第116話 商売トラブル

僕、白金蓮は、”女剣侠”ローズにスパイを頼んだ。


騎士団とハンターとの作戦会議に重大情報を持って乗り込ませ、彼女に強力な発言権を獲得させることに成功した。


魔王討伐連合軍は、魔王の恐ろしさを理解することになり、栗森牡丹に手を出す人物をベイローレルとローズだけに限定させることもできた。


そして、彼らの作戦上、ローズは重要な人物となり、今後、彼らが掴む情報は、全て彼女に入ることになるだろう。


ここまでは全て計画どおりである。


ローズとの通信を終えた僕は、『プラチナ商会』店舗の事務室で、胸を撫で下ろした。


「ふぅ……ここまで、うまく事が運ぶとは思わなかったな。全部、僕の思惑どおりだよ」


「はいはい、お疲れ様」


と言って、機嫌よくお茶を出してくれる嫁さん。


「それにしても電話のたびに緊張するなんて、あいつにも、かわいいところがあるんだな」


僕が笑顔で呟くと、嫁さんの顔が微妙に曇った。


「ふーーん……」


会議の盗聴とローズへの指示で緊張していた僕は、一息つけた安心感で、それに気づくことができず、悠々とローズを褒め称える。


「男性優位のこの世界で、あれだけ堂々と話をして、信頼も勝ち取るローズは、大したもんだよ」


「きっと今までの実績もあるんだろうね」


「いや、ほんと。百合ちゃんには、絶対に任せられない仕事だった」


調子に乗って、つい軽口を叩いてしまった。

ところが、この一言が嫁さんの地雷を踏んだ。

急に目が死んだようになり、沈んだ声で非難する嫁さん。


「……蓮くん、なんで私と比較すんの?」


「え……」


「な・ん・で、いちいち、いちいち、ローズさんと私を比べんのかなぁ?」


「い、いや……そんなつもりで言ったんじゃ……」


「言ってんじゃん!!」


「…………」


最近、すごく思うことがある。

嫁さんが怖くなった。


昔は、たとえ喧嘩しても、最後はお互いに笑って済ませられる程度だったのだが、ここ最近は、本気で怒られることが多くなった。それもこれも、この世界に来てから、僕が他の女性と縁する機会が増えたからではないか、と思われる。


ここで、彼女の心の中を僕なりに解説してみたい。


ウチの嫁さんは、僕にとって、それはそれは素晴らしい”できた嫁さん”である。しかし、”できる女”ではない。彼女には、病気のために就職経験すら無かったからだ。だから、その点を突かれることは、出会った頃から地雷であった。


今、その地雷を、独り立ちする女性の代表のようなローズと比較することで踏んでしまった。ローズとのことでは、以前も嫉妬深く怒らせてしまったこともあるので、さらなる追い打ちとなる。つまり僕は、二重に地雷を踏んでしまったのだ。


「ごめん!本当にごめん!今のはナシ!忘れてくれ!」


「どうせ、私よりローズさんの方がいいんでしょ!美人だもんね!背ぇ高いもんね!私より、ほんのちょっぴり、おっぱい大きいもんね!」


「いや、待て待て……百合ちゃんの方が、かわいいって……」


「今、言われても説得力ないもん!」


「じゃあ、いつ言えばいいんだよ……」


「いつも言ってくれなきゃ、信じられませんんーーっ!」


だんだん面倒臭くなってきた。

こうなると嫁さんの言動は子どもと大して変わらない。

そこで僕は、伝家の宝刀を持ち出すことにした。


「……あのね、百合ちゃん、栗森牡丹を救うのが僕たちの最優先なんでしょ。こんなことで喧嘩してたら、あの子に笑われるよ」


これは、今の嫁さんに対して、最大の切り札である。

案の定、嫁さんは苦々しい顔つきになって、黙り込んだ。


「…………ズルいよ。蓮くん。それ言われたら、一人で怒ってる私が完全に悪者じゃん……」


「とにかく、ローズはローズ。百合ちゃんは百合ちゃん。わかるでしょ?」


「むぅーー」


口を尖らせ、不満全開で引き下がる嫁さん。

すると、そのタイミングで事件が起きた。


ガッシャアァァァン!!!


「えっ!今の何!?」


店舗の方から、ガラスが割れる音がした。

それにビックリする嫁さんと僕。


すぐに二人で駆けつけてみると、店舗の正面の窓ガラスが割られ、石が投げ込まれていた。そして、店の番をしていたカメリアが、オロオロしている。


「カメリアちゃん!大丈夫?怪我は無い?」


真っ先にカメリアの心配をする嫁さん。

当の本人は、怪我は無いようだが、狼狽えるばかりである。


「も、も、も、申し訳ありません!奥様!わたすが店にいながら、このようなことになってしまいまして!」


「いいのよ、全然。怪我は無いのね?何があったの?」


「男の人が、外からこちらを覗いているのが見えていたのですが、その方が突然、石を投げてきまして」


それを聞いた僕と嫁さんは、すぐに外に出た。

しかし、怪しい人物は見当たらない。


「百合ちゃん、敵意には敏感だって言ってたよね。何か感じなかった?」


嫁さんに尋ねると、彼女は申し訳なさそうに言った。


「ごめん……蓮くんと喧嘩してて、全然気づかなかった」


「…………はぁ……」


僕は、あからさまに表情を曇らせ、呆れた声を出した。


「あぁっ!何その”こいつ使えねぇなぁ”って顔は!ひどいよ!」


「……いや、真面目に言うと、百合ちゃんが気づかなかったということは、おそらく誰かに危害を加えるつもりはなかった、ということだよね?」


「そう!そういうこと!」


「とはいえ、悪質なイタズラだ。これで3回目。日中にやられたのは、初めてになるな」


「うん……」


実は、僕たちの商売そのものは順調だったのだが、ここ最近、トラブルが続いていた。夜中のうちに店舗の窓ガラスが割られていたのだ。それが過去に2回あり、今回は白昼堂々と行われた。


「目撃者がいないか、聞いてみるか」


僕たちは、その後、周辺の聞き込み調査を行った。しかし、ちょうど人通りの途切れた瞬間を狙ったようで、大通りであるにも関わらず、目撃者は一人もいなかった。


「とんでもねぇヤツがいるもんですね!俺たちが、とっ捕まえて、半殺しにしてやりましょうか!」


夕食時、全員にその話をすると、エルムが鼻息を荒くして叫んだ。

僕は、苦笑してそれを制す。


「コラコラ、そうやって、なんでも暴力で解決しようとするんじゃない」


「ですが、犯人は捕まえないといけませんぜ!」


「うん。そうだな……」


僕は少し考え込んだ。

この問題は、予想外のこととも言えるし、想定内のこととも言える。


商業都市ベナレスの社交界で鮮烈なデビューを果たし、瞬く間に急成長した『プラチナ商会』は、誰かの恨みを買っても不思議ではない存在だった。いつかは、こういうことが起こる予感はしていたのだ。


また、自分の店に石が投げ込まれるなど、現代社会の日常生活で遭遇すれば、夜も眠れないほど思い悩む事件だ。しかし、無実の罪で国から追われたり、一文無しになったり、命懸けの戦いを経験したりしてきた僕たち夫婦は、これくらいのことでは、へこたれなくなっていた。


それよりも問題なのは、栗森牡丹を救うことに全力を注ぎたいと思っている今の僕たちにとって、これはどうでもいいサブイベントなのである。


「こんなことに時間を奪われるなんて心外だけど、百合ちゃんは、どう思う?」


嫁さんに意見を求めると、彼女の答えは明確だった。


「今日は、子どもが達が帰った後だったから良かったけど、あの子たちがいる時に何かあったらって考えると心配」


「なるほど」


「それに牡丹ちゃんを助け出した後、安心して連れて帰れる家にしたいな」


「そうだね。じゃ、決まりだ」


僕たちは、犯人を捜索することにした。


翌日。まずは、『プラチナ商会』に恨みを持つ人物から特定することにし、商業組合の代表、ゼルコバさんに相談してみた。


「うーーむ…………考えられるのは、『プラチナ商会』の登場で、顧客を奪われたところですな。ロウソク、灯油、ランプ。これらを扱う店は、どこも”商売あがったり”でしょう」


「この街に、そういう人たちは、どれくらいいらっしゃいますか?」


「それこそ数えきれない程、たくさんありますな。生活必需品でしたから」


「そうですか……」


「こうしたトラブルの解決にはハンターをお雇いなさるのが一番でしょうが……ふぁっふぁっふぁ!レン殿は、その道のプロでしたな」


「まったく……そのとおりです。参りましたよ」


豪快に笑い飛ばすゼルコバさんに対し、僕は苦笑せざるを得ない。こんな事件は日本なら警察案件だが、この世界のこの街では、自衛の手段は、自ら作り出さねばならないのだ。そして、そのために雇うべきハンターとは、他ならぬ僕たち自身だった。


「おじいちゃん、そういうロウソクとかを売ってる大きなとこって、どこ?」


嫁さんは相変わらず馴れ馴れしい態度でゼルコバさんに質問する。そういう嫁さんを彼もまた気に入っており、近所のおじいさんのように接していた。


「ふむ。それなら、『キャンドル商会』じゃのう。確かに、今、あそこは閑古鳥が鳴いておるじゃろう」


「百合ちゃん、そこが怪しいと思うの?」


「ううん。私たちのせいで商売がうまくいかなくなったのなら、可哀想なことしたなって思って」


何か考えがあるのかと思えば、嫁さんは、ただ相手の商会を心配しただけだった。


「そっか……とはいえ、そこから恨みを買っていてもおかしくない。……いや、おそらく恨まれてるだろうね。一応、調べてみよう」


「それでしたら、娘のクレオメを頼るといいでしょう。アレは、『キャンドル商会』と親しくやっていましたから」



ゼルコバさんからアドバイスをもらった僕たちは、我が商会の相談役になってもらっているクレオメおばさんにお願いし、一緒に『キャンドル商会』を訪問した。



「急にごめんなさいね。是非とも挨拶したいって言う御仁がいたんで、連れてきたのよ」


クレオメさんは、気さくに笑いながら、キャンドル商会の執事に告げた。

僕たちは、応接室に通された。

そこで、嫁さんがおかしそうに笑う。


「蓮くんってば、ずいぶん大胆になったよね」


「え、何が?」


「だって、自分たちにイヤガラセしてるかもしれない相手の家に堂々と乗り込んだんだよ?普通、やらないでしょ?」


「……そう言われるとそうだね。もっと手強いヤツらにたくさん会ってきたから、感覚が麻痺してんのかもな」


今さらながらに自分の行動を少しおかしく感じ、僕も笑った。

そこに家の人が入ってきた。


「本日は、主人が外出中ですので、わたくしが代わりにご挨拶致します。『パーム』と申します」


綺麗な貴婦人だった。年の頃は30代後半くらいだろうか。キャンドル商会の代表の奥さんだという『パーム』さんにクレオメさんが早速、話を始めた。


「パームさん!突然の訪問でごめんなさいね!こちら、あの有名な『プラチナ商会』のレンさんとユリカさんだよ!あなたも会いたがってたでしょ!」


「…………!!」


僕たちの名前を聞いた途端、真顔になるパームさん。どうやら、こちらから会いに来たのが、よほど予想外だったように見受けられる。


「はじめまして。レンと申します。突然のご挨拶になりましたことをお許しください」


「妻の百合華です」


僕と嫁さんが挨拶すると、茫然としていたパームさんは、ハッとして返事をした。


「……あっ、も、申し訳ありません。巷で噂のお二人が、まさか当家にお越しになるとは露ほども思っておりませんでしたので、ビックリしてしまいました。ご活躍目覚ましい”商賢者”様と”閃光御前”様にお会いできて、わたくし、光栄でございますわ」


笑顔が若干、引きつっているように見える。必死に動揺を隠しているような話しぶりだ。これでは、怪しむな、と言う方が無理だろう。


さて、奥さんが出てくるとは考えていなかったため、どんな話をしようか悩んでいると、先に嫁さんが話を始めた。


「パームさん、ウチの商会のせいで困ったことがあるんじゃない?もしそうなら申し訳ないから、私たち、何でも協力させてもらいたいの」


ウソだろ。ストレートすぎる。

誰が大胆なんだ。君が一番、大胆じゃないか。


唖然とする僕は、パームさんを見た。

彼女は、これにどんな反応を見せるのだろうか。

そう思っていると、パームさんは微笑を浮かべて返した。


「いいえ。そのようなことはございませんわよ。ユリカさん。お気持ちだけ、ありがたく頂戴させていただきますわ」


「……そう?」


嫁さんは少し不満そうだった。そこからは、当たり障りない会話が続いた。終始ニコニコ話すパームさんだったが、10分ほどすると、こう言った。


「それでは、次の予定もありますので、本日は、ここまででよろしいでしょうか」


「ええ。突然のご挨拶で失礼致しました。今度は、是非ともご主人のいらっしゃる時にお伺いさせてください」


僕はそう言って、キャンドル商会を辞去した。


「それじゃあ、またね。もしも、あそこと面倒事になるなら、おばちゃん、仲介でも何でも入って、助けてあげるから、いつでも言ってね」


「ええ。今日はありがとうございました」


そう言ってくれたクレオメさんに礼を言い、別れた後、僕は嫁さんと話し合った。


「どう思う?百合ちゃん?」


「だいぶ無理してたね。パームさん。私たちと顔を合わせるのもイヤって感じが、ビンビン伝わってきたよ」


「よくそれで、あんなにニコニコ話ができたね……二人とも」


「それが、女というものです」


「怖いなぁ……」


「あとね、ここの商会の人たちの会話を拾っちゃったんだけど、やっぱりロウソクと油の売り上げが、今までの半分になっちゃったんだって」


「半分か……それは恨まれて当然だな……」


その後、耳のいい嫁さんの能力や、商売によって培った人脈を使い、情報を収集した。


どうやら、街全体としてのロウソク、灯油、ランプの売り上げは、小売店単位では、そこまで変動がないらしい。


僕たちが販売している『照明宝珠』は、貴族や有力商人を相手にした高級品であるため、庶民の手にはまだ行き届いていない。ゆえに、そういった人々を顧客とした店には、ほとんど影響が無かったのだ。


『キャンドル商会』は、そうした店に卸売りをしているが、この部分については損害が無い。しかし、大商会であるため、貴族のような大口顧客をたくさん持っていた。それらが、全て『照明宝珠』に飛びついてしまったため、ロウソクと灯油の売り上げが激減したのである。


つまり、僕たち『プラチナ商会』に対し、この街で恨みを抱いている商会は只一つ。『キャンドル商会』だったのだ。


そして、もう一つわかった。僕がゼルコバさんの屋敷のパーティーに招待され、プレゼンテーションを行った日、僕に対して敵意むき出しで質問してきた人物がいた。


それが『キャンドル商会』の代表、『レイプシード』だったのである。思い返せば、黒い髭を蓄え、眉の濃い、強面の顔から来るギロリと光った視線は、殺意とも取れる厳しいものだった。




ガシャアアンッ!!!


僕たちが訪問した、その日の晩、自邸に帰宅した『レイプシード』は、手にしていたグラスを落として叫んだ。


「プ、プラチナ商会の代表が!この家に来ただとぉ!!それで、何もせずに帰したというのか!!パーム!!!」


「も……申し訳ありません!あなた!」


「くそっ……!!!」


苛立つレイプシード。

夫から叱責され、委縮するパーム。




そんな二人のことなど、まだ知らない僕だったが、同じ晩に再び事件が起きた。


ピピピピピッ


僕の宝珠システムがアラームを鳴らした。

就寝中だった僕と嫁さんは、真夜中に起こされた。


「んんんーー、ずいぶん早かったね。昨日の今日だよ」


眠い目をこすり、面倒臭そうに起き上がる嫁さん。


「仕方がないね。行こう。セキュリティシステムなんて、存在しない世界だ。きっと犯人もビックリしているだろう」


僕も起きて、夫婦で店舗に向かった。


犯人を手っ取り早く捕まえるため、僕は店舗にセキュリティシステムを構築しておいたのだ。宝珠に監視カメラ機能を搭載し、店に何らかの攻撃を加えたものに対して、自動迎撃するのである。


今頃、犯人は、スタンガン程度の電気ショックを受け、さらに圧縮空気による壁で四方を塞がれ、身動きが取れない状態になっていることだろう。


店舗の前に行くと、案の定、一人の男がうずくまっていた。遠くからレベルを測定するが、レベル7だった。ほとんど素人。見習いハンターレベルの一般人である。これなら、僕一人でも全く問題ないではないか。


「おい、今までやってきたのも全部、お前か?どこの差し金だ?」


相手が弱いことに安心し、圧縮空気を解除して質問するが、電撃が強すぎたのか、犯人は体を震わせたままビクビクしている。


全身を黒いローブで覆っているため、顔も判別することができない。その犯人は、僕が来たのを見て、逃げるように這い出した。


「コラ!逃げようったって、そうはいかないぞ!」


僕は、犯人が頭に被っているフードを掴み、引っ張った。


「きゃっ!」


その小さな悲鳴を聞いて驚いた。

犯人は女性だったのだ。

まさか、この展開は……


嫌な予感がしつつも、振り返った犯人の顔を確認する。


「……だ……誰だ、君は?」


一瞬、パームさんだったら、どうしようと思ったのだが、そんなことは無かった。


本当に全く知らない女の子。髪はボサボサで、少し痩せこけ、顔立ちは整っているが、スミだか何だかで黒く汚れている、みすぼらしい女の子だった。


「百合ちゃん、この子……誰だか知ってる?」


「ううん。全然、知らないよ」


予想外の犯人で、どうしたらいいか迷う僕。


男だと思われたのは、男性の服を着ていたからなのだ。しかも、かなりボロボロである。


仮にどこかの商会が、僕たちへのイヤガラセをこの子に頼んだとしても、いくらなんでも格好が貧しすぎる。これは、誰かから報酬をもらっている類の犯人ではない。


見つけたら、少しくらい、とっちめてやろうかと思っていた僕だったが、その気が失せてしまった。茫然と女の子を眺めていると、その子は、脅えた表情でこちらを見つつ、次第に目が虚ろになってきた。


ぐぎゅぅぅぅぅぅっっ!!!


空腹の音を高らかに鳴らし、女の子は気を失った。


「「えええぇぇぇぇぇぇ!!」」


呆れて叫ぶ嫁さんと僕。

そばにいた僕は、反射的に彼女の肩を持って、支えてあげた。

そして、夫婦そろって、途方に暮れた。

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