ギルド対抗戦③

イベントが開始してから2時間が経った。

そして、今の順位表がこれだ。


1位 ユニーク  690ポイント

2位 新世界   590ポイント

3位 黒雷    540ポイント


俺らが1番リードしている。

自分の周りの水晶はだいたい割ったんだよね…もう少し遠くに行こうかな。

あとハクが守っている場所がどんどん黒くなっていて触手がうねうねしてたり、雷が落ちたりしていた。

これ近づく奴いるの?


それはさておき…偵察でもしておこうかな。

まだポイントは離れているわけだし。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

色んなところを偵察した。

すると…気づいたことがある。


・小さなギルドはもう無い

・残りはあと15のギルド

・いくつかは同盟?を組んでいる

・その同盟の組んだギルドがこっちに向かってきている


まずいな。

仮に魔法師がいなければまだなんとかなるだろうけど…(混沌の楽園でなんとかなる)

もし遠距離から放つことができる魔法を撃ってきたとしたら…

やばいな…


もう、自分の魔力はほぼない。

使えるスキルとしては…


「竜化かな」


でも、制限時間がある。あまりのんびりやっている場合ではない。


「やるしかないか…」

「スキル、竜化」


自分の体が変化した。

何回か練習しているので、動き方とか戦い方は分かった。


「ガウ(飛んでいこ)」


飛んで向かってきている方向に向かった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

sideハク


あわわわわ…

もう手がつけられないです…

2時間が経ったものの、ますますカオスになってきている。


「なんか、やばいの出てきそうです…」


水晶の上に黒い球のようなものができていた。しかも時間が経つうちにどんどん大きくなっていった。


「このままどうなるのでしょう…」


ハクは不安ながらも気になっていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

sideコハク


「さすがに疲れたな…」


割ったのは2個。

そのあと敵と戦闘したりしたので、かなり疲れた。


「少し休もう」


無限水刀は強いがそれもそこまで。

魔法とかを飛ばしてきたらそれで終わりだ。


「魔法を斬るとかできないかな…」


もしそうゆうのがあったら万々歳だ。


「にしても、ラミアというのは…」


下半身が蛇。かなり特殊だ。

最初コハクも焦ったらしいのだが、それも今じゃ慣れた。

だが、走るなどは難しい。

2本足と無いとでは走り方が違うのだ。


「こうゆう所は練習の積み重ねしかないのかな」


コハクは改めて思った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

sideリンとレン


1個割ることができた。


「ルシファーさんとかいくつ割ってるんだろ」


「あの人強いから、3個とか割ってるんじゃないかな…」


案の定、その予想は当たっていた。


「俺らはこのペースでやっていこう」


「分かった」


リンとレンは偵察をしてそのどちらかにあった場合、連絡をして一緒に割りに行くというやり方をしていた。


だが、周辺はルシファーやコハクなどが狩り尽くした。

なので多少遠くに行かないとダメになってしまった。


「じゃあ偵察し始めますか」


「そうだね」


「じゃあまた後で」


「うん」


互いに偵察しに行った。

_________________________________________

読んでくれてありがとうございます。

新しい作品作ろうか迷っています…

応援よろしくお願いします。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る