第21話 堀川さんの変化
「トンテンカン達工兵隊と護衛ピクシー隊は悔しがるだろうな」
「オーコッツ星からでは、時間が掛かり過ぎる、苦情はワシが一気に引き受ける」
ピシー隊長とドーフ隊長が、何か話しています。
暫く待ってると、ピクシーとドワーフが大挙して押し掛けて来ました。
「あれっ?人数多くない?ざっと見た感じ、ピクシー200人ドワーフ150人位居る、80人、65人のはずだが?」
「大将ペキ王女様が、ヤマトトで連れて来て下さいました」
「ピシー?あっ、飛行訓練って最近ペキはヤマトトにずっと乗ってたな!オーコッツ星まで行ってたのか」
「「「大将!!」」」
「ありゃ?トン、テン、カン改造作業、良いのか?」
「世紀の瞬間を見逃すと、何の為に生きてるか、意味が無くなる」
「何を期待してるか分からんが、ノームとフェアリーに会うだけだぞ」
「これで最低数5種族になる」
呟きを遮って大声がします。
「「「大将!会いたかった!!」」」
「あれっ?イル、カル、ルカ?何で?」
オーハルコンの砂が入ったオーハルコン結晶容器、自走式水槽から、砂イルカの3頭が顔を覗かせて居ます。
「大将に、会いに来たに決まってるぞ!」
何を期待してるかサッパリ解らん。
ペキが子供に見えるノームらしき妖精の手を引き、肩にフェアリーで有ろう妖精を乗せ、やって来ました。
「うっ?痛い!!」
ペキと妖精が目の前に来ると、なぜか頭痛に襲われる堀川さんでした。
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