文章力の企画からきました。
優しい話ですね、ほっこりします。
ただ、気になる点がいくつかありますね。
最初の方の文章ですが「少女は」から始まる文章が4度続いていますね、その後も村が、から続く文章が2度続いており、言い方を悪くすればしつこさがあります。
最後の展開は少し急ですね、折角なので伏線を敷いた方がいいように思います、ここは僕個人の考えですが。
あと、細かいのですが機械都市から一時間砂漠を歩いたとありますが、人の時速はせいぜい5キロです。旅人を強調するなら、もう少し遠くてもよろしいかと思われます。
「そこのは休憩所」、「休憩を休憩所をでても」→誤字か何かでしょうか?
全体として話はまとまっています、地の文も整っています。細かな所をより丁寧に書けば、いい作品になると思います。
全体的に揚げ足取りの様な細かい指摘となってしまい、申し訳ありません。参考になれば幸いです。
作者からの返信
細かい指摘ありがとうございます。
これからに生かしていきたいとおもいます!
始めまして、企画「文章力を磨こうの会◎」から参りました犬丸寛太と申します。
作品、拝読させていただきました。
企画の趣旨に則って、3点ほど指摘をさせていただきます。
① 主人公のキャラクターがぶれている
具体的には冒頭ではシリアスなイメージ、読み進めていくとコミカルなイメージといった印象を受けました。
これは一人称視点で描かれているため、冒頭の世界観を描写する際にどうしても主人公が説明口調になってしまった事が原因なのではないかと思います。
世界観の説明に限っては三人称視点で描いても良いのかなと私は思いました。
② ラストの展開が弱い
少女の行動は病に倒れる父を助けるためだったという描写ですが、
冒頭からの少女の言動に悲壮感や焦燥感が感じられず、病の描写も栄養失調からくる風邪というシンプルなもので主人公はあっさりと栄養剤で解決してしまいました。
それほどこの村の状況が逼迫しているという事がわかるのですが、やはり冒頭から中盤の少女の楽観的な言動とコミカルな展開に引っ張られ物語の“転”の部分で失速してしまった感が否めないです。
少女の言動が必要以上の暗さを感じるような描写であれば主人公があっさりと救世主となるほのぼのとしてコミカルな作品に、もしくは、主人公を悩ませ、これまでの旅で得たものを生かした機転によって解決する展開であれば英雄譚、というように物語全体が良くまとまるのではないかと思います。
③ 誤字、脱字が多い
これに関しては私も良くやらかしますので人の事は言えないです・・・。
が、自分の事は棚に上げて指摘させていただきました。
非常に厳しい意見ばかりを書いてしまいましたが、世界観が端的かつ丁寧に描写されていて、とても作品に没入しやすかったです。
ちなみに最後の歯車は銀貨を渡す旅人を少女が真似たという解釈であっているでしょうか?とてもやさしい展開だと思います。
私もよく短編を書くので是非参考にさせていただければと思います。
長くなってしまいましたが、雪見夏様の今後の活躍を切に願います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
作者からの返信
とても参考になる指摘ありがとうございます!
直していきたいと思います。