第168話 魔王幼女ぼたん
みんな!おっはようっ!
わたしの名前は、しろがねぼたん!
どこにでもいる普通の幼稚園児よ!
なのにある日、ニワトリみたいな妖精ガッルスに出会ったら、”魔法少女”になっちゃった!!
え?違う?魔法じゃなくて魔王ですって!?
世界の平和はキミの持つ王の力にかかってるんだ!
……って、いきなり言われてもわかんないよう!
でもでも!変な人たちが次々と襲ってくるの!
こうなったら、やってやるわ!
悪いヤツは全員、わたしの前にひれ伏しなさい!!
新番組、『魔王幼女ぼたん』!
観てくれないと、クビにしちゃうわよ!
――
――――
――――――という夢を見た。
これが夢だったという事実に気づいた時、自分の脳ミソのあまりのバカらしさに絶望感を抱いた。
それもこれも前日に嫁さんが、ふざけた変身願望を語ってくれたせいだ。そうだ。きっとそうだ。僕は悪くない。
だが、どうやら他にも原因はあったようだ。
僕がベッドで寝ている上に元気よく乗っかり、はしゃいでいる幼女がいたからだ。
「パパ!パーーパ!おきて!」
我が娘、牡丹である。
彼女と共に暮らし、一緒に寝るようになって以来、僕は朝をゆっくり過ごすことができなくなった。朝早く起床した牡丹から遊んでくれとせがまれてしまうからだ。この悩みは、きっと同じように子どもを育てている人からはご同情いただけよう。
しかし、愛らしく懐いてくる娘の笑顔を見れば、疲れもまた吹き飛ぶものだ。
僕は苦笑と微笑を交えつつ、牡丹に言った。
「うん……わかった。わかったよ。起きるから待ってて」
ベッドから起き上がり、着替えようとすると、待ちきれない様子の牡丹は、一人で何かを始めた。
「パパ!みてて!みてて!」
「ん?」
着替えながら見ていると、牡丹は何かのメロディを口ずさみながら、リズミカルに体を動かした。
「ダッダッダーー♪ダッダッダーー♪ダダーーダ、ダンダンダーー♪ダーーダダーー♪ダーーダダーー♪ダンダダーーン♪」
なかなかにキレがある。子どもながらにうまい。
僕は思わず感心して手を叩いた。
「おおーーうまいうまい」
牡丹は、褒められてニコニコしている。
子どもというものは、どこからともなく、いろんなことを吸収してくるものだ。
この場合、おそらくは嫁さんが発生源であろうが、それにしても体を動かすことに才能を発揮するとは、本当に僕の娘なのだろうか。いや、よく考えたら、血の繋がりはないのだから、当然ではある。
しかし、それにしても、嫁さんの方にはどんどん似てきている気がする。なんなのだ、これは。最近、嫁さんと牡丹は、実の親子なのではないかと疑うくらい、そっくりなのだ。なんやかんやで牡丹は嫁さんから全てを吸収していた。
なんとなく牡丹の中に僕の要素が一切ないような気がしてきて、悔しくなる。
そこで、ふと思いついたことを提案してみた。
「牡丹、そろそろ字を覚えてもいいんじゃないか?パパが教えてあげるぞ。どうだい?」
言いながら、僕は宝珠から「あいうえお」の文字を表示させてみた。ところが、それには全く目もくれず、彼女は部屋を出て行ってしまった。
とてつもない脱力感を味わった。
この手のことに向けて子どもの興味を引きつけるのは、きっと多くの親御さんが悩んできたことだろう。そして、僕もまたフられてしまった。
それから間もなく、嫁さんが牡丹を連れて部屋に戻ってきた。
「蓮くん、朝飯できてるよ。一緒に食べよ」
「ああ、ありがとう」
嫁さんに謝意を述べつつも、僕は牡丹にリベンジするため、今度はもう一つの切り札を持ち出した。彼女のために作成しておいた専用の宝珠をプレゼントするのである。
「牡丹、パパが牡丹のために作ってあげた宝珠だよ。よかったら、つけてくれないか」
「えっ!」
それは、かつて嫁さんにプレゼントしたようにペンダントが付いたネックレスで、宝珠がアクセサリーになっているものだ。
「よかったねぇ!牡丹!パパがスマホを作ってくれたよ!」
嫁さんは、僕が作った携帯端末宝珠を”スマホ”と呼んでくれている。
牡丹も、大人が使っているのを見て、内心とても欲しいと思っていたらしく、目を輝かせて近寄ってきた。僕は娘の首にそれをかけてあげた。
ペンダントはハート型であり、とてもよく似合っている。我ながら、いい買い物をしたものだ。
「パパの!パパの!プレゼント!!」
牡丹は、踊り狂わんばかりに部屋中をピョンピョン飛び跳ねている。思いの外、娘が狂喜乱舞してくれるので、僕は本当に嬉しくなった。
「牡丹、パパにお礼を言わなくちゃ」
嫁さんに言われた牡丹は、明るい笑顔で僕に飛びついてきた。軽く跳躍して僕の胸に飛び込んでくる。
「パパ!!ありがと!」
抱きつきながらそう言ってもらえると、愛らしくて仕方がない。この幸福が永遠に続けばいいのに、と思ってしまうくらいだ。
そして、さらに牡丹自身もテンションの高まりを抑えきれないようで、僕の肩に顔をすり寄せた後、少し離れて僕の目をじっと見つめてきた。お互いに目が合ったと思った瞬間、娘は予想外の行動に出た。
チュッ
「おっ」
なんと娘からキスをされてしまった。
口にである。
これは嬉しいような照れくさいような、なんとも、こそばゆい感覚だ。将来、牡丹と結婚するかもしれない未来の旦那には申し訳ないが、僕が最初に彼女の唇をもらってしまったのだ。だが、これは父親としての特権であると思って許してほしい。
「あぁーーっ!牡丹ってば、ずっるーーい!」
途端に嫁さんが対抗意識を持ち始めた。
娘の無邪気な行いに対して大人げないものだ。
彼女は、牡丹を抱いている僕の横にくっついてきた。
「蓮くん蓮くん、私にも」
「いや、何言ってるんだよ。朝っぱらから……子どもの見てる前で……」
「子どもがいる前でも平気でやってる人いるよ。私の友達とか」
「よそんちは、よそんち。ウチはウチ」
「ええぇぇーーーー」
そんなバカな話をしている間、牡丹は僕の胸に顔をうずめて小刻みに震えていた。
様子がおかしいことに気づいた僕と嫁さんは、急に心配する。
「あれ……牡丹、どうしたんだ?」
この時、牡丹もまた、ハイテンションに身を任せて僕にキスしてしまったことを子どもながらに照れて後悔していたのだ。顔を真っ赤にして僕にギュッと抱きつきながら、自分自身の行動に困惑していた。
その嬉しさと恥ずかしさは、これまで味わったことのない奇妙な感覚を呼び覚まし、いわゆる、「穴があったら入りたい」という思いになっていた。
それでいて、至高とも言える幸福感に包まれている。この複雑な感情が爆発し、彼女の肉体にある影響を与え始めていたのだ。
パァァァッ!
なんと、牡丹の体が急に光を帯び始めた。
「えっ!ちょっ、これってまさか!」
「ぼ、牡丹の気配が、どんどん膨れ上がってるよ!」
宝珠システムで解析しても、牡丹のレベルが上昇しているのがわかる。彼女は、僕の手を離れて、空中に浮かびながら、輝く肉体を変貌させている。
「怒りとか憎しみとか、そういう感情だけじゃないんだね!」
「うん!まさか、テンション上がりすぎても変身してしまうなんて!こんな不安定なものだったとは!一度、変身したことでタガが緩んでいるってことか!」
嫁さんと僕が叫んでいる間にも、牡丹は変化を続けている。光っていてよく識別できないが、身長が伸びているようだ。それと同時に、着ている服がビリビリと破れ出した。
僕は、慌てて嫁さんに叫んだ。
「百合ちゃん!まだ替えの服はセッティングしてないんだ!すぐに持って来て!」
「大丈夫!蓮くんに言われて作っておいたから!これだよ!」
嫁さんはクローゼットから早業で大人用の服を持ってきた。急を要する事態のため、それがどんなものであるのか、よく確認できなかったが、すぐに牡丹に投げつけた。
すると、宝珠システムにあらかじめ仕込んでおいたプログラムが作動し、自動的に魔法を発動した。
そう。僕は、我が娘のため、次にこのような事態になった時を想定し、携帯端末宝珠に自動着替えプログラムを作成しておいたのだ。嫁さんから”変身魔法”と言われ、せがまれていた魔法を牡丹のために開発したのである。
万が一、彼女が再びオトナに変身してしまった時、服が破れて全裸になるなど、父親としてはもってのほかだ。娘を心配する親心として、僕はこれを完成させたのだ。
よもや、その宝珠をプレゼントすること自体が引き金になるとは予想もしなかったが、それがいきなり役立つことになった。
投げた服が切断され、牡丹の肉体の周囲を囲んでいく。代わりに、破れはじめた今までの服は、綺麗に切り分けられて、20個ほどの小さな塊に丸められ、ハート形のペンダントのフチの部分に取り付けられた。
僕の変身魔法は、光のエフェクトで彼女の裸体を隠すようにしているが、変身時に牡丹自身から光が発せられるとは知らなかったため、無くても問題なかったようだ。とはいえ、元に戻る際には肉体が光らなかったと記憶しているので、必要な機能ではあろう。
やがて牡丹の変身が完了するのと時を合わせるように、新しい服が修復され、成長した彼女の身体にピッタリと装着された。
「よかった!成功だ!」
子どもの服から大人の服へ、自動的に着替え終わったのだ。牡丹がオトナの姿に変貌しおわると、自然と光が収まり、その姿を克明に見ることができた。
だが、その格好があんまりなので、僕は絶句した。
それは、フリフリで、キラキラで、ピンクを基調としたパステルカラーで、いわゆる”魔法少女”的なイメージの衣装だったのだ。思わず僕は嫁さんに向かって叫んだ。
「本当にやってくれたな!百合ちゃん!」
「あはははは!やっばぁっ!マジかわいい!超かわいい!神かわいい!」
嫁さんは、もはや僕の苦言など聞く耳持たず、牡丹のかわいさにテンション爆上がりとなっている。かく言う僕も、本当に牡丹がかわいいので、それはそれで嬉しいのではあるが。
一方、変身しおわった当の本人は、目をキョトンとさせて茫然と立っていた。
「………………」
自分の手足を見て、様子が変わっていることに気づく。そして、次に目に入ったのが、自分の胸だった。その瞬間、牡丹はパァッと笑顔になった。
「ママ!ママ!みてみて!おっぱい!!」
胸に手を当て、そこを強調して嫁さんに迫る。
これには、嫁さんも苦笑した。
「あぁぁーー、そうだね。おっぱいだね。でも、あんまり女の子がそんなことしちゃダメだよ」
「パパ!おっぱい!おっぱい!!」
さらには僕の方にまで、豊かになった胸を見せびらかしに来た。
僕もさすがに目のやり場に困る。
「う、うん……牡丹、あまりその顔で、おっぱいおっぱい連呼しない方がいいぞ」
「パパ!」
牡丹が再び僕に抱きつこうとする。
ところが、非常に嬉しいことであるにも関わらず、僕はここで少ない反射神経を最大限に発揮し、彼女の攻撃を避けなければならなかった。
2本の角が長く伸びきっているため、首を捻って回避しないと顔に刺さりそうだったのだ。
「ぼ、牡丹!待ってくれ!その角、しまってくれないと!」
「え?」
僕は姿見のところまで牡丹を連れて行き、彼女に今の自分の姿を見せた。
「わぁぁぁ…………」
オトナに変身した自分の姿を初めて鏡で確認した牡丹は、不思議そうに、また嬉しそうに見つめている。
夢中になって鏡とにらめっこしているしているため、お尻を振り振りしていた。そして、しばらく眺めた後、グッと力を入れるように小さく叫んだ。
「ふんっ!」
なんと、長く伸びきった角が、額の中に引っ込んで収まってしまったのだ。
「いやいやいやいやいや!どういう理屈だよ!頭のどこに入ったんだ!」
「角そのものを小さくできるのかもね」
ツッコミを入れる僕と、解説する嫁さん。
危険な代物を片づけられた牡丹は、気を良くして、また僕に迫ってきた。
「パパ!だーーいすき!」
そのまま牡丹は、僕に腕組みしてきた。いきなり17歳くらいの姿に成長して、こんなことをされると父親としても妙に緊張する。しかも、スタイル抜群の体に着ている衣装が特殊なため、妙に扇情的に見えてしまうのだ。
「百合ちゃん……次はちゃんとした服にしてよ。これ、ちょっとエロいよ。他の人には見せられない」
「うん。ごめん。私も今、思った。てか、この牡丹が蓮くんに抱きつくと、軽く嫉妬しそうになる」
「娘を相手に何言ってんだよ……」
と、ここまでなら、夫婦と娘の問題として片付いたはずだった。同室に住んでいるガッルスは、ニワトリ姿のまま目をパチクリさせて一部始終を見ているが、特段、問題視されるようなことはない。
ところが、牡丹のレベルは今、61に上昇している。この気配の高まりを感知してしまう人物が、この屋敷には何人も住んでいるのだ。
「レン!ユリカ!何なんだ今のは!とてつもない気配がいきなり現れたぞ!!」
緊急事態だと思ったローズが、ノックもせずに扉を開けた。そこには当然ながら、魔法少女的な格好のオトナ牡丹に抱きつかれた僕がいた。
その瞬間、死んだような目になり、さらにゴミを見るような表情で僕を睨みつけるローズ。
もしもし?話を聞いてよ”女剣侠”さん?お願いだから早まらないでね?
ローズの後ろからは、シャクヤとダチュラも入ってきた。シャクヤは、牡丹のオトナ姿を知っているため、すぐに察してくれた。
「まぁ!ボタン様!またそのお姿になってしまわれたのでございますね!」
「えっ!あ、そうか!私もあの時、この子見たわ!この子がオトナになったボタンちゃんだったのね!」
ダチュラも一度遭遇しているので、その記憶と牡丹のことが繋がったようだ。
また、ストリクス、ルプス、フェーリス、カエノフィディアも異変に気づき、次々と駆けつけた。なんやかんやで『八部衆』全員が集い、臨時会議になってしまった。
「いやぁ……すまないな、レン。さっきは思わず、君のことをゴミのように見てしまった。そうか、この子が変身したボタンだったんだな!」
勘違いを正されたローズは、途端に機嫌が良くなって僕の背中を気さくに叩いた。
さらに魔族たちもそれぞれに歓喜の声を上げる。
「すごいミャ!ボタン様は、やっぱり歴代最強ミャ!」
「ガウアウオア!オオオウガ!(オレ、絶対に勝てる気がしないです!)」
「ホウホウホウ!ボタン様から溢れ出てくるこのお力!大魔王様に匹敵する強大な波動を感じますぞ!!ご尊父、ご母堂、ご息女の立派なご成長、誠におめでとうございます!」
「いやいや……これは、一時的にこうなってるだけだから……」
ストリクスの賛辞に僕がツッコむ傍ら、カエノフィディアは別のことに感慨深そうだ。
「アタクシはよくわかりませんが……ボタン様がとてもお美しいので、見惚れてしまいます」
「ワタシもそう思います。強さはよく理解できませんが、ボタン様はオトナになるとこんなにお綺麗なんですね」
ガッルスも相槌を打つ。
そんな牡丹は、今もご機嫌な様子で僕にしがみついていた。
「ありがとう。娘が褒められるのは嬉しいんだけど……中身が4歳のまま、体だけこんなことになるんだよ。しかも急にだ。困惑する親の気持ち、わかってもらえるかな?」
「そうでございますね……これがコントロールできないというのは、今後の私生活にも支障をきたしますね」
シャクヤが同情してくれる横で、ダチュラが考えを述べた。
「よくわかんないけど、前は気持ちが落ち着いたら、元に戻ったんでしょ?今回の変身は、レンのプレゼントがきっかけなんだとしたら、とりあえず飽きるまで待つしかないんじゃないの?」
「まぁ、そうなんだけどね……前回は2、30分くらい掛かったかな……今度はどれくらい掛かるんだろうか……」
途方に暮れる僕に、牡丹は無邪気な声で今の気持ちを伝えてきた。
「パパ、パパ」
「どうした?牡丹?」
「おなか、すいた」
「ああ、そうだったな。朝飯これからだったんだ。とはいえ、この姿を使用人たちに見せるわけにもいかない。食事はここまで運んでもらうことにしようか」
ところが、僕の提案に不満を感じた我が子は、急に口を尖らせた。
「や!みんなと、たべる!」
「牡丹、ダメだよ。我慢しなさい」
「や!みんなに、あいたい!しょくどうで、たべるの!!」
どうやら牡丹は、屋敷の使用人にまで、今の自分の姿を見てもらいたいと念願しているようである。しかし、その願いを聞き入れるわけにはいかない。嫁さんがフォローしつつ、牡丹の隣に来た。
「牡丹、いい子だから、今日はお部屋で過ごそうね。ママもパパも一緒にいてあげるから」
「ごはん、たべたら、あそびにいく」
「ダメだよ。今日はお家の中ね。そんな姿見たら、スタンプたちもビックリしちゃうから」
「や!おそと!おそとに、いきたいの!」
「もう!ダメったらダメ!」
次第にワガママが激しくなってくる牡丹。
その様子を見ていたフェーリスが、急にハッとして叫んだ。
「いけないミャ!ボタン様は、朝にお腹を空かせると、すごくご機嫌ナナメになってしまうミャ!」
「「えっ!」」
驚きの情報に戸惑う僕と嫁さん。
今までも同じようなことがあったらしく、魔族たちは一様に恐れおののく表情をしている。すると、本当に牡丹は超重力場を発生させた。
ズッウゥゥゥン!!
牡丹以外の全てのメンバーが、強力な重力で動けなくなる。嫁さんには、特に個別に強い重力が込められていた。そして、不機嫌な牡丹は、掃き出し窓からテラスを通って部屋を出て行った。
「あっ!牡丹!待ちなさいっ!!」
なんという早業であろうか。世界最強の嫁さんがいるにも関わらず、牡丹は家を飛び出してしまったのだ。
オトナの姿のままで。
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