ギルド対抗戦⑥

ギリギリでコハクが帰ってきた。


「コハク!取り敢えず離れるぞ!」


「わ、わかった」


敵が目と鼻の先にいるのだ。

流石にバレたらやばい。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

取り敢えず被害が来ないところまで離れた。


「よし、じゃあコハク。みてろよ?」


タイミングを見極める。

先頭が洞窟に入ろうとした。


「起爆」


光の剣が爆発した。

でも、なんで進んだかな?

普通ならさっきのやつで気づいてるはず…

もしかして、自分にしか見えてない?いやいや…そんな事あるわけない。


《150人倒しました。ユニークに150ポイントあげられます》


まぁ、倒せたしいっか。


「コハク、今度は俺らが戦う時間だ」


「わ、分かった」


「よし、じゃあいk…」ドゴォォォン


ん?


水晶があると思われる洞窟を見ると禍々しいオーラが出ている。


「なんだ…あれ?」


よく見ると、ハクだった。


「ハクだ」


「えっ?」


コハクが首を傾げた。


「あれ、ハクなの?」


「多分な。呼んでみるか。ハク〜!」


「あっ!ルシファーさん!どうかしたんですか?」


「聞きたいのはこっちの方だ。何があった?」


「それがですね…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

水晶の上に黒い球?のような物ができてそれがどんどん大きくなった。


「あわわわ…なんですか?あれ?」


疑問に思いながらも、守れてるからいっかと思った。


だが…

その黒い球が大きくなるうちに、それが自分を探してるのだと気づいた。

それと、スキルを解除しようとしてもできないのだ。


「もし、私があれに飲み込まれたらどうなるのでしょう?」


ふと、思った。

もう水晶も飲み込まれそうだし、止めるならそれしかないのかなと思った。


「たとえ、死んだとしても水晶がある限りリスポーン出来るから…」


ハクは黒い球に飛び込んだ。


それと同時に声が鳴った。


《悪魔から始祖の悪魔に進化しました》

《ステータスが変化します》

《第二の職業が選べなくなります》


「え?え?」


ハクは訳がわからなかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「それで混沌の楽園が消えたので出てきた感じです」


「なるほど…」


強さどうなった?


「じゃあなんかやってよ」


「分かりました!まだ初めて使うので慣れてないですけど…」


「大丈夫」


「分かりました。じゃあ…ブラックホール」


「「「「は?」」」」


俺とコハク、そしてリンとレン

みんな同じ声を出した。


すると…小さな黒い球が出てきた。


「それブラックホール?」


「そうらしいです」


それをハクは敵のいる方向へ投げた。

それが地面に当たった瞬間。


ゴォォォォォ


その黒い球が大きくなり周りにあった人や物を吸い込んだ。

次第に小さくなり、その黒い球はなくなった。


「なぁ、コハク」


「なんだ?」


「あいつ1人で良くね?」


「それは思う」


_________________________________________

ハクが覚醒しました。

他にも色々できるようになったのですが、

それはまた後の話で〜



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