ギルド対抗戦⑤

よし!なんとか時間内に着いた…

あっそうだ。あの光の剣刺しておけないかな?

あと30秒で竜化が解除される前に出来ることはしておきたいと思った。


「断罪の聖剣」


ピュン


これを…こうして…よし。


「ガウ(発射)」


シュン


ザク


地面に刺さった。

そして竜化が解除された。

なんとか時間内にできた…


「光の剣は…消滅してない!やった!」


予想通りだった。


「次は…あっそうだハク!」


しかしハクがいるであろう洞窟は入れない状態になっている。


「ん?なにあれ?」


出入り口の所を見ると、触手が埋め尽くしていた。

ハク大丈夫かな?


そういやみんなと話せないかな?


流石に2人だけだと抑えきれない可能性もあるので戻すことにした。


フレンドの機能を使って…

よし。戻ってきてくれそうだ。


「呼び戻せそうだし、次は…」


ハクをどうにかしないとな…でも…

あのスキル敵味方関係なく攻撃するからなぁ…


もし仮にあれ(触手)で倒されたとしよう。

するとリスポーンをする。

だが中はやばいことになっている。

何かで攻撃される。

それで死ぬ。


それの繰り返しだ。

流石にあれはダメだ。


「ルシファーさん!」


先に来たのは、リンとレンだ。


「おっ、来たか」


「ハクが発動しているスキルですよね?これ」


指を差しながら言ったのは、ハクの事だ。


「そうだよ…中でどんな事が起こってるのかは知らん」


「にしても敵が向かってくるんですよね?」


「かなりの数な」


「なぁレン。あれ使えない?」


「あーでも…まぁいっか…」


ゴトン


出したのはよく分からない物だった。


「これ何?」


「んー簡単に言うと踏んだら爆発する装置っすね」


「それって…地雷みたいな?」


「まぁ簡単に言うとそうです。」


「それを設置していけと?」


「そうなんですけど、かなり慎重に運ばないと爆発します」


「まじ?」


「そうっす」


あっこれダメだ。


「それを仕舞え…」


「ですよねー」


その装置をしまった。


「取り敢えず俺が発動している光の剣があるから、なるべく引きつけたら爆発させる」


「あの光の剣爆発するんすか?」


「そそ」


「じゃあ俺らは取り敢えず待機という事っすか?」


「そうゆう事」


「分かったっす!」


作戦が分かったところで…

コハクが帰ってくるのを待つか…

もう奥の方で敵が見えてるんだけど…


_________________________________________

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