第210話 それぞれの旅立ち
王女が帝国に出発するのは2日後ということになった。
それまでの間、最後に課題としていたことを全て片付けることにした。
まずはクシャトリヤ家である。
令嬢であるシャクヤを預かると言っておきながら、賊に攫われてしまった。本来なら謝罪すべきであろうが、これは国家機密の極秘プロジェクトでもあるため、明かすことはできない。
今回、僕が訪れた理由は、”大賢者”の行方を捜す上で、さらにダメ押しの策を講じておこうと考えたのだ。それがシャクヤのためにもなるからだ。
ラクティフローラを伴って、シャクヤの実家を訪問すると、当主と夫人が丁重に出迎えてくれた。そして、用件を話すと快く屋敷の中を案内してくれる。
僕が要求したのは、”大賢者”ヤグルマギ・クシャトリヤを捜索するため、彼の残していった私物を調査したいということだ。
彼が屋敷を出てから5年以上経過しているが、もしもニオイの痕跡が残っていれば、ルプスに嗅がせて正確な場所を割り出せると考えたのである。
それ以外では、幽閉地であった部屋に残されていた黒い十字架しかない。しかし、あれが実際に誰の所有物であったかは明確ではないのだ。
ところが、というか、案の定と言うべきか、ルプスが残念そうに報告した。
「アウアウオオウン、グルルルガウオンアウア(埃とカビのニオイが混じっていて、とても人のニオイを判別できません)」
それもそのはず。当主のエゾギさんは、一度は”大賢者”を死んだものとして扱うよう家人に命じている。”大賢者”の所有物は全て片付けられてしまい、納戸の奥にしまい込まれていた。ゆえに保存状態はよくなかったのだ。
「ということは、あの黒い十字架のニオイを追うしかないな」
残念だが、そう結論付け、クシャトリヤ家を後にした。
次に、帝国に向かうメンバーを決める必要がある。
僕の自動車を使うのが最も速いが、ラクティフローラを含めると『八部衆』全員を乗せることはできない。
まず嫁さんと牡丹は必ず連れて行くとして、娘の世話係にカエノフィディアとガッルスを同行させることにした。また、能力的にルプスも必要不可欠だ。
出発の前夜、残りのメンバー選出を相談していると、フェーリスが真っ先に発言した。
「ウチ、寒いとこは苦手ニャオ。王女に付いて行きたいけど、今回はパスニャオ」
これに僕は別の質問を返した。
「お前の【
「寒いの苦手って言ったニャオ。あっちの方は行ったことニャいから、友達もいないニャオ」
「そうか……それは残念だ」
「あ、でも王女、アイビーちゃんは連れてくニャオ?彼女を向こうの猫と会わせてくれれば、それでウチの魔法は伝染してくニャオよ」
フェーリスから尋ねられたラクティフローラは嬉しそうに言った。
「あら、そうなの?だったら、連れてこうかしら。実はちょっと迷ってたのよね。アイビー、あっちは寒いけど、一緒に旅行しましょ」
「ニャーー」
何も知らない王女の愛猫は、愛想よく鳴いている。
「あ、それとフリージアはお留守番ね」
「えっ!!!」
ラクティフローラの急な宣告に侍女長は血相を変えた。
「……ど、どういうことでしょうか?姫様が旅に出るならば、わたくしは必須であると思い込んでいたのですが」
「あなたには、屋敷の留守を任せたいのよ。私のことなら大丈夫。お姉様もいらっしゃるし、カエノフィディアさんも来てくれるから、何も問題ないわ」
「そんな……」
「きっと1ヶ月くらいは留守になると思うから、侍女のみんなには、この機に休暇を取らせたいの。あなたもここを守りながら、羽を休めてちょうだい」
「で、ですが……」
「それにあなた、デートのお誘いがあるのに、ずっとお断りしてるみたいじゃない。私のことを気に掛けてくれるのは嬉しいけど、そろそろ自分の幸せも考えたら?」
これにフリージアさんは、ギクリとした。
「な……何をおっしゃいますか」
「騎士団長ロドデンドロン閣下から、お食事のお誘いが再三に渡って来てるじゃないの。あなたが剣の達人であることを知ってから、すごく気に留めてくださってるのよ」
「ですから、それはわたくしには過ぎたお話ですので……」
「どうして?騎士団長殿は、愛妻家で知られていて、第一夫人しか娶られなかった誠実なお方よ。そして、その奥様も何年か前に病気で他界されてるでしょ。あれほどの貴族が、どうしてずっと独り身でいらっしゃるのかと不思議に思ってたけど、ついにあなたに白羽の矢が立ったのよ。これはまたとないチャンスだわ」
王女の話が意外だったため、僕をはじめ、この場の全員が関心を寄せてしまった。フリージアさんは、困惑した表情で固まっていたが、やがて頬を赤くして照れながら語った。
「……ロドデンドロン様と言えば、わたくしが幼い頃から王国内に知れ渡っていた天才剣士様であられます。実は、わたくしもあの方に憧れて剣の道を志した一人なのです。それが姫様の使用人となりましたことで、何度かお目にかかる機会をいただき、それだけで満足しておりました。今さら、どのような顔をして会えばよいものか……」
「もう!そんなんだから婚期を逃しちゃうのよ!ちゃっちゃと会って、ちゃっちゃと告白されちゃえばいいの!」
「………………」
押しの強いラクティフローラは、フリージアさんをけしかける。困り果てた様子の侍女長が無言で硬直してしまったので、嫁さんが微笑みながら諭した。
「フリージアさん、ラクティちゃんには私が付いてるから安心して。たまには、一人になって、ゆっくり考えるのもアリじゃない?」
どうやら、思わぬタイミングで思わぬ恋バナを聞けたことで、面白がっているようだ。彼女なりにフリージアさんを応援しようと考えたのだろう。これに侍女長は申し訳なさそうに答えた。
「……ユリカ様、大変に恐縮ですが、姫様は本当に世話の焼けるお方でございます。ご自分で着替えもできないほどのお方ですが、よろしいのでしょうか?」
この言葉に今度は王女が血相を変えた。
「しっ、失礼ね!それくらい自分でできるわよ!今までみんながやってくれるから、任せてただけじゃない!」
「……本当ですか?」
「た……たぶん……でも、できなくったって、それくらいすぐに身につけられるわよ!私を誰だと思ってんの!」
「姫様だから心配しているのです……」
「ひっどいわねぇ!!!」
その後もしばらく二人の論争は続いたが、やがて王女を説得できないことを悟ったフリージアさんは、折れるようにその意向を受け入れた。
「では、レン様、ユリカ様、お手数をお掛けしますが、我が主のこと、よろしくお願い申し上げます」
そう言って、深々と僕たちに頭を下げる侍女長であった。
また、そうと決まれば、僕はダチュラにも提案した。
「だったら、ダチュラも残って、しばらく修行させてもらったら?」
「え……?」
フリージアさんとの修行は有意義であるようで、一瞬だけ喜んだ顔をしたダチュラだが、次の瞬間には気まずそうな顔をした。
「……で、でも……それじゃ、私だけここにお客さんとして残ることになるじゃない。いくらなんでも、厚かましすぎるわよ」
彼女の懸念に僕は微笑した。
「だったら、ウチから通えばいいじゃないか。転移魔法があるんだから」
「あぁ!!」
「ダチュラとフェーリスは用件が済んで先に戻ったことにすればいい。仕事と言って、転移魔法でこっちに来れば、問題ないでしょ」
「それはそうだけど……怪しまれないかな?」
「実は執事のドッグウッドさんには、転移魔法の件も教えてあるんだ。あの人は牡丹や魔族のみんなのことに感づきながら、何も言わずに仕えてくれる忠義の人だからね。きっとうまくフォローしてくれるよ」
「……じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな」
「うん。それに正直言うと、フェーリスを一人で置いて行くのは心配だから」
「ハハハ。それもそうね」
「ニャオ?」
急に名指しされた猫女がこちらを向いた。僕は苦笑するダチュラと無邪気な顔をしているフェーリスにそれぞれ指示を与えた。
「ダチュラには、ウチとここを往復して、修行させてもらいながら、万が一に備えて、『マガダ支店』の警護をしてもらいたい。僕がいない間の面倒を見てやってほしいんだ」
「了解」
「フェーリスは引き続き、『魔王教団』の隠れ信徒を調査するんだ。王都だけじゃなく、様々な町に対象を拡大してほしい。ちょっと大変だろうけど」
「オッケーニャオ!」
こうして僕たちに同行するメンバーと留守番をするメンバーが決定した。
ところで、僕は全く言及しなかったのだが、”女剣侠”ローズは当然、僕たちに付いて来るものだと思っていた。しかし、彼女に目を向けると、何かいつもと違う様子で僕の顔をチラチラ見ている。やがて、ローズは立ち上がり、僕の方に来た。
「レン……ちょっと話があるんだが……いいか?」
珍しいこともあるものだと思い、僕はいったん席を外して、テラスに出た。二人きりで相談があるようなのだ。
時は既にこの世界の10月に入っている。日が沈んで間もない時刻、三日月が西の空に浮かんでいた。それを背景にして、砂漠気候の乾いた風がローズの赤い髪をなびかせる。相変わらずモデルのように美しい彼女のこうした姿には、切り取って写真に収めたくなる芸術性があった。
「実は、そろそろ子どもの様子を見に行きたいと思ってな……」
彼女の口から出たその言葉を聞いた瞬間、自分があまりにも気が利かない男だったことに気づき、愕然とした。彼女がシングルマザーであることは百も承知だったのに、どうして今の今まで、その気遣いをしてあげられなかったのだろう。
「ごっ!ごめん!それは僕から言うべきだった!」
「あぁ、いや、いいんだ。いろいろと忙しかったからな。あたしも全て片付いてから話をするつもりだったんだ。しかし、帝国にまで行くとなると、長旅になるだろうと思ってね」
「いやいや、遠慮しなくてよかったし。でも、やっぱり僕の方からもっと早く気づいてあげるべきだった。君のお子さんも連れて来て、ベナレスで一緒に住まわせよう」
「い、いいのか?一緒に住んでも?」
「当たり前じゃないか!僕たちは家族なんだから、ローズの子も家族だよ!」
「………………」
僕は必死に謝罪しながら彼女に子どもを連れてくるよう提案した。これにローズは、今まで見たこともないようなハニかんだ表情をして、頬を赤くした。そして、声のトーンが少し上がった。
「そ、そうか……じゃあ、あたしの息子は、ボタンの弟ってことにでも……なるかな……なっちゃうかな」
え、何を女の子みたいな言い方してんだ?
というか、今知ったけど、子どもって男の子だったんだな。
と、不思議な感覚で僕がローズの顔を見ていると、盗み聞きしていた嫁さんが大喜びでテラスに乱入してきた。
「そうだよローズさん!ごめんね!私も今までウッカリしてた!ローズさんの息子さん!私たちと一緒に住もうよ!」
彼女は牡丹も連れて来ており、娘に呼び掛けた。
「牡丹!やったね!弟ができるよ!」
「おとうと……?」
言葉の意味をすぐに理解できず、しばらく考え込んでいた我が娘は、その後、急にテンションが高くなった。
「おとうと!!おとうと!やったぁ!!」
「これからは牡丹がお姉ちゃんだね!」
「うん!おとうと♪おとうと♪おとうと♪」
喜んだ牡丹はテラスで踊りだした。それを微笑みながら見つめる僕たち夫婦とローズであった。
その後、全員にローズの事情を告げ、帝国への旅行準備を整えた。
そして、翌日。
出発の日の未明。
夜明け前であるが、僕はローズをベナレスにある我が家に送り届けた。転移魔法で時計台の屋上に移動したのだ。
まだ誰も起きていないだろうと高を括り、時計台を降りて庭に出ると、執事のドッグウッドさんが気配を察知してすぐにやって来た。さすがである。
「旦那様、お帰りなさいませ」
「ドッグウッドさん、夜分にすみません。夕べ、お伝えしたとおり、みんなに気づかれる前にローズを出発させようと思いまして」
「さようでございますか。では、私はお邪魔かと思いますので、失礼致します」
いったい何に気を使ったのか、彼はそのまま屋敷の見回りに行った。そして、僕はローズと二人で倉庫に向かった。今回の旅では使わなかった鉄製自動車1号機がそこに眠っているのだ。
「このクルマはローズにあげるよ。”痛車”で申し訳ないけど」
「えっ!!」
僕の言葉にローズは驚嘆して聞き返した。彼女は目をキラキラさせ、若干、鼻息を荒くしている。
「い……いいのか?」
「僕からの餞別だ。クルマ、好きだったよな」
「好きだ!好きだが、こんな貴重な物!さすがに……」
「素材は全て特注品だけど、お金さえあれば、いくらでも造れるんだ。気にすることはないよ。これに乗れば、シュラーヴァスティーまですぐに行けるだろうし、息子さんを安全に連れて帰ることができるだろ?」
「君ってヤツは……本当にいつも太っ腹で……」
薄暗いのでよく見えないが、感激しているローズは、まるで涙ぐんでいるようにも見えた。そして、感極まった様子で僕にハンター流の挨拶をした。左手だけを相手の背中に添える簡易ハグである。
「ありがたく使わせてもらうよ」
「ああ。無事故で帰ってきてくれ」
「本当に君は……最高の男だ。出会った時からずっとそうだった」
「ちょっ、ちょっと……ローズ……強いよ」
心の底から感激しているのか、ローズはやたらと力強く締め付けてくる。ついには両手を僕の背中に回し、ギュッとしてきた。これでは本気のハグではないか。
以前もそうだったが、身長が僕よりわずかに高い彼女と抱き合うと、嫁さんとのハグとは違った新鮮さでドギマギしてしまう。
首から脚まで見事に重なり合い、屈強なくせに意外と柔らかい彼女の素肌の感触が全身に伝わってくる。何とも言えない甘い匂いが僕の鼻腔をくすぐり、目の前が真っ白になった。
しかも今は、薄暗い倉庫で二人きりなのだ。これは本当にヤバい。僕は体中が沸騰しそうなほど熱くなってしまい、戸惑いながらも必死に彼女を説得した。
「ローズ!ローズ!!苦しいって!」
ハッとした彼女が慌てて僕から離れた。
「すっ!すまない!!こ、これは……アレだ。えっと……とにかくクルマをもらえるのが嬉しくてな!」
顔を真っ赤にしたように見えるローズが、照れを隠すように言った。
まったく。クルマ好きなのは知っていたが、ここまで喜んでくれるとは。かわいいところがあるじゃないか。
それにしても本当に危なかった。モデルのようなローズにあんなことをされたら、一瞬、理性がぶっとんでしまいそうになった。普段、男っぽい言動をしているだけに、時折見せるギャップは破壊力抜群だ。いつも慕ってくれるシャクヤやベタベタしてくる嫁さんとは違い、ローズには全く次元の異なる魅力がある。
今気づいたことだが、もしも彼女からガチで迫られたら、力で敵わないことも相まって、僕は自分の情欲と本能に負けてしまうかもしれない。
ローズのような女性が僕のことを好きになるなど、天地がひっくり返ってもありえないだろうが、ふと、そんなことを考えてしまった。
その後、クルマを起動し、倉庫から出した。
使用人たちに見つかる前に出発させなければならない。ローズは運転席の窓を開け、申し訳なさそうに僕に言った。
「では行ってくる。シャクヤ嬢の件を手伝えないのは心苦しいんだが、レンとユリカがいれば、あたしの出る幕はないだろう」
「そんなことはないけど、安心してくれ。必ず助け出し、『魔王教団』の実態も掴んでやるよ」
「ああ」
「それと、僕の目的の中には、『勇者召喚の儀』を実行したはずの各地の精霊神殿への訪問がある。だから、帝国の件が済んだら、次は共和国の『アカデミー』に行くつもりなんだ。なんなら、それまで故郷でゆっくりしてくれてもいいぞ」
「いや、のんびりしてるのは性に合わないから、すぐに戻ってくるさ」
そう言って、ローズは旅立った。ベナレスの街を徐行した後、街道を快適にドライブしていった。
僕は転移魔法で王女の屋敷に戻った。
ちなみに嫁さんからは死んだ目で「蓮くんからローズさんの匂いがする」と言われ、必死に弁明した。一瞬、殺されるかと思った。
朝食後、帝国への出発準備をしていると、桜澤撫子さんから連絡があった。
第二王子ヘンビットが『アカデミー』に戻ることになったため、同行してきた彼女たち女学生も一緒に帰国するそうだ。
『てことだから、私たちも今日、出発するのよ。今までありがとう、白金くん』
「そうか。『幻影の魔王』については、手がかりが掴めなくてごめん」
『ううん。今は王都にいないってことがわかっただけでも大収穫だよ。私も諦めずにまた探してみるね』
「帝国から戻ったら、是非とも『アカデミー』に寄らせてもらうよ」
『いいわね!その時は、私が案内してあげる!こっちでのお礼!』
「ありがとう。じゃ、またね」
『うん!またねぇーー!』
とても明るい声で別れを告げた元同級生に、僕は嬉しくなった。リアルの若い頃、こんな感じで学生時代を過ごせていたら、どれだけ楽しかったことだろう、と心から思った。
しかし、やはり桜澤さんの思惑は、僕とは少し違うところを向いているらしい。彼女はこの時、宮殿内の巨大噴水のヘリに腰掛けていた。僕との通話を終了した後、深々とため息をついた。
「ふぅーー、それにしても、早めに手を打っといてよかったぁ……。王都全域を一斉にレーダーで検索するとか。白金くんのやること、マジでチートすぎ。危うくアレの正体がバレちゃうとこだったわ」
そして、彼女は頭を抱える。
「……っていうかマジ何なの?あんな人いたら勝ち目ないじゃん。こんな世界で情報ツールを駆使されたら無敵じゃん」
そうしてガックリとうな垂れるのだが、しばらくすると、満足そうに微笑して顔を上げる。
「……ま、でもいっか。さすがは白金くん。あなたはやっぱり私の運命の人よ」
彼女は宝珠を一つ、噴水の池の中に落とし、その場を去った。
それからしばらくすると、巡回中の一人の兵士がやって来る。その兵士は、何の迷いもなく池の中に手を伸ばし、宝珠を拾い上げた。その宝珠に記述されている文字を読む。
『彼に知らせて。私は帝国に行く』
その兵士の首には黒い十字架が、鎧の中に隠すように掛けられていた。
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