ワールドクエスト③

やばいな…このままじゃジリ貧だ。


「ハク!援護頼むぞ!俺竜になるから」


「分かりました!」


ハクのユニークスキル「混沌の楽園」は、地面についている者、または低空の魔物なら効果はある。しかし龍はかなり上にいるのでそれは効かない。


「取り敢えず注意引きますね!」


「分かった!頼むぞ」


ハクは悪魔を呼び出して注意を引くように指示した。


「なら俺も行くとするか竜化」


グルルルルルルルアアアァァァ


未だに龍は暴れている。

取り敢えず何とかしてあれを止めなければ…


「断罪の聖剣」


シュン


光の剣が出てきた。


「発射」


ピュンピュンピュン


剣が刺さった。


「ここからだな…爆破」


ドゴォォォン


これで倒せたら嬉しいんだけど…

まぁ一筋縄にはいかないと思うが…


グ…グルルルル…


かなりダメージを与えたらしい…

だが…


グルルルルルルルアアアァァァ


まだ元気が有り余っているらしい…


「だよな〜」


そこに悪魔達が、注意を引いた。


「悪魔さん!頑張ってください!ルシファーさん!試したいスキルがあるのでいいですか?」


「いいぞ。もう何でもやってやれ」


「ありがとうございます…では…」


一瞬静かになったような気がした。


「封印の鎖」


キャリキャリキャリ


地面から鎖がでてきた。

それが一気に龍の方へ向かった。


「それいつ覚えた?」


「それがですね、始祖に進化した時結構スキル貰ったらしくて、まだ使えてないスキルもあるんですよ?」


「あっそうなの…」


鎖が龍に巻きついた。

そして一気に地面の方へ引っ張られていく。


「これのデメリットは私動けないんですよ」


「つまりハクを守ればいいと…」


ハクが頷いた。


「そうゆう事です。お願いしますね」


「分かった」


_________________________________________

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