ダンジョン②

一部崩れて行けそうなとこがあったので

行こうか迷う。


「これって行った方がいいかな?」


・いけいけ!

・みんなの情報になるかも?


「まぁ、行ってみて判断だな」


崩れていた壁の所に入ると…


《ユニーククエスト、が発生しました》

《戻れなくなりました》

《1回死ぬと2度と挑戦できなくなります》


「え?なになに?」


ふと後ろを見ると崩れていた壁が元に

戻ってしまい、前に進むしか無くなってしまった。


「あーやばいぞ。絶対この先やばい」


・この先何があるんだ?

・隠し…だから何かボス?

・分からん


「でも、進むしかないか…」


・頑張れ!

・応援してるぞ!

・俺らからはそれぐらいしか…


「よし、行こう」


気持ちを固めて、階段を歩いていく。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

歩いていくとかなり広い部屋にきた。

どうやらここが真の最下層だと思う。


『貴様が、我の相手か』


「ん?」


ふと上を見ると凄い大きい竜がいた。


「うわ…」


『安心せい。すぐには食わぬ』


「あなたは?」


『我は聖竜王、メラニス』


「えっと…それで俺に何の用ですか?」


『我はもう少ししか生きられない。

だから其方の力量を見て我の力を授けようと思う』


「じゃあ、私はどのようなことを

すれば?」


『我と戦うのじゃ』


「え?」


『戦うのじゃ』


まじか…絶対勝てないじゃん…

でも、裁きの鉄槌当てたら…

微妙だな。

でも、やってみる価値はありそう。


「分かりました。やります」


『よかろう。もし我を倒したら自動で

力が授かるようになっているのじゃ』


「質問です。あなたはどうなるの

ですか?」


『我は少し小さい竜になる…はずじゃ』


「分かりました。じゃあやりましょう」

 

『どこからでもかかってこい』


「分かりました。スキル、裁きの鉄槌」


手のひらにハンマーをもつ。


「じゃあ行きますよ!」


『さぁ、くるのじゃ!』


俺は駆け出して竜の後ろにまわった。

そして、ハンマーを投げた。

それが竜に当たり動けなくなった。


『な、何だ。そのハンマーは?」


「スキルです!」


『一気に半分減らせるとは…そして

これは麻痺かの?』


「凄いですね、正解です」


『面白いのを見させてもらった。

今度は我の番じゃ』


やばいのが、くるぞ…

飛んで逃げれるかな。


『断罪の聖剣』


な、なんだ?周りに剣が数十…

いや百本以上ある。

これ食らったらひとたまりもないな。


『喰らうのじゃ


「スキル、飛翔」


飛んで逃げよ。


ズドドドドドド


飛んだと同時に自分がいた地面に剣が

刺さった。

もし飛んでいなかったら死んでいたと思う。

すると、今度は剣が俺のことを

追尾してきた。

めんどくさいやつだな。


「光魔法、ビーム」


まとめて破壊する。しかし何本かは破壊しきれなかった。

なので、今度は双剣で弾いた。


『な…それ弾けるのか?』


「普通は弾けないのですか?」


『流石に予想外なのじゃ』


「今度は本気で…」


『待て待て、一回やめよう』


「なんで?」


『もう、其方の力量は分かった』


「それで、どうなんですか?」


『授けるのじゃ。というかどちらにせよ

授ける予定だったのじゃ』


「じゃあ、何で戦おうと?」


『ちょっと気になって…』


理由それだけ…


『よし、じゃあさっそく授けるのじゃ』


床にかなり大きな魔法陣?がでてきた。


『其方に授けるのは、竜化と反射

じゃ』


「竜化は何となく分かるが…反射は?」


『反射というのは、相手の使った

スキルを跳ね返したり。

まぁ簡単に言えば何でも跳ね返せる』


「何でも?」


『何でもなのじゃ』


絶対強いやん。

竜ってすげぇ

_________________________________

読んでくれてありがとうございます。

長くなりすぎたので、一回切ります。

すみません。

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