紹介
ギルドハウスに戻り、みんなを呼び戻す。
「じゃあ紹介するぞ。ライムだ」
「赤鬼かっこいいっすね」
「よろしくお願いします」
どうやらライムは緊張している。
「よろしくっす。俺はリン。こっちはレン」
「私はコハクっていう。よろしく」
ライムの緊張が少しほぐれたそうに見えた。
「はい。じゃあ紹介終わり!ライムの実力とか知りたいから試合とかできる?」
「分かった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ギルドハウスの地下には闘技場があり、試合をすることにした。
「じゃあ誰やる?」
「俺とレンはパスで」
「分かった」
「じゃんけんで決める?」
「それでいいと思います」
ハクが言った。
「私もそれでいい」
コハクも言った。
「「「じゃんけんぽん」」」
出した結果。
ルシファー、グー
コハク、グー
ハク、パー
ハクの勝ちだった。
「やった!勝ちました」
コハクが残念そうにしている。まぁそうだよな…俺だって戦いたかった…
「決まったのか?」
ライムが問いかけてきた。
「はい!私とです」
「よろしく頼む」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあ相手が動かなくなった。もしくは降参をしたらそこで試合終了でいいよな?」
「それでいいです」
「分かった」
「それじゃあよーいスタート」
「じゃあさっそく!混沌の楽園」
周りが腐っていく。
「不死の炎」
さすがにやばいと思ったのか、ライムも発動してきた。鬼に金棒だな。
そして小さな1つの火は地面に向かった。
「あれだけじゃあな?」
「無理っすね」
だがそうとは限らなかった。
その小さな火が腐っている所に向かって広がっていったのだ。
当然普通の火なら何も出来ないがユニークスキルだ。効果は違った。
「あれ?腐っていかないですね…」
「それがこいつの効果らしい」
ハクは驚いた。まさか効かないなんて。
だがまだ勝機はあると思った。
「ブラックボール!」
ハクはそれを投げた。なんでも吸い込むのだ。絶対勝てると思った。
だがそれはライムには届かない。
「ふん!」
まさかの金棒を振ってそれを弾き飛ばしたのだ。
おそらく見ている人達はこう思う。
「「「あいつ何者?」」」
そしてそのブラックボールはハクのもとは帰っていく。
「わわわわ…降参!降参です!」
そう言うとブラックボールはなくなった。
「お疲れ様」
「なんなんですかあれ!」
「ライムのスキルだろ」
「そうですけど〜」
ハクは悔しそうだ。
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読んでくれてありがとうございます。
これから先の話を考えてないので、数日投稿できないかもしれません。
それでもいいという方は応援よろしくお願いします。
新しい小説始めました!
仲間に裏切られた上に両目も失いましたが、それでも私は元気です。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218486573310
こっちも読んでくれると嬉しいです。
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