第25話 立ち塞がる大艦隊

「イビツダ星系、座標標示!」

「イビツダ星系座標、標示します」


ホヤはイビツダ星系関係の、情報を完璧に収集していました。

イビツダ帝国惑星の人口4億3千万人、奴隷約1億人。

100従属星系の総人口約500億人。


イビツダ星系、5光年の距離、最端従属星系0.5光年。

「0.5光年にあるイダ従属星系に、前線基地が在ります」



「イビツダ星系外縁1光日にワープ!!」

「ワープします」


フワリ上昇感覚を一瞬感じ、次の瞬間見たことの無い星座の世界に飛び出していました。


安全を確認、トマトは微速前進します。


オーコッツも所属しているアンド星雲、この辺りは中心近くの過剰星雲帯、星がギッチリ詰まってる。

「この辺りだから、旧式ロケットでも150もの星系を従える事ができたのだな」


前方に、ゴチャゴチャ不細工なロケット集団が、確認出来ました。


「ホヤ!イビツダ帝国軍、何隻集まっているか報告!!」

「光学反応から、大小1300隻が確認出来ました」

「1300ぅ!!無茶苦茶多いな!!」

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