第5話 星空



わたしは寝転がって夜空を観ている



空には満天の星が光っている



わたしは思う




あれらの星たちは地球から何百何千何万光年もの彼方にある



あれらの星たちはもうこの世には存在していないのかも知れない



星はもう存在してないのにその光だけがわたしの目の中に入ってくる





わたしは寝転がって夜空を観ている



空には満天の星が光っている



わたしは思う




満天の星たちの光よ



何百何千何万という旅をして地球にきてくれてありがとう



そして



こんなちっぽけなわたしの中に入ってきてくれて




本当にありがとう









この作品はエーリッヒ・ケストナー氏の「飛ぶ教室」を参考にさせて頂きました。




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