強欲と狂気

人は理性と知性を兼ね備えた神秘的な生き物ではない。私たちは、獣だ。



気持ちの悪い覚醒と共に、朝の訪れを感じさせる匂いが鼻の奥をつんと通り抜ける感じがした。

朝だとわかるのは、独房の天井近くに僅かに空気口があるからだ。とはいえ、そこから差し込む光は小さく、この空間全てを明るく照らすようなものじゃない。天から差し込む後光のように、一筋の光線が降り注いでいるだけだ。

空気口から入ってくるのは光だけじゃない。晩秋の冷えた風が、独房の中を駆け巡らせている。まともな服を着ていれば、少し肌寒い程度で済むだろうが、今着せられているのは、ぼろ布のような麻の服一枚だけだ。素足は真っ赤に腫れあがり、手はかじかんでいて感覚が薄れていた。吐く息はほの白く、覚醒により動き出した体は、熱を発せようと周期的に震えていた。

服の丈は馬鹿らしいくらい短く、良くて肌着か、あるいは本当にぼろを纏っているといったほうがいいだろう。水着のように、体に張り付いているわけでもないため、素肌を晒しているも同然。両腕が天井から鎖でつるされているので、隠すこともできやしない。人としての尊厳を否定するものだ。しかし、奴隷とはそういうものなのだと、ハルは知ることになった。

グレイモアで起きたことは、考えてみれば起こるべくして起きたことだったのだ。街中に白髪の君を探す張り紙が出回っていることに気づくまでそう時間はかからなかった。そして、それを認めた時、自分を見る周りの人間の視線の意図も計り知れたのだ。だからこそ、すぐにでも仲間たちのもとへ戻ろうとした。ソーラには事情を話すこともなく、買い物の途中で彼女の手を無理やり引っ張って小走りに戻ろうとした。できるだけ一目を避けようと、考えてしまった。それが仇となったのだ。

裏路地のような狭い道で、後ろを来るソーラがついてきていないことに気づいて、一本前の曲がり角まで戻った時には、すでに遅かったのだ。ソーラは後ろ手で縛れて、喉元に小さな針のような得物を当てられていた。数人の男に囲まれて、抵抗することもなく彼らの言いなりになるしかなかった。

連れていかれた工場のような場所で、言われるがままに身に纏うものを脱がされた。自らの手で姿態をさらすことになっても、抵抗はできなかった。ソーラは目の前で、涙目のまま口をふさがれ首筋に針を突き付けられているのだから。渡されたぼろを纏い、両手に枷を嵌められ、首輪とそれにつながる鎖をつけられた。

「さぁ、次は君の番だ。」

喉元に針を当てている、ソーラの背後の男がそう言った。

ソーラの目が恐怖に染まったものに変わり、小さく首を横に振った。

「おねぇさんが恥ずかしいのを頑張って耐えたのに、君はできないというのかい?」

針がわずかに震え、ソーラの喉にその先端を差し込んだ。それを見たハルは、とっさに飛び出していた。飛び出した、といっても、首に繋がれた鎖をすぐさま引っ張られ、何も出来はしなかったのだが、それでも必死にソーラに手を伸ばそうとして、足を前へ出そうとしていた。たとえ、ぼろの隙間から、自らの恥部が覗かれようと、首に食い込む輪っかが息を詰まらせようと、それでも少しでもソーラに近づこうとして、必死に足を踏み出した。

「その子に手を出すな。」

搾りだした言葉は、自分でも驚くくらい震えていて、初めて自分も怯えていることを認識させられた。なのに、それとは裏腹に心の中では彼女が助かることだけを望んでいるのが不思議でならなかった。

「素晴らしい友情だね。だが残念なことにこの子もうちの商品になる。君ほどじゃないが、若い娘はどれも高く売れるからな。」

「その子はぁ!」

膝を着かされ、頭を押さえられても、声を張り上げた。思いのほか大きな声が飛び出し、辺りが静寂に包まれた。

「その子はファルニール商会の娘よ。」

「・・・」

一種の賭けでもあった。それを知られる危険性を重々承知していた。けれどもしかしたらと思い、それにかけるしかなかった。それしかソーラを、今の彼女のまま助ける方法はなかった。

結果的に、ハルの賭けはいい方向へ転んだのだろう。ソーラは猿轡こそされているものの、四肢の自由があり、羞恥にさいなまれることなく、ハルとは別の荷車に乗せられた。彼女を利用価値ありの存在と認識させれば、下手なことはできはしない。もちろんすべてうまくいったわけではない。荷車に乗せられる前に、ハルもソーラも手の甲に小刀で気味の悪い文様を刻まれてしまった。ハルは三日月のような半円の模様で、ソーラのは卍型の太陽のような模様だった。当然出血もしたし、それの手当てなどさせてはくれなかった。涙流しながら、悲鳴一つ上げなかった彼女の心情を思うと、ハルは唇から血が出るほど噛んで、やりきれない思いに苛まれた。

運ばれている最中のことはあまり覚えていない。荷車に乗せられる前に、おかしな薬を飲まされ意識が朦朧としていたのだ。気づいた時には、すでに独房に繋がれていて、そしてここでも、人間の醜さを味わうこととなった。

僅かな光しかないこの独房では、さらけ出された自分の姿態を認識することはできなかった。けれど、体中の鈍痛が、奴隷商らにされたことを嫌でも思い知らしめてくる。拷問と呼ぶべきか、あるいは彼らにとっては遊びにしかならないのかもしれない。人の体で、どこまで人は羞恥や痛みに耐えられるのかを、面白半分で実験しているようだった。むろん彼らにとっては日常的に行っていることなのだろう。ハルにとっては、体を弄ばれているのと同じだった。

ただ一つ、奴隷商らはハルから何かを聞きだそうとしていた。当然ハルも、自分が餌であることを理解していたから、なぜそんなことを問われるかはわかっていた。けれど、決して自分が王族であることなど認めなかった。ある意味、その問答をしていたおかげで自分を失わずにいられたのかもしれない。だが、理性を失わずに済んだだけで、人として多くのものを奪われたのは確かだった。

酷い状況だった。そんな中で静かな独房が心地よいと思えるのは、自分の頭がどうかしてしまったとしか思えなかった。腕は痛いし、体中びりびりと痺れる様な感覚もあり、立っているだけで辛い体勢だった。それでも、少なくともあの男たちと一緒にこの部屋で過ごした時間よりはましだった。男の匂いと女であるハルには理解できない彼らの興奮は、思い出すだけで吐き気を催すほどだった。そんな時間に比べたら、体が痛くて寒いくらい大したことはないと思えた。。

幸いなことに、彼らは純血を奪おうとはしてこなかった。男たちは、舐めるように胸や腰回り、下腹部に手を伸ばしてきたが、そうやって好き勝手触ってくる割には、自分らの欲求を満たそうとはしてこなかった。ハルがどれだけ奇声や吐息を漏らそうと、行為に及ばなかったのだ。彼らの言う商品の、その価値にかかわることなのだろうかと考えたけれど、いっそのこと何もかも滅茶苦茶にされてしまったほうが、気が楽になっただろうに。

死の恐怖とはまた違った感覚だった。彼らが、自分を商品と呼ぶ以上、殺されることはないとわかっているのに、それとは異なる恐怖がのしかかっていた。性的な暴行もそうだが、何をされるかわからない、今後どんなことをされるのか、という疑心的な恐怖は、心を擦り減らしていった。

せめて、せめてソーラが自由になるまでは、強い気持ちを持ち続けようと思った。あの子が、無事にキャラバンに戻るまで、例え取引によっての返還であっても、生きて帰そうと。それだけが自分の役目だと思った。

自分が助かりたいという思いが無いわけではない。だが、今回の一連の事件は全てハルに原因があるのだ。いつかアストレアの王族つながりのある者たちが、自分を連れ戻しに来るのではないかということを考えないはずがない。ハルは、お尋ね者も同然なのだ。そのことを忘れていたわけではないはずなのに、偶然かあるいは初めから狙われていたのか。どちらにしろまんまと捕まってしまった挙句、ソーラを巻き込んでしまった。そのことが、ハルにとっては自分が捕まってしまったことよりも悔しかったのだった。

(何とかしてここからでないと・・・。)

しかし、方法が思いつくはずもない。仮に何か策を編み出したとしても、両手両足は鎖でつながれている。動くことすら叶わないのだ。歯を食いしばり、力任せに鎖を引っ張ってもちぎれるはずもなく、口の中に血が滲む感触だけが、更なる虚しさを作り出すだけだ。今、どこかで怖くて震えているであろうソーラを思うと、情けなさと申し訳なさが心を押しつぶしていく。少しは強くなったと思っていた。それは自分自身のことだけで、誰かを守れる強さではなかったのだ。



夜明けから体感数時間程度経つと、もう顔を見るのも嫌な男たちがやってくる。ただ、その日はいつもと違って、餌を持っていなかった。男は手早く独房のカギを開けると、そのまま両腕の拘束具をはずした。

「なん・・・で・・・。」

疑問もつかの間、すぐに木製の手錠を架けられた。その次に、足の鎖を外されると、手錠に繋がれている縄を引っ張られ無理やり歩かされた。

「来い。頭領がお呼びだ。」

男はそれだけ言って、容赦なく縄を引っ張った。歩く速度も速く、素足のため歩きづらく付いていくのがやっとだった。そのうち階段に差し掛かると、こちらの上る速度が間に合わず、顔からこけてしまうこともあった。いくら姿態を見られた相手だからといっても、きわどい部分を隠さずにはいられない。歩いている間、どうしても気になってしまい、うまく歩けなかった。もちろん隠す手などないのだが。

「っ、もうちょっとゆっくりっ・・・。」

「うるせぇ、とっとと歩け。」

立ち上がる間もぐいぐいと縄を引っ張るものだから、腕は擦れるし膝は切り傷がついていた。

階段を登りきると、石壁が木製のもの変わっていた。とはいえ、ハリボテに近い建物で、板の隙間からは同じような石壁が覗いていた。床板もところどころ腐りかけていて、足の裏がチクチクと何かを踏みつける感覚が気色悪かった。ずいぶん長いこと歩かされると、ようやくそれらしい立派な扉の前まできた。扉の両脇には見張りらしき男らが立っており、ハルと男たちを認めると扉の閂を外した。

部屋、というよりは大きな広間をレンガ壁をしきりにしていくつかに分けたような作りだった。中は葉巻の匂いが充満しており、慣れるまで息が詰まるような思いだった。一番奥の仕切りの空間に、男たちよりも少しばかり質のいい衣服を着たものがいた。男はつくに向かっており、せわしなく羊皮紙の束を見つめている。

「頭領。つれてきやしたぜ。」

「ご苦労。」

振り向かずに答えた男の声は、気持ち悪いくらい上から目線なものだった。

「白いの、こっちに来い。」

「・・・?」

「来い。」

二回目の言葉で、自分が呼ばれているのだろうかと思い始めた時、後ろから背中を蹴り押された。当然、ハルは仰向けに倒れるように床を滑り、結果的に頭領の男に近づいたことになるが、その距離はまだそれほど変わっていない。

「頭領が来いって言ってるんだから、さっさとお傍へよれ、家畜が!」

「こらこら、奴隷だからと言って獣(けだもの)扱いするのはよさないか。人権は無くとも、一応人だからね。」

おちょくったような口ぶりで頭領は振り返り、これでもかとうずくまっているハルを見下してきた。

「慌てることはない。ゆっくりでいいから、ここに来い。」

言葉だけ聞けば、優し気に聞こえるかもしれないが、実際は弱った女を無理やり歩かせ、這ってでも自分の足元に来させているだけだのだ。その眼は人に向けられるものではない。彼らは本当にハルを人間として見てはいないのだ。

倒れた時に口の中を切ったのか、口内に鉄臭い匂いが広がった。ふらつく足で何とか立ち上がり、よろよろと頭領の目の前まで来たが、目を合わせても彼は何も言いださなかった。それどころか、突然頬を引っ叩かれ、頭を掴んで床にたたきつけるように抑えてきた。

「主人の前でのうのうと首を上げるな。お前が跪かなければ私が話をできないではないか。」

言われるがまま膝をつき、頭を下げてようやく手を放してもらえたがそれもつかの間。今度は髪を掴まれ、無理やり顔を上げさせられた。もう何がないやらで、胸の内で今にも怒りが爆発しそうだった。こんなにも他人に対して怒り、という感情を覚えたことはないと言い切れる程の激情だった。とはいえ、何ができるわけでもないため、その代わりといっては何だが、その腹立たしい顔をこれでもかとにらみつけてやった。

「ふむ。死んでいないな。まだ仕込み終えていないな。お楽しみに力を入れすぎたのではないか?」

「そのお楽しみも中途半端にお預けじゃあこの辺が限度ですよ。アスターさん。まぁ、ガキの癖にここまで気が強いとは思いませんでしたが。」

アスターと呼ばれた頭領の男は、品定めをするようにハルの容姿をじろじろと見ていた。

「白髪など、老人だけのものだと思っていたが、本当にいるとは。ただ・・・ところどころ色が変色しているな。体も傷だらけ。こんな小汚い娘が本当に継承権をもつ王族なのか?」

「その点に関しては一貫して否定してましたよ。」

「そもそもアストレアは国王が死んで以来、後継がいなくて国力を落としていったはずだ。それが今更、しかもこんな偶像的な娘を欲しがるとは、どこまでも堕ちたか。」

見分し終えるとアスターは、ハルを放り投げるように放した。頭を軽く振ると、自身の髪の毛がはらはらと落ちるのが見えた。ハルはなおもアスターに視線を向け、この上ない怒りの感情を突き付けていた。

「どうしやすか?アスターさん。アストレアに引き渡すんですかい?」

部下の言葉にアスターはしばらく考え込んでいる様子だった。ハルからしてみれば、このまま言い様に連れていかれるのはごめんだ。アストレアにしろ別のどこかだろうと奴隷として生きていくことを望みはしない。

「わ、私は王族なんかじゃ・・・ない。私を連れてったところで、なにも・・・。」

そこまで喋って、手下の一人が蹴り倒してきた。

「勝手に喋ってんじゃねぇ。奴隷の分際で。」

倒れたところに腹と背中を交互に蹴られ、喉の奥から胃液のようなものがあふれ出てくる。

「こらお前たち。その辺にしておけ。大事な商品だぞ。」

アスターの一言で、部下たちは暴力を止めたが、すでにハルの意識は朦朧としていた。アスターは倒れたハルのすぐそばでかがみ、顔を覗き込んできた。

「白いの、お前は勇敢な娘だ。これだけ痛い目にあってもまだ目に光が灯っている。実に素晴らしいことだ。だが、残念なことにお前の力ではもうどうすることもできない。お前は弱き人なのだ。」

「弱き・・・人?」

「そうだ。力を持たぬ者のことだ。この世は全て強き人と弱き人に分けられる。前者は後者を従え、後者はただ蹂躙されるだけの存在だ。そして、残念なことに弱き人であるお前は、我々に歯向かうことすら許されない。これは世の中の必然の事柄なのだ。お前がどれだけ勇気を奮い起そうと、武器を持って虚勢を張ろうと、そんなものは力に足りえないのだよ。傭兵。」

「っ・・・。」

気づかれていた。気づかれていないことのほうが不可思議だが、いざ直接口にされるとやはりショックだった。拷問を受けていた際は、できる限り情報を与えないようにしていた。自分が武器を持って戦える人間だと知れれば、向こうは決して油断しなくなるだろうと思ったからだ。だが、口を閉ざしていても彼らにはお見通しだった様だ。

「あの茶髪の護衛か何かだったのだろう?ファルニール商会には、あの鷹の団がついている。警戒はするさ。その若さでこの状況の中、良く頭が回っているが、所詮小娘の考えることだ。お前が考えられることなど、我々が考えられないことはない。」

「・・・あの子はどこ?」

「安心しろ。大事な金づるだ。豪華な客間で大人しくしてもらっている。下手に手は出したりはしない。もちろん自由にとはいかないがな。グレイモアでは相当稼ぎを上げているようだから、身代金はどれだけ跳ね上げても問題ないだろう。」

ソーラが無事であることには安堵した。だが、彼らが悪人であることには変わりはない。アスターの言うように、自分に力が無いがゆえにその悪人に良いようにされてしまっているのことがハルには悔しくてたまらなかった。正義だとか、真善とかそんな高尚なことに芽生えたわけじゃない。自分でもわからない感情が彼らを射抜いていた。

「悪党が!」

「・・・ほんとに恐ろしいくらいだな。その赤い目といい、殺意といい。」

自然と歯軋りをしていた。歯が歯茎に食い込みもはや馴染みのある血臭が口内を満たす。それと同時に眼球に熱が籠り始めた。涙腺が緩んだとかではない。目玉に熱が集まるような感覚だった。瞳から火が噴出しそうなほど熱く滾る。目だけではない。さっきまでの体の寒気はなくなり、縛られた木枷を無理やりにでも外そうと体が震えていた。木がめきめきと悲鳴のような亀裂音を放つほど、体は激昂していたのだった。

「もう拷問は必要あるまい。他の連中と同じように地下牢へ入れておけ。」

「いいんですかい?王族への献上は?」

「差し出した上で関わったものすべてを葬り去る事すらするのが、今のアストレアのやり方だ。むしろ王族を陥れようと鳴りを潜めている上流貴族にでもくれてやるほうが、我々にとっても都合がいいだろう。」

アスターが指示を出すと、手下たちは手早くハルの手綱もとい鎖を引っ張りだした。相変わらず容赦のない速さで歩かれて、今にも転びそうだったが、速足のおかげか新たな牢獄へはすぐについた。

外に様子がわからずとも、おそらく地下であることは何となくわかった。その牢屋の入り口下りの階段だった。降りた先に鉄格子戸があり、奥にはわずかな松明のみで照らされた土壁の空間が広がっていた。

格子戸が開かれると、ハルは物のように投げ飛ばされて土壁の牢屋に入れられた。当然足を躓き地面を転がったが、すぐに受け身を取って閉じられようとする入口へ向かって突進した。もちろん閉じる前に到達は叶わなかった。突進した勢いで格子にづつきをかましてやったが、扉の反対にいる男たちはそれをあざ笑うかのように澄ました顔をしていた。

「もう諦めろ。お前みたいなガキ一人抵抗したところで俺たちにゃ届かねぇよ。せいぜい良い買い手に売られることを祈ってるんだな。」

「絶対、・・・諦めない。諦めてたまるかぁ!」

怒りと、焦りと、そして認めたくはないけれど、本当に殺意さえ抱きかねないくらい、心が荒ぶっていた。

「おー怖い怖い。」

しかし、手を縛られ、人としての尊厳を奪われ、道を閉ざされた一人の女の虚勢など、力ある大人たちには何の意味も成さないのだった。

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