宇宙へ

『よし成層圏を抜けた、もう少し行ったら宇宙だ!』

_

無事に到着した一行

『みんなご苦労!でも本番はここからだ、宇宙ムカデはでかくて強い!ひとまず地球に巻きつかれる前に動きを止め、注意を我々に向ける必要がある、今から作戦を説明する!』

_

簡単に話すとこうだ、電磁ネットを張ったところに誘導して頭が絡まったらネットの端をムカデ野郎の体に結んで動き封じるというものだ

『よし、みんな準備して待とう!』

_

そしてその時がきた

『こっちだ!』誘導係が攻撃をして注意をひいて目的の場所に導く

『てか、デカすぎないか、、』

狙い通りの場所に着く

『あとは頼んだぞ!』

雷九たちが待ち構えるネットに惑星喰らいが入る

『きたきた!』

思惑通りに入った

『あとは、頼むセナ!』

『分かってる!ピエンも行くよー!』『うん!』

急いで腹側に飛び、足に糸を絡める

『出来た!』ピエンも出来たと合図を送る

『よし!収縮!』

指示役の先生が声をあげ糸が伸びていたが収縮を始める

徐々に惑星喰らいが糸に引っ張られ丸まっていき、動きを止める

『よし、最後の仕上げだ』

みなが持っている糸でさらに全身をグルグル巻きにして完全に動けないようにする

『これで大丈夫だろう、よくやったみんな!』

先生が労いの言葉をかける

『ほんとにこんなデカぶつをやっつけたのか』スーマが喋る

『まぁ倒してはいないけどな』と雷九

『そうだな!まぁでもやったな雷九!』

『うん、これで世界を救ったんだなぁ』

としみじみしているところにセナが声をかける

『雷九!まだだよあれをみて!』

そこには目を光らせ全身から煙をようなものを出している惑星喰らいがいた

『ヤバい!』

みな、身構えるがそのうち静かになって動かなくなった

『ふぅ、なんだ最後の抵抗ってやつ』

『いや、違うぞ中心が赤く光っている』

とキャプテンが言う

パキパキと惑星喰らいの外殻が割れる

『変態か、』

中から上半身は人型で下半身は足が何本もあるタコのような生き物が出てきた

『ヤバそうだな、みんな戦闘体勢!』

その生き物が叫び声と同時に小さいムカデも殻の中から出てきて一緒に襲いかかってきた

各々交戦しているなか、キャプテンが本体、変態して出てきたのを倒すといって飛び出す。

“だれにも言っていないが俺も戦技を獲得したんだ”

_

惑星喰らいの前に立つキャプテン、殻から出てきたといっても元が地球に巻き付くぐらいの大きさなのでだいぶでかい

『このムカデ野郎!地球は食わせないぞ!』

《戦技:マッスルパワー!》

そう叫ぶとキャプテンの機体がみるみる巨大化して惑星喰らいと同等の大きさになる

お互い掴み合い力比べをする、両者の力は同じぐらいだ

手を離し、距離をとる

キャプテンが剣を引き抜く

『本番はこれからだ!』とキャプテンが惑星喰らいに切りかかる、相手もクネクネ動く足で応戦するが剣で切られてしまう

『意外とイージーだったな!』と一瞬きを緩め剣を振り上げた時、後ろで何かが蠢いた

『うがぁっ!』なんと切った足が動いてキャプテンに襲いかかってきたのだ

『油断した、、』そのまま足に巻きつかれ身動きがとれなくなってしまう

ハービーやハリーもテレキネシスで応戦している

『ここは、大丈夫だからキャプテンを助けにいってあげな!』とセナ

『行ってこい!雷九』スーマも後押しする

『頑張ってね!』とピエン

『うん、行ってくる』

機体を操縦してキャプテンのもとに向かう

『今行く!待ってろキャプテン!』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る