模擬訓練④

フィールドを歩いている雷九たち

『このあとどうするよ?』

『どうしようか、まぁでも結構頑張ったし後はセナが頑張ってるし、ゆるりと行こうか』

『よしゃ、これで1000体目!!』

とドラゴンスレイヤーを振り抜く

『おぉ!すごいな結構倒したんだな』『おうよ』

とどこからか手を叩く音が聞こえてきた

『すごいじゃないか、君たち!』

そこにはアメリカ代表の生徒たちがこちらを見ている

『まぁありがとうございます』

『ところで我々はトップ目指してて、まだ狩りの続きをしたいんだ、それで一人だけまだ弱い武器しか見つかってなくてね出来ればその刀が欲しいんだけど?』

スーマがセナに目配せをしあげちゃえよアピールをしている

『やだね、こいつとは苦楽を共にした仲なんだ』≪まだそんな愛着沸いてねーだろ≫と心の中で突っ込む雷九

『それじゃあしょうがない力ずくで貰うとしよう』

キャプテンと呼ばれる人物が仲間に指示を出し、あっという間に周りを囲まれてしまった

、セナはドラゴンスレイヤーをぶん回して抵抗している

雷九とスーマも初期の銃で牽制しながら何とか耐えていたが、それも少しの間だけだった。

オドオドしていたピエンが相手に捕まってしまった

『よせ、ピエンは関係ないだろ』

『関係なくはないだろ、同じチームメイドなんだから、それにしてもピエンちゃんっていうの可愛いね、家のチームに入らない?悪くはしないよ』

『入るわけねーだろ!ピエンは私の大事なダチなんだからよ!』『うるさい、黙らせろ

』キャプテンが指示を出す

攻撃を食らってセナのHPが減る

『それを渡さないなら、HPを0にして奪うまで』

雷九とスーマは捕まってしまって動けない

『ウグッ』じわじわとセナのHPが減っていく

『セナいい加減それを放せ!もう十分やったからいいだろ!!』

『嫌だね、みんなで取った宝物だから大切にしたいんだ』『ばかやろう、、』

その様子を見ているピエン

『やめてよ、もうやめて~!!』

ピエンがそう叫ぶとシステムウインドウが現れる

≪称号:優しき者の効果を発動します!≫

『な、なんだ?』


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