192 隙をつくる
2
―――ここまでだな。
「皆さん、一旦下がって!遠距離攻撃が当たらないように、町を
「は、はいっ!」
ここからは、
―――さてと…。
鎌を大きくふりかぶるモンスター。最後の防御魔法に、
「
俺の魔法により防御魔法は消滅。標的を失った一撃は、空を切り大地へと向かう。
「
標的となった大地がわずかに光る。
―――ゴギュアァァァッ
限界まで押し縮められていた空気が解放されるように、モンスターを吹き飛ばした。
「うそ…攻撃が止まってる…。」
「僕たちと同じ防御魔法のはずなのに…。」
モンスターたちは迷っている。目の前で起きた光景を受け、本能的に恐怖を感じているのだろう。防御魔法に触れてはいけない…と。
リフレクションは、攻撃を反射する魔法だ。物理的な威力を
「よし…あとは
ギルドマスター以下職員の皆さんが、
…と、ずいぶん上から目線で
―――学生さんたちくらいしか驚いてないし。
まだまだ学ぶことが多いようだ。お互いに。
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