第46話:自作小説の名前の付け方
たまに、SNS等で自作小説の作家様達が時々、登場人物の名前の付け方について紹介してくださっている内容の投稿をみかけるので、私も自分の場合ってことでまとめてみようかなって思います。
まず、今回紹介する作品は、【林檎喫茶のお姫様】に登場する人物達をご紹介したいと思います。
作家さんそれぞれにこだわり等あると思いますので、あくまで参考程度に読んでくださると嬉しいです。
※林檎喫茶のお姫様に登場する人物名について
この作品は、現代(平成以降ぐらい)を舞台にしていますので、特殊な読み方をする名前にはしていません。
作品によっては、学生さんの虐め等に発展してしまうのをケアするために、普段使用しない名前を採用する場合が多いみたいですね。
※同じ名前だと、それが理由で虐めに発展する場合がある為。
私の作品は、“死生観”をテーマにしているので、それこそ率先してケアした方がいいと思うんですけどね…。
でも、やっぱり現実味がなくなってしまう気がして…。
一応作品ごとに名前を決める時に条件をつけているんですが、【林檎喫茶のお姫様】の場合は下記となります。
①喜怒哀楽愛憎の文字を一文字必ず使用する。
②苗字はネットで検索して実在するものを使用(地域等は無視)
…そうですね、条件はこれだけかもしれない。
あれ…私名前決める時の条件これだけだった…。
①喜怒哀楽愛憎の文字を一文字必ず使用する。
この作品では計6人の主要人物が登場します。
それぞれに一文字を使用します。
②苗字はネットで検索して実在するものを使用(地域等は無視)
苗字検索サイトを使用して実在する苗字を調べます。
例えば、『怒』で検索をかけるとたくさんの苗字が出てくるので、その中から使用したい苗字を探します。
地域について記載したのは、例えば北海道を舞台にした作品だとしたら、北海道に多い苗字を選んだりしますよね。
この作品の場合は地域については特に指定していないので、無視して選んでいます。
注意点としては、登場人物の“性格”は考慮しないこと。
私達も、生まれてくる時は将来どんな性格に育つかわからない状態で名前が決まるじゃないですか。
作品の登場人物の場合は、名前よりも先に性格が決まっている場合が多いとは思うので、『優しい性格だから』『心に闇を抱える事になるから』等の理由も、名前を決める材料にする方が多いんじゃないかなって思います。
そこが、実際の人間と作中の人間との違いですよね。
『子は親を選べない』
だからこそ、苗字はあえて既存の中から選び、名前は『こういう風に育って欲しい』みたいな思いを含めて考える様にしています。
あとは、いい感じの文章になりそうな文字列になるようにしています。
文章というのは、我々実在する人間達の名前の由来みたいなやつの事です。
作中でも書いているのですが、【林檎喫茶のお姫様】に登場する人物の数人を紹介します。
憎園虹輝の場合
“憎”という文字を使用
実喜と同じで、苗字と名前が対比みたいになっている並びにしたい
『憎しみの園で輝く虹』
虹輝の場合は、サイトで“憎”という字を使用した苗字を検索たのですが見つけることが出来なかったため、苗字と名前は両方とも私が考えました。
冬山実喜の場合
“喜”という文字を使用
『冬の野山に実る喜び』
実喜の場合は、名前の方に“喜”という字を使用しました。
理由としては、実喜と虹輝は作品の中でも特別な存在として扱いたかったため、先程書かせていただいた"決まり事”からはそれてしまいます。
まだ登場していない人物がいる状態なので、とりあえず一旦この2人だけになってしまいますが、もう少し話が進んで登場時人物も増えてきたら他の人物達や、他の作品に登場する人物達も紹介出来たらと思っています。
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