第70話:桜木彩的、小説の書き方(1)
誰の参考になるかわからないですが、2016年頃から進めたり休んだりを繰り返している書き方を、ちょっと振り返りつつ紹介できたらなって思います。
今回ここで紹介するのは、現在執筆中の下記シリーズです。
【林檎喫茶シリーズ】
【彩雲堂シリーズ】
【楽園シリーズ(仮称)】
【○○のイラスト】
この四つは、全て関連作品になるのでほぼ同時進行で進めています。
まず、作品の誕生時系列的には【楽園シリーズ(仮称)】が最初だったりします。
構想段階では、【楽園】の骨組みを作り始めている時に【彩雲堂】のアイディアが出てきたんですよ。
でも、最初はこの【彩雲堂】は本屋じゃなくて撮影スタジオだったんですよ。
洋館を丸ごと使用した撮影スタジオで、色んな仮装やコスプレを楽しむ方々に利用していただくような…そんなスタジオ。
一種の『多様性』をテーマにしていました。
ですが、ここらへんでどこのサイトだか失念してしまったのですが、童話の公募があったんです。
一応設定は決められていていわゆるお姫様系の作品でした。
※本当はあらすじみたいな概要が提示されていて、作品を募集している感じでした。
異世界転生系とか、勇気づけられるような冒険系とかに触れてこなかかった私が、なんでかこの公募は気になったんですよね。
挑戦してみようかな…と、粗削りなプロットとかを作成していました。
…個人的に気に入った内容になりそうだったのですが、期間に間に合わなかったのと残業の影響で昼夜逆転生活になりかけ…体調を崩してしまい。
ある日、とある思いつきをひらめき、爆誕したのが【林檎喫茶】と本屋の【彩雲堂】ですね。
これは、【林檎喫茶】【楽園シリーズ】のネタバレになってしまうので、せめて【林檎喫茶のお姫様】が完結したらまた書こうかなって思います。
登場人物の名前に関しては、以前エッセイでも書きましたので、まだの方はご一読していただけると幸いです。
第46話:自作小説の名前の付け方
ちょっとばかし、思う事がありまして。(2021年)/桜木 彩 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354055519043432/episodes/16816452221046501881
名前の次に私が決めたのは『テーマ曲』です。
学生時代に『MAD』という…黒寄りのグレーな動画がありまして。かなり流行ってたんですよ。
そういうのを見て育ったからか、既存の曲からストーリーを想像する…とかっていうのに馴染みがあって。
なので、キャラクターシートみたいな設定ページには、各登場人物のイメージに合う曲名を数曲書きます。
選んだ曲を通勤中等に聴いていると、シーンの『絵』が浮かんできたりするんですよ。
シーンごとに、楽曲を選ぶこともあります。
『林檎喫茶のお姫様』の『序章 始まりの終わり』なんかが良い例ですかね…。
曲名は言えませんが、数曲選びずっと聴いていましたね…。
そして、脳内キャスティングもしました。
もしかしたら、以前エッセイで書いたかもしれませんが、私は作品を書く時脳内でアニメーションではなく舞台とドラマの複合的な映像で想像をします。
舞台セットで想像をしてしまうと、流石に無理が出てしまうので、背景というか場所は実際の現実世界です。
キャスティングした利点としては、脳内で自由に演じてもらうことで、言葉のニュアンスとかを脳内再生しやすいからです。
あとは、個人的にめちゃくちゃテンション上がるから…ですね。
もちろん私の脳内で…なので自作自演であるのは間違いないんですが、ふとした時に「あ、ああぁぁあああああぁ!!!!なにそれめっちゃ良いじゃん!!」みたいな表現してくれることがあるんですよね…。
舞台って編集が出来ないからこそ生きていて…だから〇〇さんならこういうアドリブとかするんだろうな…みたいなね。
楽しく想像させていただいてます。
なんだかんだで、【林檎喫茶】【彩雲堂】【楽園】の3拠点をそれぞれ軸に作品を展開していくことに決めました。
この頃にカクヨムを知って投稿始めたかな…?
2017年位の時だったと思います。
ですが、正直どの作品から投稿するかはめちゃくちゃ悩みましたね…。
例えば、今このエッセイを書いている段階で投稿できている【林檎喫茶シリーズ】は、
林檎喫茶のお姫様 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884028098
偶像少女の鎮魂歌 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885312981
トランクケースと恋心 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885717551
の上記3作品なんですが、拠点となる【林檎喫茶】のお話(お姫様)と、そのお客さんにスポットを当てた作品(偶像少女など)があるわけで…。
こういうタイプの作品は、正直好みの問題だとは思うんですが、例えば…
※お客さん側の作品から投稿する
こちらは、読者の方もお客さん側の作品内で林檎喫茶に行くシーンが出てくる感じになるので、『林檎喫茶のお姫様』を後に読むと『あ、知ってるキャラ達集合作品ね』ってなると思うんですよね。
※林檎喫茶のお姫様から投稿する
こちらは、【林檎喫茶】での出来事を先に読む形になるので、場合によってはネタバレになってしまうのかな…とも思います。
『林檎喫茶のお姫様』では、各話ごとにスポットを当てるお客さんを決めていてまとめています。
そのため、場合によっては『林檎喫茶のお姫様』を読んでしまったせいで、『偶像少女の鎮魂歌』のラストが予測できてしまった……なんてこともあるかもしれないからです。
ナンバリング作品ではないので…気になった作品を読んでいただければそれだけで嬉しいのですが…。
ネタバレが苦手な方々にとっては難しいですよね。
配慮しきれなくて申し訳ないです。
なんてことがあって…悩んではいましたが、結局自分の書きやすさを優先して『林檎喫茶のお姫様』から投稿することにしました。
…って、気がついたらもう2000字近いんですね。
つ…続きます!
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