佐川事件を思い出しました。
美食と官能と愛が結びついた結果なのでしょうか。途中泣きそうになったり、食材に対する愛と情欲が感じられました。
作者からの返信
人食いの犯人って、どんな気持ちなのかと考えつつ書いてみました…(ФωФ)ホラージャナイカモ
犯人は食材を好きでしたし、それだけに食べないといけないという歪んだ哲学の持ち主でした(ФωФ)ユガンダラブ
ぶっ飛んでるのに時々まともになる方なので、泣いてしまうのです(ФωФ)コウキシントチセイハタカメ
それでも、衝動と傲慢さが強いため、料理して食べてしまうと、自己中心的な結論を出してしまいました(ФωФ)ネッカラノアクニン
苦しみはしましたが、善悪や他人の権利を認識できないため、やっぱり自分は正しいと正当化してしまうのです…(ФωФ)ワルイトオモエマセンデシタ
食材が切れると行動を繰り返すかもしれません(ФωФ)ショクヨクダカラ
何だかサスペンスも書いてみたくなりましたにゃん(ФωФ)
三人称視点(?)の語りがすごいですね!
哲学的で美学を感じます。
とても良かったので、興味深かった箇所をあげさせて頂きました↓
「生物を歯で粉々に砕き、唾液と胃液と混ぜ合わせ、化学的にじっくりと融かす。輪郭を喪失するまで崩れたそれらを、私の腸が栄養素として強奪する。血を流れる糖質量は上がり、瞬間的に酸性化した血液のせいで、【私を構成するあらゆる細胞がダメージを負うのだ】」
【全てを奪う。
傷つきながら。
そして、融け合う。
細胞よりも細かな分子の単位で。】
【】←特に良かったです!
摂食から捕食者(消費者?)の肉体への負荷まで考えられた、深い考察的な文章が素晴らしい。
また、中盤で『下品』という言葉が、とても効果的に用いられているなぁ、と感心してしまいました。
読み手は内容上、主人公が食べている肉が「なんの肉か?」と興味をそそられて、読み進めていきます。
そこを巧みにはぐらかせて、読み手側の想像力をくすぐらせるような書き方がお上手でした。
とても読ませるものがあり、大変面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございます(^-^)
仕事が忙しく、なかなかホラーの短編など書きたいものを書く時間が確保しにくいのですが、こういうのを書くのは大好物なのです(^-^)
また時間を作って挑戦してみたいという気持ちになりました(^-^)!