第246話 覚醒する姫賢者

この時のシャクヤはまだ気づいていない。


レベル43であった彼女は、生まれて初めて相手を殺したいほど憎み、その優しき魔法力を攻撃性へと転じた。その瞬間、肉体に宿る魔力とマナ総量がいっきに跳ね上がった。


通常、精神的な高ぶりが影響してレベルアップするなど、ありえない現象なのだが、今のシャクヤは、例外的にレベル46に能力を向上させていた。


この世界の歴史上、15歳でここまで到達した人物はほとんど存在しない。彼女は史上稀に見る天才魔導師であった。


両腕から出血する灰谷幹斗は、激昂して叫んだ。


「て……てめぇ!!!わかってんのかコラァ!!!この勇者様を傷つけたんだゾ!これは世界への反逆なんだゾ!!!」


「お黙りなさい!!!この外道っ!!!」


だが、シャクヤの怒りはそれ以上であった。まるで憤怒の炎がオーラとなって彼女を包み込んでいるかのようだ。既に彼女にとって灰谷幹斗は憧れの勇者ではない。あろうはずもない。そして、他人をここまで直接的に罵ることも彼女としては初めての経験だ。


シャクヤは魔導書を広げ、水の上位魔法を遠隔発動した。


再び灰谷幹斗の眼前に魔方陣が現れるが、二度目であるため、彼は後ろに跳躍しながら砂によるガードを固めた。


「バカじゃねぇのカ!!オレちゃんに魔法が効くかってノ!!!火も水も風も土も!砂の前には無力なんだヨ!!!」


彼が豪語するとおり、彼が作り出す砂の壁は、いかなる上位魔法であっても崩すことのできない最強の盾だ。魔王でもない相手にそれを破壊することなど不可能。それが灰谷幹斗の絶対的な自負でもある。


ところが、彼の眼前に現れた魔方陣は1つだけではなかった。よく目を凝らすと3つの魔方陣が重なるように配置され、それが順々に発動している。後ろの魔方陣から射出された水の刃が、次の魔方陣を通過する際、さらなる魔法で強化されていく。それが3段階に渡って続いた。


ズッパァァン!!!


なんと威力が増強し、ますます巨大で鋭利になった水の刃が、砂の壁を破壊してしまった。それが灰谷幹斗の顔面を目指して襲い来る。


「なにぃ!?」


ブッシュアァッ!


レベル55の反射神経で咄嗟に避ける灰谷幹斗。

なんとか直撃だけは免れたが、耳の端と肩が斬られてしまった。


「ぐっああぁぁぁっ!!!!」


再び鮮血を噴き出し、灰谷幹斗は叫び声を上げた。


ヨロヨロと後ろに遠ざかり、彼はこの世界に来て以来、初めてと言ってよいほど動揺した。


「なっ!!!なんだ今のは!?オレちゃんの砂を貫いたダと!!!」


魔導書を構え続けるシャクヤは、眉間にシワを寄せたまま毅然と立ち、言い放った。


「レン様と共に研鑽し、辿り着いた、わたくし独自の連携魔法。水の上位魔法による三重陣。【激流刃・三重陣フラッド・ブレード・トリプル】でございます!」


かつて彼女の祖父である”大賢者”が考案し、それを白金蓮が独自の計算を用いて実現した連携魔法。三重の連携によって威力を4倍にまで高めることができるこの技術は、もちろん上位魔法でも実践可能である。


ただし、計算方法が複雑なため、白金蓮が『宝珠システム』で演算し、魔方陣と魔方陣の距離、および発動タイミングを算出した。それをもとにシャクヤは、魔導書の魔方陣を複数同時に遠隔発動する技術で実演し、自身の連携魔法として習得したのだ。


普段でも上位魔法を通常の3倍の威力で発動できるシャクヤである。それがさらに4倍に伸ばせるとなれば、その掛け合わせは、実に12倍。


これは、魔王だけが発動できると言われる最上位魔法を凌駕するパワーを持つ。ゆえに勇者の魔法能力をも超えてしまったのだ。


(なんだヨ!なんなんだヨ!!魔法を強化する技術があるってのかヨ!!聞いたこともねぇヨ!!)


自分の傷が、ただの偶然ではなく、狙って付けられたものだと知った灰谷幹斗は、愕然としながら激しく憤った。


(オレちゃんの砂でガードできない攻撃なんて!ふざけんなヨ!!そんなモンあっていいわけないんだヨ!!!)


歯ぎしりしながらシャクヤに敵意を向ける彼であるが、殺意を持つ彼女も黙ってはいない。立て続けに二度目の連携魔法を繰り出してきた。


またもや三重の魔方陣が目の前に現れ、灰谷幹斗は青ざめた。


「くっそぉぉぉっ!!!こうなったら、こっちも壁を何重にもして――」


そう判断し、砂の壁を厚く束ねる灰谷幹斗。


ところが、その分厚く重なった壁さえも、まるで瓦割りのように次々と砕かれてしまった。


(なんダこの威力は!!!化け物かヨ!!!!)


何重もの砂の壁を乗り越えた水の刃が、灰谷幹斗の胸を斬り裂いた。


ズバァッ!!!


「うっぐぅぅあぁっ!!!」


直撃を受けてしまった彼であるが、さすがに強靭な壁をいくつも突破してきた刃は、勢いが衰えており、彼にかすり傷を負わせる程度で終わった。


だが、一歩間違えれば致命傷であったことは確実であり、それは灰谷幹斗を激しく震撼させた。


(や、やべぇヨ、このお姫ちゃん。勇者でもないのに、なんでこんなに強いんダ?オレちゃん、一度退却した方がいいかナ?それだとカッコ悪いかナ?いや、これは負けたんじゃない。相性の問題なんだヨ。うん)


などと言い訳を考える彼であったが、直ちに逃げなかったことを彼はすぐに後悔した。シャクヤが三度目の連携魔法を構えているのだ。


(ぐあぁぁぁぁっ!!!しまった!またアレが来る!!!)


必死になって全身をガードしようと身を強張らせる灰谷幹斗。

彼は生まれて初めて死を直感した。

そこにシャクヤの最大奥義が炸裂する――



ガクン……



――と思われたのだが、ここでシャクヤの方が膝をついてしまった。


なぜか彼女は、一人で体を震わせている。


「あ…………」


「……ん?んんんーー?」


呆気に取られたのは灰谷幹斗である。


この世界に来て以来の最大の強敵だと思っていた相手が、勝手に力尽きたのだ。彼女の気配が急に衰えたことを感じた彼は、ホッとしながら、真顔になっていた表情を次第に緩めていった。


「ハ……ハ……ハハハハハ!もしかしてアレかナ?マナ切れってヤツかナ?あっけないナァ……。でもまぁ、当然だよネ。勇者でもない女の子が、これだけのパワーを出したんダ。燃費悪い攻撃するから、こうなるんだヨ。自業自得ってヤツだネ」


言いながら、ヘラヘラと笑いはじめ、彼は再びシャクヤの前に立った。


彼女は力が抜けてしまい、身を震わせている。それはマナが尽きたことによる肉体的反応でもあり、彼女の歯がゆい感情を表すものでもあった。


(くっ!悔しゅうございます!あと一歩……あと一歩でしたのに!力が及びませんでした!)


灰谷幹斗はそんな彼女の顎に手を掛け、クイッと自分に向けた。


「んま、思い返してみれば、ここまで本気で戦ったのって、この世界に来てから初めてなんだよネ。かーーなーーりーー、痛かったけどーー、なかなか楽しませてもらったかナ。だから、ご褒美にちょっと予定変更してあげるヨ。調教コースを”許しを請うまで”じゃなくて、”人格崩壊するまで”にしてやるからネ。ヨ・ロ・シ・ク!」


下卑た笑顔でそう告げた彼は、シャクヤの顔をひっぱたいた。


パンッ!!!


「あっ!!」


左頬をぶたれたシャクヤは、後ろにあった大木に頭をぶつけた。気を失いはしないが、衝撃と脱力で彼女は立ち上がることができない。


だが、ちょうどこの時、それを目撃した人物が後ろから非難の声を上げた。


「幹斗さん!!!」


それは少年勇者、柳太郎であった。

一人の女性が叩かれる光景を目の当たりにし、彼は止めようと思ったのだ。


しかし、灰谷幹斗は彼の扱いを心得ており、すぐに自分の正当性を語った。


「ちょっと柳太郎ちゃーーん、さっきからドコ行ってたノ!オレちゃん、こんなに攻撃されてんのヨ?こいつらが敵ってことわかるよネ!?」


「……え、あ……そうなんですか?」


「オレちゃんは、魔王の手先であるこの子を懲らしめなきゃいけないからサ!柳太郎ちゃんは、屋敷の中にいるラスボスを倒してきてヨ!ナントカ卿って貴族を!」


「で、ですが、その女性はもう…………」


「ほら、突っ立ってないで!」


「は、はい!」


灰谷幹斗から急かされた柳太郎は、事の真偽を議論することなく、カラコルム卿の屋敷を目指して走り出した。


彼らは今、屋敷のある小高い丘に隣接した林の手前にいる。丘を登るには迂回する必要があるが、柳太郎はジャンプして急斜面を飛び越え、そのまま丘を駆け上がって行った。


ところが、この瞬間、灰谷幹斗は急にただならぬ気配を感じた。


「あっ!!!ちょっと待って、柳太郎ちゃん!何か来るヨ!!!」


「え!?」


「この感覚って、もしかして南天ちゃんが言ってたヤツかナ?てことはぁ?」


そう。彼だけが感応する宿命の気配が、猛スピードで接近しているのだ。それを感じ取った灰谷幹斗は、胸騒ぎがして柳太郎を留まらせた。そして、彼も丘を登り、高い位置から見定めた。


彼が注視するのは、彼らがやって来た村の入口とは違う方角だ。別の方面から来たソレは、彼らとは異なる道から村に入り、ここまで走って来るのだ。


「うおおぉぉぉぉぉっっ!!!」


やがて灰谷幹斗が警戒する方角から、雄叫びを上げ、砂煙を巻き上げて走ってくる者が見えた。


それは、途中で遭遇する騎士たちを次々と打ち倒し、吹っ飛ばしながら、やって来る。殴られた騎士は、全員が剣と鎧を粉微塵に砕かれ、砂にされてしまい、裸も同然の下着姿になっていた。


そして、灰谷幹斗と柳太郎がいる丘の上に登って来た。


「フッ、『聖浄騎士団』など、我が固有魔法【撃滅粉砕暗黒破壊デストロイ・クラッシュ・ダーク・ブレイク】の前には、裸も同然なのである」


ビシッとポーズを決めながら登場したのは、漆黒のローブを着用し、髪はショートカットで、左目にはハートマーク入りのアイパッチを付けた中二病魔王。


桃園萌香である。


「ほらネ。魔王が現れたヨ。これでわかったでショ、柳太郎ちゃん?」


「そ、そうですね。すみません。魔王を匿う人たちなら、倒さなくちゃいけませんね」


皮肉なことだが、紛れもない魔王が出現したことで、柳太郎にも戦う理由ができてしまった。


しかし、既に村を襲撃されている桃園萌香は闘志に燃えている。これまでにない全力の姿勢で、彼女は名乗りを上げた。


「我こそは、あらゆる物を砂に変え、不毛の大地と化す『凶作の魔王』!その名も!『ゼフィランサス』である!!」


バーーン!!!


という擬音語が背後に浮かびそうな、見事なポーズであった。

それに数秒間、唖然とする2人の勇者。

しばらくして我に返った灰谷幹斗は、残念そうにボヤいた。


「はぁぁぁーーーー、参ったネ……やっぱり『凶作の魔王』だったヨ。一番楽しいこんなタイミングで……やだナァ……会いたくなかったナァ……殺したくないナァ……まだ帰りたくないナァ……」


「あんたね!灰谷幹斗っていうクソ野郎は!」


そんな彼の気配に宿命を感じている桃園萌香は、指を差して罵った。名指しされた灰谷幹斗は途端に不機嫌な顔をし、彼女を睨みつける。


「……あぁん!?」


「好き放題、暴れてくれたお礼を、たっぷりしないとね!」


「あぁ……ちょっと気が変わったワ。魔王なんだから、痛い目見せないといけないよネ。勇者の義務だよネ」


桃園萌香から悪口を浴びせられた灰谷幹斗は、考えを改めて、『凶作の魔王』を懲らしめようと思った。しかし、自分でやるつもりはない。


「てことで、柳太郎ちゃん、相手してやってくれる?」


「え、だってアレは幹斗さんのターゲットじゃないですか」


「今までサボってた罰だヨ。それにオレちゃん、他にやることあるから」


「わかりましたよ!」


指示された柳太郎は、不満そうに受け入れる。彼に魔王退治を任せた灰谷幹斗は、丘の下にいるシャクヤのもとに歩いて行った。彼女を凌辱する気なのだ。


「待て!『砂塵の勇者』よ!」


この場で最も許せないのは、極悪人である灰谷幹斗であると桃園萌香も思っている。彼を追いかけようとするのだが、その前に立ち塞がった柳太郎と対峙することになった。


「行くぞ!……なんだっけ。ゼフィランサス!」


「むむむぅ?なんだ。この、いたいけな美少年は!?」


桃園萌香は、柳太郎の外見につい見惚れた。9歳ながらにも、彼は顔立ちが整っており、将来、アイドルになると言われても信じられるし、応援したくなるほどの素質を持っていた。


女帝アイリスが夢中になってしまうのも納得の容姿。それに気を取られた瞬間、桃園萌香は自身の立ち位置が移動していることに気づいた。


柳太郎の『シフト延斬えんざん』で、空間が入れ替えられ、彼の真ん前に後ろ向きで立たされていたのだ。これに彼女は仰天し、驚嘆した。


「わっ!すごっ!これが噂の瞬間移動させる剣技!?カッコいい!!!」


「終わりだ!!ゼフィランサス!」


「きゃあぁーーっ!!!」


走っている途中で、場所も向きも瞬間的に変えられてしまう。まして勇者と魔王による超スピードのバトルだ。そんな無理な姿勢で背後からの攻撃を回避できるはずもない。


柳太郎は、十分に体勢を整え、全力の一撃を放つ構えだ。


桃園萌香は為す術もなく、柳太郎の渾身の剣で、背中を斬られてしまった。




「………………え、あれ?」




ところが、おかしな感触を不思議に思い、疑問の声を漏らしたのは、柳太郎であった。


確かに相手の背中を斬ったはずである。しかし、何の手応えも感じなかったのだ。いや、それどころではない。右手に持った剣が異様に軽い。


視線を右に移して驚愕した。

剣の刀身が、綺麗さっぱり無くなっていたのだ。


「ええぇぇぇぇっっ!!!!!剣が消えたぁ!?」


「フッフッフッフ……愚かなる勇者よ。我に触れた物は、いかなる代物であろうとも砂となり、消え去るのだ。たとえ伝説の武具であろうと、我に剣は効かぬ。覚えておくがよい」


桃園萌香は、なおいっそうカッコつけたポーズで勝ち誇った。


そう。彼女の固有魔法【撃滅粉砕暗黒破壊デストロイ・クラッシュ・ダーク・ブレイク】は、中二病全開で名付けられた呼称であり、特に”暗黒”については意味もなくノリで付与された単語であるが、能力自体はその名に恥じぬ威力を持ち、いかなる物質であろうと、触れた瞬間に砕き、砂と化すことができる。


剣の刃は、彼女の漆黒のローブと衣服を斬り裂いたが、背中に到達した時点で、粉末状に砕けてしまい、雲散霧消した。彼女に武器を用いた攻撃は一切効かないのである。


しかも、柳太郎の場合、使うスキルは剣技であるため、武器を失った彼は、能力も使えなくなる。無敵と思われた少年勇者も、桃園萌香とは相性が最悪だったのだ。


剣を失ってしまった柳太郎は、ショックで一時、硬直した。

そこに振り返った桃園萌香による全力のパンチが襲い掛かる。


「はっ!しまっ……!」


今度は柳太郎の回避が間に合わない。

瞬間移動も封じられた。

無防備な彼の顔面に、レベル55の全身全霊が拳に乗って炸裂した。



ポコッ……



と、思われたのだが、そうでもなかった。

彼女の拳が彼の頭にチョコンと触れただけで終わったのだ。


「「…………………」」


唖然とする『斬空の勇者』と『凶作の魔王』が見つめ合う。


柳太郎としては、触れられただけで自分が砂になると思っていたのだが、そうはならず、心底ホッとしている。


反対に桃園萌香は困ったように独りでデレデレしながら叫んだ。


「あぁーーん、やっぱりダメ!こんなにかわいくて尊いショタくん、殴れるわけないよぉーー!」


「…………………」


一瞬、死をも覚悟した柳太郎は、脱力して尻餅をついてしまった。彼があっさりと敗北したのを見た灰谷幹斗は、幻滅した顔で引き返してきた。


「なんだヨなんだヨ!期待外れだナ、柳太郎ちゃん!」


そう言って、桃園萌香の前に砂を固め、刃にして飛ばす。

彼女はすかさずそれを避け、後ろに下がった。


「ったくもう!早く馬車に戻って予備の剣をもらって来いヨ!」


「わ、わかりました!すみません!」


柳太郎の前に立ち、桃園萌香と対峙した灰谷幹斗は、少年勇者に出直すよう命じた。立ち上がった柳太郎は一目散で村の入口へと走っていった。


この場に残ったのは、一組の勇者と魔王。


『凶作の魔王』ゼフィランサスを名乗る桃園萌香と、それを討伐するために召喚された『砂塵の勇者』灰谷幹斗である。


「まったくいいところに出て来てくれちゃって……おたく何なノ?『凶作の魔王』が、宿敵であるオレちゃんに勝てるわけないよネ?」


「フッ、その自信をへし折ってやるのが、我の夢だ」


「面倒臭いしゃべり方する魔王だナァ」


「愚かな勇者には、我が高尚なる言語が通じぬと見える」


呆れたように問いただす灰谷幹斗に対し、なんやかんやで乗り気の桃園萌香は、不敵な笑みを浮かべて余裕の返しをする。


両者が臨戦態勢に入った。


ところが、その直後、予想外のことが起こった。


なんと村の入口方面から煙が上がったのだ。

さらによく見れば、燃え上がった火柱も見える。

民家や畑に火がついたのだ。


「あーーらら。あれってスターチスちゃんの仕業かナ?んま、オレちゃんには、どうでもいいけど」


「貴様らぁ!!!村を焼くとは、どういう了見だ!」


桃園萌香は激怒した。

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