第12話 拠点にする
「町の事住民の事を調べるため、しばらくここを拠点にする」
「この空き家は広い、私も住んで良い?」
「ネズミ小僧も住む事になった、才鬼も一緒に住めば良い。
戦鬼は料理が上手だ、美味しい物が食べられるぞ」
美味しい料理に引かれたようで、才鬼は嬉しそうに
ここでは革の防具で、角を隠さなくて良いので助かる、革の防具被るとかなり暑くて頭が蒸れる。
かなり荒れた廃屋だが、屋根はしっかりしていて雨漏りなどはない。
ネズミ小僧の名はジロ、町の事を熟知していて、こそ泥のくせに随分役にたつ。
「近くに川が有りますが、この共同井戸で飲み水を汲みます」
何をするにも水が一番重用、走鬼とジロに水汲みを任せ、私達は部屋の掃除を始めた。
片付けに拭き掃除がおわり、気持ち良いけど何も無い、だっだ広い家だ。
住居が決まれば、あとは食だが私達は武器を持っていない。
食は大切だが、身を守り狩りをするためにも武器は重要だ。
住民は特殊だが、町とすれば普通の町で武器屋も在れば肉屋に野菜も売ってる雑貨屋が在った。
店では、買う事も出来るが物々交換が主流のようだ。
武器屋では、4振りの剣を金貨8枚で購入し、雑貨屋では兎や猪の毛皮や牙で根菜に大鍋、焼き肉用の鉄板(フライ
平穏な暮らしに珍事発生!
なぜか毎朝扉の前に、葉っぱの上に兎や猪たまに鹿や牛まで置かれて居る。
有り難く食べて居るが、誰の仕業だろう?早朝確認では既に置かれていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます