見返りは求めたくないという話
これは重要な話です。これが書きたいために筆を取ったと言っても過言ではなりません。
私はたまに、Twitterなどで「読んでほしい作品はありますか」という旨の募集をかけています。これは、未完で消えていくかもしれない熱の冷めた作品を読んでしまうよりも、熱量を持って、しかも感想ないし意見が欲しいと思っている作品こそ優先的に読みたいという想いがあるからです。win-winですね。
あと、単純に「自分は自分で書いた作品が好き!」って感じのテンションの人が好きだからです。世の平和と幸福の象徴って感じしません?
しかし、他の方のエッセイを読んでいるとたまに「感想を書いたら感想を書き返さなければならないという風潮が嫌」という意見を見かけます。個人的には、「感想を書き換えす」という文化もまた一つの取引というか、面白い考え方だなと思うのですが、でもその「義務」っていうのは確かに気にくわないなと思います。
私はお世辞が嫌いです。失礼だからです。
よって、その「義務」とやらで感想が発生するのはとにかく嫌です。私のレビューや感想を読んだ人が私の作品に興味を持ってくださって、それで読んだ後に何らかの感想をくださるのはとても幸せなことだと思います。ありがとうございます。
ですが、「感想をもらったから感想を書かなきゃ」という義務感でお世辞混じりの感想を書かれるくらいなら、読まれない方が絶対に良いです。まして、読まずに感想を書くなんてもってのほかですよね。
それが嫌なので、私は読んで欲しい作品の前後で自分の作品の話を持ち出すのはできるだけ避けるようにしています。「自分の作品の宣伝行為」と思われるのは嫌ですし、それでお世辞の感想を投げられたらたまったもんじゃないです。
宣伝は宣伝で、別にやります。他の人の「読んで欲しい作品の募集」に私が飛び込む日も来るとは思います。
それはそれ、これはこれ。割切らせてください。
そういうわけで、私が見返りを求めて感想やレビューを書くことは絶対にないので、安心してください。レビューや感想を書くことと、書かれることは、完全に別々に考えるようにしましょう。そのほうがいいですって、絶対。
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