始まる

日々、机に向かって勉強したり戦闘訓練をして過ごして時間が過ぎていった

_

『よーし今日もホームルーム始めるぞ!』

羽賀先生の声が響く

『今度ちょっとした実地訓練があるよ!ま、運動会みたいなものかな?近くなったらまた改めて説明するから!では1限目の準備に入るように、終わり!』

また何かあるのか、実地訓練だから前みたいに体育館でやるわけじゃなさそうだなぁと雷九が心の中で呟く

そして正式に訓練の日付が決まった、場所は近くの訓練場で行うみたいだ

スーマが雷九に話しかける『頑張ろうぜ雷九!』『そうだな、しゃーないやるか、』

その日の授業は終わり寮に歩いていく雷九

『よっ雷九!』『翔!』

_

『そうだよな、色々大変だよなじゃまた今度時間が空いときにでもゆっくりな!』『うん』

月日が経ち、実地訓練当日

『外は気持ちいいなー』スーマが伸びをしている

広場に集まる生徒たち

『おはようございます!今日はこの場所で

あれに乗って訓練を行います』

どこ?どこ?と辺りを見回す生徒たち

すると一部の景色が変わり始め、そこにたくさんのメカが現れた

『サプラーイズ!』と学園長も一緒に出てきた

あまり驚かない生徒たちの中に一人だけ歓喜している生徒がいる、イギリス代表のハービーだ

ダダタダッと学園長に近寄る

『さ、最高じゃないですかっ!学園長!』

とメカを隅々まで観察する

『かっけぇ...』『やっぱりハービーにはこの良さが分かるんのか!!』『はい!』

ガーハッハッハッ!学園長と大笑いするハービー

そんなこんなで担当教諭から概要の説明が始まった

『みんなにはこれに乗って目的の場所まで行ってもらう、道中には様々な困難があってそれをクリアしながら順位を争ってもらう』

簡単な操作の説明をする

『よし、じゃ体操しよう!音楽スタート!前に手本の動きをするメカがいるからそれを参考にするように!』

体操が始まり、みんな手こずっている中、ハービーはメカ好きなこともありすぐに慣れ使いこないしている

他にも上手く動かす生徒がちらほら、その中でも雷九は自分の手足のように滑らかに動かしている

『ゲームの主人公みたいだな』

と体操をしながらハービーが雷九に近寄る

『操縦上手じゃないか、君名前は?』『俺は雷九!君は?』

『僕はイギリスからきたハービーさ!ハッピーみたいでしょ!』

『はぁ』

そんなで操縦に慣れ、いよいよ実地訓練の火蓋がきられた!



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