騒がしさで朝目がさめる

『なんだ?』

窓の外を見ると慌ただしく走る人々が見えた

そのうち雷九の所にも学園に集合という連絡が入り、手早く身支度を済ませ学園に向かった

_

中庭に集まり学園長の話が始まった

『みんな、朝早くからゴメンね、でも大変なことになったんだよ』

ざわつく生徒たち

『今、宇宙からこの地球に向かってある生物が向かっているその名も“宇宙ムカデ”この生き物は惑星に巻き付いて栄養分を吸い付くしてまう《別名:惑星喰らい》とも呼ばれている』

『学園長!そうなってしまったらどうなるんですか?』『地球は干からびてしまう、そこでだ君たちに地球を守ってもらいたいんだ!』

『今は2年、3年生は宇宙に合同演習に行ってしまっていない、君たちだけが頼りなんだよ!』

戸惑う生徒たち、続けて学園長が話す

『君たちは大統領になりたくてこの学園にきた、それは世界を変えたい、自分の国を良くしたいと志があるはずだ!みんなの暮らすこの世界を守ってくれ!』

生徒一人一人が様々なことを考える

そして静寂を破ったのはキャプテンだ

『みんな、やろう僕たちしかいないんだ!未来を切り開こう!』

一人また一人と賛同して立ち上がる

『やってくれるか、じゃあ準備するからちょっと待ってて!』足早にかけていく

『やるしかないな!』

雷九も意気込む、そこにハービーが近寄ってくる

『大変なことになったね、僕たちも待っている間に出来ることをしよう、この学園には称号などを獲得すると力が使えるようになる。みんなが今持っている称号を調べて使えるものがあるか確認してみよう!』

皆が称号などを言い合うが雷九は恥ずかしかったので黙っていた

『それ、それだピエンそれがあれば何とかなるかもしれない!』とハービーがいい

ピエンをある場所に足早に誘導する、それについていく雷九たち

ある部屋の前に到着する

『ここだよ』

名札があってそこには“ダークマターしんじ”と書いてある

『ここって、、』

『入ってくれ』とハービーが扉を開けみなを招き入れる

『ここは僕の秘密の部屋なんだ』

_

話を聞くとハービーが学園長に気に入られてある生物を貰ったけど、凶暴で手がつけられずここでスリープ状態でいるとのことらしい

『準備はいいみんな、スリープ状態を解除するよ』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る