異世界と現代の地球が舞台の傑作!

私は「第七特殊地域『マクマティカ』シリーズ」の2作目に当たる「ふるさと納税のお礼品は異世界嫁たちでした〜第七特殊地域・特別振興納税制度」が、一気に読み進めて沢山のキャラを好きになる程、気に入っています。
3作目に当たるこの作品も、物語のクオリティが高くこの先の展開が気になっています。メインキャラも魅力的で、(私としては)嫌いだと感じる人物はいません。
今のところ、敵キャラはどうしようもない悪人が多いです。(そうしたキャラは早めに退場するので、いつまでも不快感を感じ続ける事は少ないと思います)
期待している点としては、日本と米国以外で、特に魔法の素養がある異世界難民がどうしているのかを描かれる事です。2作目に、海外にも異世界難民を保護している勢力がいるという話が出てきたので、こちらだとどうしているのか気になっています。
こうした勢力が敵対キャラクターになるのも良い展開ですが、「どうしようもない悪人」以外の信念がある悪役も登場して欲しいと思っています。
長文のレビューになってしまいましたが、異世界と地球が交流する作品が好きな方には、全力でオススメできると言えます!