第7話 カーストの始まり

「ふぁ〜」


欠伸をして起きる。

俺はウトウトしながらパジャマから制服に着替える。


キッチンに立ち、冷蔵庫から材料を取り出し朝食と弁当を作る。

生活に必要な鍋なども来た時からあった。

学園のいいところだね。


俺は簡単なものしか作れない。

朝食は冷凍焼きおにぎりを電子レンジでチンして、そのあいだに弁当にも入る卵焼きを作る。


チンが終わっても弁当の具を作ったり、詰めたりする。

ブロッコリーを間に入れたりしていた。


作り終えると今日から持っていくかばんに入れる。

そしてテーブルで朝食を食べる。


余裕を持つため、三十分前に出ることにする。


そういや羽差のところに行かないと。


ソファの上で寝転ぶ。

そうして三十五分前になった。


俺は一様かばんを持ち、一年のフロアに行く。

もう校舎へ向かっている人もチラホラ見かける。


羽差の部屋を確認して向かう。


コンコン


ノックをする。


「空いたぞ」


聞こえ、俺は羽差の部屋に入る。


「疎よく来たな、校舎についてからすることはあるか?」


玄関に入ると前に立つっており、唐突に聞かれる。


「特には」


「では残り十分前になるまでここでゲームをするぞ」


「え?」


「では、上がりたまえ」


羽差は俺の「え?」を無視して、リビングに向かう。

少し遅れて俺は靴を脱ぎ、揃えリビングに向かう。

きっと羽差は移動系のスキルを持っているんだろうな。


「来たな、ではこれをしようではないか」


カセットを見せてくる。

俺はゲームはやったことはないが対戦ゲームをすることとなった。

そうして羽差と十分前になるまで遊んだ。


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