模擬訓練②
静かにドラゴンに近寄る影
『これか!!』
スーマが足に刺さっていた杭を抜く
『クゥギャャ~!!』ドラゴンが吠えた後辺りが静かになる
『くぎゃ?』
足をブンブンするドラゴン
そのまま嬉しそうに洞窟の外に走り去っていった
ピロン!!システム音のようなものが響いた
≪ピエンは優しき者の称号を手にいれました!≫
『えっ?』一同驚く
『なにそのシステム、そんなのがあったの?』セナが呟く
ピエンの頭の上にウィンドウが表示されている
『えっ?』一同驚く
≪ボーナスポイント1000点を獲得しました!≫
『はぴゃ!』とピエンが声を上げる
『何だか分からないけど得点が入ったみたいだね』
『ずりーよ、なんでピエンに得点が入るんだよ~』
『大丈夫だ、チームでやってるからみんなに入ってるはずだ』
『そうなのかーだったらいいか』
『ところで、スーマ何であんなところにいたんだ?』
『何でって、宝を探しに行った場合の約束しかしてないから、他は別だろ』
『そっか、そうだよなそのお陰で助かったしありがとう!』
『どうってことないぜ!』
安全になったので改めて奥に進んでいくと広い空間のある場所に到着する4人。
『みんな、あれ!』雷九が指差すその場所には一番奥の壁にはクリスタルが束になっていて輝き、その前の石の台の上に宝箱がある
宝箱の目の前までくる
『ピエンがドラゴンのケガに気付いたお陰でここまでこれたんだ、ピエンが開けてよ』
『そうだ、ピエン開けなよ』
みんなに勧められ宝箱を開けるピエン、後ろから覗きこむ三人、中から光が飛び出しウインドウが現れた≪ボーナスポイント1000点を獲得しました!≫
『やった、またかよ、もしかしたら一位も狙えるんじゃないか』『かもな』
『まだ、中にあるよ』とピエン
セナがそのものを取り出す
≪武器:ドラゴンスレイヤーを獲得しました!≫
『やったぜ!何か強そうなもの取ったぜ!』
それはドラゴンの爪を模したような武器でとても強そうだ
『倒してはいないけどな』『まぁな』
『細かいことはいいんだよ、手に入ったんだから』
その武器をブンブン振り回しながら洞窟の出口まで移動する
『危ない!危ない!』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます