第34話 人里探索
「ゴミ虫ども!!湖2周だ!!行ってこい!!」
「「「「「サー!イエッサー!!!」」」」」
サヨの鍛え方良い感じ!イエスマムよりイエッサーの方が勢いが良いね、意味は分かって無いでしょうが。
反抗的な奴は湖に投げ込まれる、サヨの加減でモガイテ岸に辿り着ける絶妙な距離の放り込みです。
しかし、一人溺死させて居ます。
サヨが、矯正不可能と判断した奴です。
良い見せ締になったようで、それ以来完全に盗賊どもの態度が変わりました。
「よし!!ウジ虫ども、基礎訓練は今日で終了!!1日休みをやる!感謝せよ!!!」
「「「「「サー!イエッサー!!!」」」」」
「大工2名、家具職人2名、百姓3名、前に出ろ!!」
「百姓のお前は下がれ!!」「は?はい!!」
「明後日から、貴様ら6人で兵舎建設に取り掛かれ!!」
「「「「「「い、イエッサー!!!」」」」」」
「残り15名は、喜べ!!アネエサ領騎士団に叙す!!」
「「「「「おぅ!!!!!」」」」」
「やったぁ!!下ッパ盗賊だった俺達が、騎士様だ!!!」
「嬉しいのは分かるが、無駄口叩くなウジ虫!!!」
「サー!イエッサー!!」
「明後日から、戦闘訓練を始める!!様子を見て騎士団長と副団長2名を決める!!貴様ら強くなれ!!!」
「「「「「「「「「「サー!イエッサー!!」」」」」」」」」」
「グンソウ殿!お聞きしても宜しいで有りますか!!」
「なんだ?言ってみろ」
「そちらの赤ちゃんは、グンソウ殿のお子で有りますか?」
「ばっ!バカ者!!!こちらのお方は、アネエサ領最強の領主様だ!!!貴様ら盗賊団を一瞬で倒したのは、領主様だぞ!!!」
「へっ?グンソウ殿に負けたと思って居りました!!」
「私に限らず、アネエサ親衛隊の誰か一人で、今の貴様らを皆殺しに出来る!!しかし、私を含め親衛隊全員で掛かっても、領主様に全滅させられる!!大袈裟に言っては居らんぞ!!!」
半信半疑と言った所でしょう、こんな赤子が最強と言われても、信じられないよね、私も信じていないし最強とも思って無い、最強はサヨだよ。
盗賊どもが、基礎体力作りしていた期間に、タロウ達親衛隊全員、人語を話せるようになりました。
変異種共通語が、殆ど人語だったので、習得が早かったようです。
私やサヨは、変換使っての会話なので、共通性があった事に気付いて居ませんでした。
タロウ達5人は小鬼村に人語を教えに、お手伝い少女隊は緑鬼に人語教育、カツ達は豚人に人語教育、酋長ハジメ達5人は蜥蜴人に人語教育、それぞれ頑張ってくれてます。
女達に会いに行きます。
「
3人の女性に聞きます。
女性達は不思議そうにしています。
意味が通じない?
「サヨ通訳!」
「アネエサ様は、貴女達人里探索に着いて来るか?と
「「「私達は連れ去られた時、親を殺されて居ます、人里に行っても見寄がおりません」」」
「だりぇか、あんないがほちい」
「「「赤ちゃん!私が案内します」」」
私を産んだ女と、授乳してくれた2人が、名乗りを上げてくれました。
「かあちゃんちゃち、ありがちょう」
「「「赤ちゃんが、母ちゃんって言ってくれた!!!」」」
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