模擬訓練①
『ひんやりするし何か明るいかな?』と雷九が洞窟を眺めながら喋る
『ホントだ、この苔みたいのが光ってるんだ、まだ奥がありそうだしこれなら奥まで行けそうだ』とスーマが続く
『よっしゃ行こうぜ、宝があるんだ、きっと』
と三人が走りだし、ピエンだけが取り残された
『ちょっとみんな置いていかないでよー、宝もあるだろうけど、こういうところには敵も居るんだよー、みんな急にバカになったのー』
みんなに置いていかれないように後に付いていくピエン
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『やった追い付いた』とピエン
『ちょっと静かに、何か聞こえないか』
うなり声のようなものが聞こえ近づいてくる
『ん、ほんとだ何かいる!』『くるよ!』
すると向こうからこちらにドラゴンが突進してきたのだった
『あぶなっ!』『みんな大丈夫か!』『全然余裕!』『ぴえ~!』
セナが初期装備の銃でドラゴンを撃つが効いている様子はない。
『効かないな、』
『セナそのまま牽制をしててくれ!ピエンこっち』
と物陰に隠れる三人
『スーマ、ここでピエンを見ていてくれるか?その間に俺が奥に宝箱があるか見てくる』『うん、構わないぜ!行ってこい!』
『ちょっと待って!』とピエンが割って入ってきた。
『あの子、足にケガをしていない?』
続けて話す『何かおかしいと思ったの最初から暴れてたから、』
セナが攻撃をかわしながら応戦しているドラゴンの様子を観察よく観察してみると
『ほんとだ』よく見てみるとドラゴンの足に杭が突き刺さっている
『痛そうだな、どうする雷九』
『どうするって見つけた以上は助けるぞ!』
セナに声をかける
『セナ!そのドラゴン足をケガをしてるみたいなんだ!俺が近寄ってその杭を抜くから注意をそらしてくれ!』
『おぅそうかやってやるよ』
と少し高いところに登って挑発する
『やーい、こっちだ!こっちー』ドラゴンがセナの方を向き、雷九が駆け寄る
≪あれだ!!≫
がしかし気配に気付いたドラゴンが尾で雷九を振り払う
『うぐっ』雷九の悶えた声と共にHPが大きく減る
『雷九ー!!』セナが大きな声を上げる
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