混沌の楽園(sideハク)

ルシファーが生産職の人たちを説明やら何やらしていた時ハクの方はというと…

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「えっとじゃあ種族聞いてまわるので教えてください」


「質問いいですか?」


手が上がった。


「どうぞ」


「何故教えなければいけないのですか?」


「もしかすると、ユニーク種族がいるかもしれないので」


「なるほど分かりました」


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聞いてまわった結果こうなった。


・人族×80

・魔族×60

・竜族×49

・ラミア


「えっと…ラミアってあのヘビみたいなあれですかね?」


一回呼んでみますか。


「ラミアって言った人出てきてください」


すると出てきた。


本当にヘビなんだ。


「ラミアって言いました」


おそらくユニーク種族…となると

特殊なスキルもあるはず


「特殊なスキルとかありますか?」


「えっと…無限水刀っていうスキルです」


無限水刀?どういったスキル?


「分かりました。えっと…皆さんこれから私との試合を始めます。ソロでも、

チームを組んでもなんでもいいです」


「「「分かりました」」」


「それじゃあさっそく始めるのでかなり下がった方が良いですよ。じゃあラミアの人やりますか」


「はい」


「そういえば名前は?」


「コハクです」


「分かりました」


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「ではあなたからきてください」


混沌の楽園は発動済み。いつでもいける。


「では行きます。スキル無限水刀」


なんでしょう?あれ。水で出来た刀?


「面白いですね」


杖を振った。

いつものように地面が腐った。

するとコハクはその水刀を地面に突き刺した。


「何をやっているのでしょう?まさか

無効化?いやでも無理なはず…」


コハクは水の薄い壁を周りに張った。

それでも周りは腐っていく。瘴気も出てきた。


「あれでは無理なはず…」


しかし、そうはいかなかった。

何故かコハクの周りだけ瘴気が入っていかないのだ。その薄い壁を隔てて。


「よし、これは入れたほうがいいですね」


即座にやめた。


「もう終わり?」


コハクが言った。


「あなたの実力はわかりました。ぜひ入りませんか?」


「それが望みなのでよろしくお願いします」


おそらくあのままやっていたら負けていた。明らかに不利すぎるのだ。


「にしても、あの水の壁はなんなのでしょうか?」


「あれは無限水刀を色々試してたらできた」


「魔法無効化…のような感じですか?」


「そんなところ」


「コハクさん、取り敢えずルシファーさんの所に行ってもらえますか?」


「分かった。挨拶のような感じ?」


「そうゆう感じです」


コハクは走っていった。下半身がヘビのような体なので走ってるのか歩いてるのかは分からない。


「それでは、二回戦始めます。誰かいますか?」


「俺たちがやる」


「それではかかってきてください」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


その後50人で向かってきたりした奴、

1人のやつもいた。

しかし全員が混沌の楽園によって腐っていった。


「全員終わりましたが、結局残ったのはコハクただ1人ですか…」


そして余談だが、

負けた人たちはどうやって勝てばいいのか掲示板で話しているうちに話がずれてきて、結局あの人を崇めたらいいんじゃね?という事になった。


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