ダンジョン③

その後、竜化と反射のスキルをもらった。

竜化のスキルは聖竜王の姿になるらしい。

時間は1日に10分程度しか使えないとのこと。

ちなみにスキルをもらった時、聖竜王は

小さい竜になっていた。


『じゃあの』


「ありがとうございました」


『また、会えるといいのじゃ』


「はい」


『そうそう、あと4つじゃな』


「え?」


『5つの隠しダンジョンがあるのじゃ。それで我は其方にスキルを渡した』


「それで後4つ…」


『じゃが、お主はもう入ることは出来ない』


「何でですか?」


『お主はあの形をはめた』


「形?あのハンマーのことですか?」


裁きの鉄槌がスポッと入った事を思い出した。


『残りの4つはその形とは違うのだ』


何となく分かった。


「つまり、残り4つは他の誰かが行くと?」


『そうゆうことなのじゃ。じゃが…』


「?」


『特殊な種族じゃないと開けられない。其方のように』


「つまり、俺が天使のようにあと4人はいると?」


『おそらくな』


「分かりました。探してみます」


『頑張るのじゃ。それでじゃあな』


「はい!」


聖竜王は飛んで行った。

また会えるといいな。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

広場に戻ってきたんだけど…


あれ?配信切れてる。


〜〜〜〜〜〜

配信切れてた

〜〜〜〜〜〜


・生きてた

・大丈夫だった?

・どうだった?


「配信切れてたんだ。新しいスキルもらったよ」


・どんな?

・教えて

・気になる


「竜化と反射っていうスキル」


・聞いたことないけど…

・絶対強いやん

・やばそう


「効果は教えないからね?でも、竜化は

分かるよね?」


・竜になるんでしょ?

・絶対そう

・絶対そう


「まぁそんなところ」


「取り敢えず、今日は終わるね。疲れた」


・乙です

・お疲れ様

・お疲れ〜


「じゃあねー」


配信終了っと。

取り敢えずこれから、残り4人のユニーク種族を見つけようかな。


「あの!」


「ん?」


ふと前をみると、小さい女の子がいた。


「ルシファーさんですよね?」


「そうだけど…何かな?」


「手伝ってくれませんか?」


「は?」


_________________________________

読んでくれてありがとうございます。

やっと新キャラ登場…

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