授業。

『どうしたの?』と人工音声が聞こえた

その美しさに見とれてしまいそのあと言葉が続かず止まっていると自分を探しにきた先生が丁度現れ連れていかれた

授業には参加できたがさっきの女の子の事で頭がいっぱいだった

授業が終わり元いた教室に戻ろうと実験室を出る

『どうしたんだよ、遅れるし、授業は上の空だったし』話しかけてきたのはインドネシア出身のスーマだ

『あっあぁ、』とつかみ所のない返事をして歩いていく

『なんだよ、全く、、』と後を追いかけ一緒に教室に戻った。

_

日々色々な授業を受けたりして過ごし、そして明日は初めての特別授業の日だ

体育館に集まる生徒達。

『広いな、』

辺りを見回す

『おーい、雷九』遠くで翔の声がする

がそれどころではなかった

『いた、同じ学年だったんだ、』『どうしたんだよ、ぼけーっとして』『あっ翔いたんだ』『いたよ!呼んだじゃん!』『ごめん』

先生達を集める

『じゃあな、雷九またあとで』『うん』

綺麗に整列し説明を受ける

『これからみんなには模擬訓練をやってもらう、学長どうぞ』

『おはようかん!最近チョコのお菓子にハマってるよ、で今日は何かあったときにちゃんと対応出来るように訓練するよ、じゃあフィールド展開!!』

と学長が手のひらの機械を起動すると、体育館がジャングルに変わっていく、匂いや風、動物の鳴き声も聞こえて凄くリアルだ

『すげっ』

と生徒たちが驚いていると先生が説明を続ける

『これから君たちにはこのジャングルでサバイバルゲームをしてもらう』

というと生徒みなの前に銃が現れた

『この銃は弾は無限だから気にせずに使ってくれ、あとはフィールドにも武器は落ちているからそれを使ってもいい』

『このフィールドに大小様々なエネミーがいて、それら倒すとポイントが入る、君らにはそのポイントを集め競ってもらいたい、一応クラス対抗で一番ポイントが高かったクラスにはボーナスが入る、でクラス内でチームを組んで戦ってもよし、その場合にはチームポイントとして全員にポイントが入る、もちろん個人でやってもいい』

『あとそうだヒットポイントがあってそれがなくなったら終了だ、腹が減ってもヒットポイントが減るぞ、で0になったら教室に戻って自習をしてもらう』

一人の生徒が質問する

『先生、シンジ君が朝食べてきてないらしく、もう瀕死です』

『そうか、体調管理も学校生活の基本だからみんな気を付けるようにな、彼は戻って自習!昼は時間になったら指示された場所に用意するから気にしないこと、では学長』

『ごほん、みんな頑張ってね、一位をとった人にはメポからプレゼントもあるからお楽しみに、ではスタート!!』

羽賀先生が声援を送る

『みんな~!!頑張ってくれ、一位になったら先生にも臨時ボーナスが出るんだ~!!』

と声援なんだか分からない声に押されて模擬訓練が始まった

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