始まり。
模擬試験が始まってアメリカの生徒たちはすぐにチームを作って行ってしまった
あとは女帝と親衛隊みたいなチームや単独で行くもの他にもチームを作っていく生徒たちがいた
雷九はスーマとタッグで行こうとスタート地点で話していた
『どんな感じで行こうか、、』
どこからか泣き声が聞こえてきた
『ほらっ立って行くよ』『怖いよー、無理だよー』
そこには膝から崩れ落ちた子ともう一人それを励ます元気のいい女の子がいた
『あのー大丈夫ですか?』
気になって話しかけてみた
『あっ君ら確か同じクラスだったよね』
そう返してくれたのはハワイ出身のセナ、そしてもう一人の子は中国出身のピエンだ
『うん、もし良かったら一緒に行こうか?』
『おっ!それは心強いこいつがさ、意気地がなくてさ、ほらこいつらが一緒に来てくれるって、、てか名前なんだっけ?』
『俺は雷九』『スーマ』
『私はセナ、でここでへこたれてるのがピエン』
とここで雷九がピエンに手を差し伸べる
『みんなで行った方が心強いよ』
『そうだよ、ピエン行こーぜ!』『うん』
みんなに促され渋々重い腰をあげる
『よし、ひとまず歩きながら考えようか』
もう誰もいなくなったスタート地点から歩き始めた4人
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『どうしようか』と切り出した雷九
『どうしようもなにも、そんな強い敵を倒すのは無理だぞ』とセナ
『ピエンちゃんも心配だしね』とスーマ
ということでフィールドには武器とかも落ちているらしいので危険な所を避け、宝箱探しをしようということになった
歩いていると他の生徒は初期の銃で敵と戦ったり、道中で見つけたのだろう初期の銃とは違う武器で戦うもの、チームワークで敵を翻弄するチームをと様々だ
『疲れたねぇ』
歩き疲れ休憩を挟む
『ここら辺で休もうか』そこは滝が流れ落ちていて下に池があるのどかな所だ
『ピエン来てみろよ、綺麗な池だぞ』
太陽光のような光が照らしキラキラしている水面に近づき池の縁に座る
『冷たーい、きもちー』
『体育館とは思えないよな、感覚まで再現してて』『うん』
と雷九とスーマが話しているとセナが滝のほう見ている
『おい、滝の裏に洞窟がないか?』
『ぽよ?』『えっ?』『んっ?』
セナの言葉に驚きその方角をみる三人
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