第23話 イビツダ星系帝国の宣戦布告

遥離れた、イビツダ星系帝国艦隊が、ベガ星系郡の辺境惑星を奇襲攻撃、占領して後宣戦布告して来ました。


頭にぎゅうぎゅう詰め込まれ、頭痛に襲われ続けている私に、頭が割れる様な一報が入りました。


「ジン様!!無理しないでください、私がヤマトトと山吹、紅両艦隊を率いて、迎撃して参ります!!」

「うん···有り難い申し出ですが、旗艦不在では戦力不足、私もトマトで迎撃に向かうよ」



100メートル級旗艦トマトに、頭痛に耐えながら乗り込み、宇宙空間に飛行、徐々に頭痛が治まり、頭の中が広々とした感覚に戸惑いました。

ベガ第13星系には光速航行で1月かかる。


自然に成すべき事が、頭に浮かびます。

「ホヤ!ベガ第13星系の座標標示!!」

「ベガ第13星系座標標示しました!!」


「全隊員に告げる!これよりワープ航法に入る!各自楽な姿勢を取るように!!」

「ヤマトト隊員、山吹隊、紅隊、ABC戦闘機隊、全隊員搭乗待機!!」

「ヤマトト全隊員搭乗!待機します!!」ペキの元気な声が聞こえて来ます。

「山吹隊、全艦搭乗待機します!!」ピク隊長の報告。

「紅隊、全艦搭乗待機します!!」ダズ隊長の明るい声が聞こえて来ます。

「ABC戦闘機隊全機搭乗待機します!!」ピシー隊長の声が聞こえて来ます。

C型機には、ドワーフから、ピクシー2名搭乗に変更されて居ます。

適材適所ドワーフ隊員は全員、工兵隊所属に勤務代えしました。


フェアリーの能力、オーハルコンから全エナジー取り出し制御から、第七エナジー時空間を利用、ワープ航法の実現です。


「これよりワープ航法に入る!5秒前、4秒、3秒、ホヤ!ワープ補助!!2、1、ワープ!!!」




一瞬浮き上がった、感じがして、目の前に大艦隊が現れました。

「全艦隊発進!!!」

「ヤマトト発進!!」「山吹隊発進!!」「紅隊発進!!」「ABC戦闘機隊発進!!」

「全艦隊、発進後バリア最大!!!」


「総司令官!!第13星系第三惑星消滅して居ます!!!」

ホヤからの報告、イビツダ星系帝国軍、占領でなく奇襲攻撃で住民1000人と共に惑星を破壊しやがった!!!


「全艦隊、全機、最大火力で敵艦隊を消滅!!攻撃、始め!!!」


敵艦隊は中央旗艦に同タイプの50メートル級100、20メートル級200が確認出来ます。


突然目の前に現れた、私達に反応出来て居ない。

奇襲攻撃してきた敵に容赦、話し合いは不要!殲滅在るのみ!!!

「トマト全攻撃主、最大火力ぅ、てぇ!!!」


第一波集中攻撃で、敵艦隊主力艦70隻が轟沈、第二波で50メートル級2隻に20メートル級110隻を残すのみ。


「全艦、総員待避!!!此より最終兵器次元砲を発射する!!繰り返す!!総員待避!!次元砲を発射する!!」




「謎機動部隊に告げる!!こちらはイビツダ星系帝国の艦隊である!!攻撃を止めよ!!繰り返す!攻撃を止めよ、此方は敵対せぬ!」


「惚けた事を言う!此方は、お前達に破壊された惑星の統治者、星間連合帝王ホリカワである!!最終兵器次元砲で消えてしまえ!!!」

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