちを()で表します。by作者

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(ミノタウロス!!いや、普通こういう時ってゴブリンじゃない?

前、友達に紹介された異世界系の小説がそうじゃなかったっけ?)

ミノタウロスは相変わらず笑っている。

(絶対、俺を餌だと思ってる。そもそも、現代にこんな怪物いないし。

おかしい…おかしいよね?なんか心配になってきた。)

ミノタウロスが殴りかかってきた。

(死ぬ!とりあえず剣を拾って…えっ!まぁいいや。)

ミノタウロスの地面についた拳から登って首までたどり着いたら剣を刺す。

だが、刃がとうらない。でも、ミノタウロスは獲物を見失った。

(考えろ!このままじゃ死ぬ。確実に。そうか!勢いをつければいけるかも。)

ミノタウロスは獲物を見失い怒っていた。だから、気づかなかった。その獲物が自分の頭の横にいることに、剣を持って回転していることに。

(やば!目が回りそう。でも死んでたまるか。よし、勢いならついた。今だ!)

ズシャッという音が鳴り響いたと同時にミノタウロスの首が飛んだ。

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