実地訓練

ロボを動かし訓練が始まった!

最初にやることは玉入れだ、ドローンの動くカゴに3つ入れるか、固定されたカゴに10個入れるかだ

『玉入れか、久しぶりだな』

と雷九がのんびりやっているとハービーはまとめて玉を持ち動いていないカゴにあっという間に10個入れてしまった

『誰もジャンプしては駄目とは言ってないな!』

キャプテンは華麗に飛びはねドローンのカゴに3つ素早く放り込んだ

それを見ていた他の生徒から歓声が沸き起こる

そのまま勢いでキャプテンは次の課題に走っていった、その次にハービーが続く

『雷九まだやってんのか、先に行くぞ』

『うん』

雷九は操縦は上手いが玉入れが上手くなくない

『よし、これで10個目と!』

少し遅れたが先に進む雷九

_

射撃音が辺りに響く

『あと一発か』

ここでは三発打って的にあたった合計得点がそのまま加点される

『キャプテン・ロイ、80.100.100合計280点』満点が300なのでなかなか高得点だ

『お先!』

ハービーを横目に次に進む

『クソ~!なかなかやるな~キャプテンとかいいやつは!』ハービーもよく狙い打ち放った

『ハービーの得点は80.80.90』

『く~、なかなか難しい!』悔しながら次の所走っていく

雷九もようやく的撃ちに到着して集中して構える

『うん、こんなもんか』

『雷九の得点は100.100..100点!満点ボーナスでさらに100点!』

『やりー!』と喜ぶ雷九

そのあと反応速度の訓練で玉避けをして、みな最後の山登りに移った

『ふぅ~山登りか、スーマとか先に行ったのかな?』と雷九がつぶやく

遅れを取り戻そうと近道をして急な上り坂に挑む雷九、そして滑落

『いたたた』

ロボが壊れ降りる雷九

≪自動修理プログラムを起動します≫

『おっ便利だな』

修理している間に今の現在地を調べてみる

『おっ!近くにあるじゃん』

ロボの修理も終わり、ある場所へと動き出す

_

『ここかぁ』端末のマップを頼りにたどり着く

『ここが学園長の庭!』

様々な植物、生き物で溢れている

目を光らせながら、辺りを散策する雷九

『どこだ、あれは、、』

_

しばらく歩いて雰囲気が変わった場所にたどり着いた

『あっあれは!』

何か実のなっている木を見つけ近づく

『これだ、本に描いてあったのと同じだ!ミラクルナッツ!』

それを採るのに夢中になっていて静かに近寄る影に気が付かなかった





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