大統領の卵
静かに目をあける、ハリネズミのような生物
透明な容器が開き中から宙に浮いたまま出てくる
『わぁー!可愛い!』ピエンが近づく
『危ない、危ないよこいつは強力なテレキネシスを使うんだ!』
何かあった時のために構えるハービー
『ちょっと、チクチクするな』
みんながハリーをちやほやする
『あれ?称号の力を使ってるの?ピエン』
『特には、みんなも仲良く出来てるし全然凶暴じゃないよ』
『そっか』
眠ってる間に穏やかになったのかな?と思いつつハリーに近づくハービー
『グギャ~!!』
壁に貼り付けられるハービー
『俺が嫌われていただけだったのか、ガク、』
そんなこんなで学園長が準備が出来たという知らせが入ったので校庭に向かうみんな
_
『でかっ!』
そこには実地訓練に使ったロボとは比べ物にならないくらいデカいロボが整然と並んでいた
『待たせちゃったね!さぁ宇宙へ行こう!』
操縦の仕方は訓練のロボとだいたい一緒という説明を受けて、乗れるロボは今までの獲得したポイントでグレードが違うみたいだ
キャプテンは今までのポイント獲得量が多く、最上級グレードのロボに、他の生徒も自分にあったロボに乗り込む
『どうしよっかな~』
雷九もポイントはそれなりに獲得しているがどれもピンと来ず、量産型の誰でも乗れるロボを見ている
『あれ、何か格好いいな』
一体のロボと目が合いそれに決める雷九
その様子を見ている学園長
『おぉお!あの一つだけ隠しておいた機体を量産型の中から選ぶとはなかなかやるー!』
_
『それじゃあ私に付いてきてくれ』
ロボの操縦に長けた先生の誘導で宇宙に向かうみんな
学園長が声をかける『頑張ってねー!地球の未来を守るんだ、大統領の卵たちー!』
『俺はロボは操縦出来ないから、みんなしっかりやるんだぞー!』羽賀先生も応援してくれてる
『行ってきまーす!』
お別れの挨拶をして、視線を空に向ける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます